【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!
80年代の邦楽は、いつまでも歌い継がれるヒット曲はもちろんシティポップの再評価の影響もあり、2020年代を過ぎた現在も老若男女に愛され続ける名曲が多く存在します。
リゾートブームやレジャーが盛んだったということもあって、華やかな冬のヒット曲も次々とリリースされましたね。
本稿では、80年代邦楽の冬のヒット曲をお届けします!
誰もが知る大ヒット曲から、シングル曲ではありませんが冬の定番曲として人気の高い隠れた名曲までをお届けします!
80年代に青春を過ごされた方であれば懐かしく、リアルタイム世代でない方にとっては新鮮に感じられると思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!(1〜10)
悲しみは雪のように浜田省吾

サビを聴くと一緒に歌いたくなる人、多いかもしれませんね。
広島県出身のシンガーソングライター、浜田省吾さんの代表曲『悲しみは雪のように』です。
1981年に14枚目のシングルとしてリリース、92年にドラマ『愛という名のもとに』の主題歌に起用された際はリメイクバージョンが発表されました。
原曲のシンプルで真っすぐなアレンジもステキなんですが、92年版の深みある、大人っぽい音像もとても魅力的。
どちらも素晴らしいことに変わりはないんですが。
人と人とのすれ違いに思いを巡らせる、切ない冬ソングです。
クリスマス・イブ山下達郎

クリスマスソングの定番曲でもある、山下達郎さんの『クリスマス・イブ』。
1983年にリリースされたこの曲は、数多くの有名女優が出演したJR東海のクリスマス・エクスプレスのCMソングとしても話題を集めました。
メロディーはクリスマス色全開のキラキラしたものであるにもかかわらず、歌詞の内容はとても切ないもの。
大好きな人とクリスマスに会えず、1人で寂しい思いをしている様子を描いています。
たとえ1人のクリスマスでも、山下達郎さんの優しい歌声があれば寂しさが軽減されそうですね。
木枯しに抱かれて小泉今日子

心に秘めた切ない思いを歌った、小泉今日子さんの『木枯らしに抱かれて』。
1986年にリリースされたこの曲は、THE ALFEEのギタリスト高見沢俊彦さんが作詞作曲したことでも有名ですよね。
リリースの翌年にはTHE ALFEEでこの曲をセルフカバーしています。
寒い季節に芽生えた恋心は、相手に伝わることなくただただ心の中で思いばかりが燃えているといった情景を描いています。
切なさと哀愁漂う楽曲は、あなたの秘めた恋心にも重なるところがあるのではないでしょうか。
恋人がサンタクロース松任谷由実

クリスマスのウキウキ気分が高まる、キャッチーな冬ソングはいかがでしょうか!
『真夏の夜の夢』や『春よ、来い』など数々のヒットソングを歌ってきたシンガー、松任谷由実さんの楽曲で、1980年にリリースされたアルバム『SURF&SNOW』に収録。
映画『私をスキーに連れてって』の挿入歌に起用されました。
タイトル通り、恋人をサンタに例えたキュートな歌詞に心がわしづかみにされます。
今年のクリスマス、大切な人と過ごすなら、この曲をぜひ一緒に来てみてください。
越冬つばめ森昌子

冬の曲といえば、演歌を忘れてはいけません。
演歌は冬のいろいろな情景を切り取った曲が多いですね。
冬の厳しさと演歌の世界がピッタリマッチするんでしょうね。
こちらの森昌子さんの『越冬つばめ』は1983年にリリースされました。
作曲は篠原義彦さんですが、こちらは円広志さんの本名です。
その年の『第34回NHK紅白歌合戦』で歌いながら涙を流した森さんの様子は語り草となっています。
大人になればなるほど、良さがわかってきそうなそんな1曲です。
12月のエイプリル・フールNEW!EPO

冬の街を彩るクリスマスの華やかさと、恋の終わりの切なさが重なる、なんとも皮肉なバラードです。
EPOさんによる楽曲で、1985年11月にシングルとしてリリースされ、アルバム『PUMP! PUMP!』に収録されています。
作詞・作曲はEPOさん本人、編曲は佐藤博さんが手がけた、AORバラードとシティ・ポップが融合した洗練されたサウンドが魅力です。
オンリー・ワンだと信じていた相手が実はそうではなかったという失恋の痛みを、あえて嘘の日を意味するタイトルに重ね合わせた歌詞表現が印象的ですね。
1993年にはセルフカバー版、1999年には全く異なるアレンジの再録版もリリースされており、長く愛され続けています。
華やかなクリスマスシーンに少し距離を感じるとき、そっと寄り添ってくれる一曲です。
すべてはこの夜にNEW!吉川晃司

1986年9月にリリースされた吉川晃司さんの9枚目のシングルは、佐野元春さんが作詞作曲を手がけた珠玉のロックナンバーです。
原曲は沢田研二さんに提供されましたが、吉川さんのバージョンはギターを主体としたミニマルなアレンジで、ロマンティックな美意識と情熱的なボーカルが融合した独自の世界観を表現しています。
オリコンチャート最高4位を記録した本作は、アイドル色からロックアーティストへと変化していく転換期を象徴する作品でもあります。
夜の静けさと切なさが漂う曲調は、クリスマスの夜にひとり過ごす時間や、大切な人との特別な聖夜にも寄り添ってくれるでしょう。






