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【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!

80年代の邦楽は、いつまでも歌い継がれるヒット曲はもちろんシティポップの再評価の影響もあり、2020年代を過ぎた現在も老若男女に愛され続ける名曲が多く存在します。

リゾートブームやレジャーが盛んだったということもあって、華やかな冬のヒット曲も次々とリリースされましたね。

本稿では、80年代邦楽の冬のヒット曲をお届けします!

誰もが知る大ヒット曲から、シングル曲ではありませんが冬の定番曲として人気の高い隠れた名曲までをお届けします!

80年代に青春を過ごされた方であれば懐かしく、リアルタイム世代でない方にとっては新鮮に感じられると思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!(51〜60)

海に降る雪太田裕美

雪が降り積もる冬の海辺を舞台に、静寂の中で突如訪れる変化を描写した本作。

太田裕美さんの透明感のある歌声が、繊細な歌詞の情感をより深く伝えています。

1980年12月にリリースされ、アルバム『十二月の旅人』に収録された楽曲です。

過ぎ去った時間の中で変わらない熱い涙や、一瞬の眩しさを感じさせる歌詞が印象的。

冬の海辺を散歩しながら聴くのがおすすめです。

静けさと動き、過去と現在、そして人々の間に存在する距離感を繊細に描き出した、心に響く冬の名曲といえるでしょう。

X’masがいっぱい工藤静香

音楽活動のみならず、俳優、タレント、宝飾デザイナー、画家など、幅広いフィールドで活躍しているシンガー、工藤静香さん。

ベストアルバム『gradation』のラストを飾る楽曲『X’masがいっぱい』は、幻想的なイントロがタイトルどおりクリスマスをイメージさせますよね。

大切な人への愛に満ちたリリックは、まさに聖夜を彩るのにピッタリなのではないでしょうか。

ポップな中に哀愁を感じさせるメロディーが印象的な、不朽のウィンターソングです。

シャイニン・オン 君が哀しいLOOK

鈴木トオルさんの繊細な高音が印象的だったこちらの曲は、ルックのデビューシングルで1985年のリリースです。

鈴木トオルさんの曲がこの曲のイメージを作っている気がしますが、もともとはピアノの千沢仁さんがメインボーカルをつとめる予定だったのが、キーが高すぎて鈴木さんが歌うことになったという経緯がありました。

チープ広石さんのサックスも印象的でしたが、彼は2014年に腎臓がんで亡くなっています。

とてもポップなイメージのバンドでしたね。

OH!!POPSTARチェッカーズ

1986年にシングルリリースされたチェッカーズの冬ソングです。

雪で水面に映し出された街のあかりがにじむという詩的な風景を歌っています。

注目は、この曲ではサックスの藤井尚之が腕を骨折していてサックスを吹かず、バッキングギターで参加しているところです。

【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!(61〜70)

冬の蝉さだまさし

1989年に発売された39枚目のシングルです。

そしてアルバム『夢ばかりみていた』に収録された楽曲でもあり、冬の厳しさを感じさせるような荒々しさも持っているように感じられます。

違う時代に生まれていたら……なんて考えてしまう日々の葛藤を叫びながらも、いつかは報われるときがくると、さだまさしの歌声から感じますね。

個人的には冬一番に聴きたくなります。

日本テレビ系年末時代劇スペシャル『奇兵隊』の主題歌にもなりました。

冬のサナトリウムあがた森魚

音楽ファンに根強い人気を持つフォークシンガーであり、映画監督であり、最近は俳優として人気ドラマに出演するなど、マルチな才能で活躍するあがた森魚の冬ソングです。

冬に療養所のベッドの上で、1人窓の外を眺めるという寂しい曲です。

細雪五木ひろし

正統派演歌の冬の曲といえばこちら。

五木ひろしさんの『細雪』です。

こちらの曲は1983年にリリースされ、五木さんのシングルとしては4位にランクインするヒット曲となりました。

はかなく消える雪と歌の主人公の女性のイメージが重なり合うような切ない曲は、寒い冬にピッタリです。

五木さんの熟練の歌唱もさすがです。

谷崎潤一郎さんの『細雪』とは無関係なのですが、その作品タイトルを思いおこさせ、印象深くなるという効果はあるかもしれませんね。