2000年代にヒットした秋ソング。秋の名曲、おすすめの人気曲
CDが飛ぶように売れた1990年代から、徐々にデジタルに移行していった2000年代。
デジタル音楽プレーヤーやケータイ、YouTubeで音楽を楽しむ人が増え始め、まさに音楽業界にとっての転換期を迎えました。
この記事では、そんな音楽の聴き方が変化し始めた2000年代にヒットした秋ソングをご紹介します。
秋のちょっぴり寂しげな雰囲気を感じさせる曲や、多くの人がケータイにダウンロードして聴いていた曲など、さまざまな曲を集めました。
あなたの青春を彩った曲とも、再会できるかもしれませんよ。
2000年代にヒットした秋ソング。秋の名曲、おすすめの人気曲(1〜10)
黄昏ロマンスポルノグラフィティ

ポルノグラフィティの16作目のシングル曲です。
2004年11月当時、日本テレビ系ドラマ『一番大切な人は誰ですか?』の主題歌として話題になりました。
秋のたそがれを思わせる美しいストリングスと温かいギターサウンドが織りなすアレンジは、肌寒くなる季節のセンチメンタルな気分にピッタリですよね。
人生の節目で本当に大切な人への思いを確かめるような歌詞と、エモーショナルな歌声が胸に響く、秋の夜長にじっくりひたりたい珠玉のバラードナンバーです。
飛べない鳥ゆず

ゆずの楽曲といえば明るく元気なイメージですが、秋の感傷的な空気に寄り添う、哀愁ただようナンバーもあるんですよね。
この楽曲は、傷つき、うまく飛べなくなってしまった鳥のような主人公が、誰かにもらった優しさを胸にもう一度歩き出そうとする姿を描いています。
ただ沈むのではなく、そこから立ち上がろうとする前向きなメッセージが、聴く人の心を温めてくれます。
2000年10月に発売された本作は、ドラマ『涙をふいて』の主題歌に起用され、同年のアルバム『トビラ』にも収録されました。
何かに挫折してしまったとき、秋の夕暮れどきに聴けば、再び前を向く力をもらえるかもしれません。
赤黄色の金木犀フジファブリック

ロックバンド、フジファブリックの通算3作目のシングル曲。
四季をテーマとした連作シングルの3作目としてリリースされた楽曲で、そのテーマどおり秋を感じさせる郷愁感が心地いいですよね。
風景とともに香りすら感じられるような叙情的な歌詞は、志村正彦さんの類まれな表現力を再確認させられるのではないでしょうか。
目まぐるしく展開するビートもエモーショナルな、2000年代を代表する秋ソングです。
月のしずくRUI

実業家や俳優としても活躍し、そのミステリアスな空気感がファンを魅了している女性シンガー柴咲コウさんの楽曲。
映画『黄泉がえり』の劇中歌および主題歌として起用され、柴咲コウさんの劇中の役柄であるRUI名義での2作目のシングルとしてリリースされました。
幻想的なアレンジと和の旋律は、まさにタイトルをイメージさせる神秘的な奥行きを感じさせてくれますよね。
月が浮かぶ秋の夜空を見上げながら聴いてほしい、ドラマチックなメロディーが心を揺さぶるナンバーです。
真っ赤な空を見ただろうかBUMP OF CHICKEN

どこか切ない雰囲気を持ちつつも、希望に満ちた楽曲です。
藤原基央さんの繊細な歌声とメロディが心に染み渡ります。
本作は2008年6月にリリースされ、アルバム『aurora arc』に収録されました。
ライブでは歌詞の一部が変更されることもあり、ファンにとっては新鮮な体験ができるのも魅力の一つ。
秋の夕暮れどきに空を見上げながら聴くと、より深く楽曲の世界観に浸れそうですね。
秋桜森山直太朗

秋の情景を繊細に描いた森山直太朗さんの楽曲です。
2002年11月にリリースされたこの曲は、初登場80位という控えめなスタートを切りましたが、9週目にして1位を獲得。
KANさんの『愛は勝つ』以来13年ぶりの快挙となりました。
日常の何気ない瞬間を捉えた歌詞と、森山さん特有の優しい歌声が、秋の切なさと温もりを見事に表現しています。
ベランダに咲いた花が風に揺れる様子を眺めながら、大切な人との絆を感じてみてはいかがでしょうか。
WILL中島美嘉

ドラマ『天体観測』の主題歌として2002年に発表されたこの曲は、中島美嘉さんの代表作として多くの人々に愛されています。
秋元康さんが紡ぐ叙情的な歌詞と、川口大輔さんが手掛けた印象的なメロディが見事に調和し、聴く人の心に深く響きます。
過去を振り返りながら未来を見つめる歌詞の世界観は、まるで人生の岐路に立つ私たちの心の機微を映し出しているかのよう。
夜空を見上げながら、これまでの道のりを思い返してみるのもいいかもしれませんね。






