【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!
80年代の邦楽は、いつまでも歌い継がれるヒット曲はもちろんシティポップの再評価の影響もあり、2020年代を過ぎた現在も老若男女に愛され続ける名曲が多く存在します。
リゾートブームやレジャーが盛んだったということもあって、華やかな冬のヒット曲も次々とリリースされましたね。
本稿では、80年代邦楽の冬のヒット曲をお届けします!
誰もが知る大ヒット曲から、シングル曲ではありませんが冬の定番曲として人気の高い隠れた名曲までをお届けします!
80年代に青春を過ごされた方であれば懐かしく、リアルタイム世代でない方にとっては新鮮に感じられると思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!(31〜40)
北駅のソリチュード河合奈保子

アイドル歌手でありながらピアノ、ギター、マンドリン、シンセサイザーといった楽器を弾きこなし、楽曲制作までしていたシンガーソングライター、河合奈保子さん。
19thシングル曲『北駅のソリチュード』は、哀愁を感じさせるイントロやメロディーが印象的ですよね。
切ない別れを描いたリリックは、冬というセンチメンタルな季節とリンクし胸が締め付けられるのではないでしょうか。
叙情的なアンサンブルが耳に残る、冬の切なさをイメージさせるウィンターソングです。
海に降る雪太田裕美

雪が降り積もる冬の海辺を舞台に、静寂の中で突如訪れる変化を描写した本作。
太田裕美さんの透明感のある歌声が、繊細な歌詞の情感をより深く伝えています。
1980年12月にリリースされ、アルバム『十二月の旅人』に収録された楽曲です。
過ぎ去った時間の中で変わらない熱い涙や、一瞬の眩しさを感じさせる歌詞が印象的。
冬の海辺を散歩しながら聴くのがおすすめです。
静けさと動き、過去と現在、そして人々の間に存在する距離感を繊細に描き出した、心に響く冬の名曲といえるでしょう。
雪山へおいでよ大江千里

雪山で楽しいひと時を過ごす楽しげな冬ソングです。
1989年にリリースされたアルバム『redmonkey yellowfish』に手録されています。
温かそうな食べ物や風景を思わせるような歌詞と楽しげなメロディはクリスマスのBGMとしてもぴったり!
でも実は好きな人を誘う恋愛ソングなんですよね。
こんな楽しげなメロディを奏でられる人となら切ない冬も温かく過ごせそうですね!
Mad SnowKnight A – 騎士A –

深い愛と切ない葛藤を描いた冬のラブソングです。
Knight A – 騎士A -が2024年12月に発表した楽曲で、まるで雪の結晶のような恋心を投影しています。
愛が深まれば深まるほど痛みを伴う……そんな、恋愛における複雑な感情がぎゅっと詰め込まれているんです。
冬の情景が目に浮かぶサウンドアレンジも印象的。
クリスマスシーズン、冬の恋の物語を求める方にぜひ聴いてほしい1曲です。
冬のサナトリウムあがた森魚

音楽ファンに根強い人気を持つフォークシンガーであり、映画監督であり、最近は俳優として人気ドラマに出演するなど、マルチな才能で活躍するあがた森魚の冬ソングです。
冬に療養所のベッドの上で、1人窓の外を眺めるという寂しい曲です。
【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!(41〜50)
細雪五木ひろし

正統派演歌の冬の曲といえばこちら。
五木ひろしさんの『細雪』です。
こちらの曲は1983年にリリースされ、五木さんのシングルとしては4位にランクインするヒット曲となりました。
はかなく消える雪と歌の主人公の女性のイメージが重なり合うような切ない曲は、寒い冬にピッタリです。
五木さんの熟練の歌唱もさすがです。
谷崎潤一郎さんの『細雪』とは無関係なのですが、その作品タイトルを思いおこさせ、印象深くなるという効果はあるかもしれませんね。
こんな素敵な日には佐野元春

83年のアルバム「ノーダメージ」に収録されているナンバーです。
冬の街に恋人とくり出して、おしゃれなレストランで食事をして、音楽に合わせて踊るという、都会的な大人のデートを歌った冬ソングです。
当時の佐野元春は、デビュー当時のブルース・スプリングスティーンのようなアメリカ的なサウンドから、イギリス的な音楽アプローチになっていて、ジャジーでスタイリッシュなサウンドが今聴いてもとても魅力的です。