【80年代邦楽】人気のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!
クリスマスの時期に差し掛かると、たとえあまりクリスマスに興味が無かったとしても、無意識に口ずさんでしまうクリスマスソングの名曲たち。
日本の音楽史に残るヒット曲や名曲が生まれた80年代の邦楽シーンには、今もなお歌い継がれるクリスマスソングが多く存在しています。
今回の記事では、そんな80年代が生み出したクリスマスソングの名曲たちに注目、誰もが一度は耳にしたことのあるヒット曲から隠れた名曲までを集めたバラエティ豊かなラインナップでお届けします!
近年は若い音楽ファンからも熱い視線を送られている80年代歌謡曲をもっと知りたい、という方にもオススメの内容となっておりますよ。
【80年代邦楽】人気のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!(1〜10)
クリスマス・イブ山下達郎

日本のクリスマスソングの大定番として、長きにわたって愛され続けているこの曲。
実は1983年のリリース当初はヒットしませんでしたが、1988年、JR東海のCMソングに起用されたことをきっかけに人気が急上昇し、大ヒットしました。
定番のサビだけでなく、クラシック曲であるパッヘルベルのカノンをコーラスの多重録音で再現した間奏など、聴きどころの多い名曲です。
センチメンタルクリスマス浜田省吾

1981年にリリースされた浜田省吾さんのアルバム『愛の世代の前に』に収録されている『センチメンタルクリスマス』です。
ドラマの主題歌にもなったことでよく知られている『悲しみは雪のように』のカップリングとしても収録されています。
しっとりとしていてまさにセンチメンタル、クリスマスの夜に聴きたい1曲です。
Christmas Time In Blue-聖なる夜に口笛吹いて佐野元春

1985年にリリースされた佐野元春さんのクリスマスソング。
当時のセールスチャート最高7位、約13万枚の売上を記録しました。
ゆるい雰囲気でどことなく外国のような感じがします。
よくある恋人とのクリスマスを歌った曲ではなくて普遍性にあふれた1曲。
歌詞にもあるようにあらゆる人に寄りそってくれるハートフルさで、世界中が幸せになってほしいという佐野さんの願いがこめられています。
街なかに流れているとホッと心を和ませてくれそうですね。
白いクリスマスJUN SKY WALKER(S)

80年代後半、原宿ホコ天発のバンドブームに乗ってデビューし、人気バンドとなったジュンスカことJUN SKY WALKER(S)。
彼らにとって最大のヒット曲のひとつが、1989年にリリースされた『白いクリスマス』です。
彼ららしいバンドサウンドと壮大なメロディが組み合わせられた、スケールの大きい楽曲で、80年代最後のクリスマスソングと呼んでもいいかもしれません。
12番街のキャロル谷村新司

「キャロル」という言葉は日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、クリスマスイブに歌う聖歌を指します。
1985年にリリースされた谷村新司の『12番街のキャロル』も、80年代に人気のあったクリスマスソングの一つ。
別れをテーマにした切ない歌詞と悲しげなメロディが、1人で過ごすクリスマスにぴったりな曲です。
Merry Christmas Mr.Lawrence坂本龍一

1983年の映画『戦場のメリークリスマス』のメインテーマとしてあまりに有名なこの曲。
映画は知らなくてもこの曲は知っている、という方も多いのではないでしょうか?
ビートたけしさんや坂本龍一さん、デヴィッド・ボウイさんが出演したこの映画は大ヒットし、英国アカデミー賞作曲賞を受賞。
この曲は坂本龍一さんの代表曲となりました。
雪にかいたLOVE LETTER菊池桃子

大学教員としても活躍している菊池桃子さんですが、その昔「ラ・ムー」というバンドのボーカルとしても活躍していたんですよ。
そんな菊池さんの『雪にかいたLOVE LETTER』、パット・ブーンの『砂に書いたラブ・レター』のパロディーっぽくも聞こえますが、曲はまったく違った感じの仕上がりとなっています。
「片思いだけどあなたのことが好き、片思いだけど愛している」風の歌詞は独りぼっちのクリスマスの寂しさをより寂しくさせます。
菊池さんのあのウィスパーボイスにとてもマッチした楽曲です。
菊池さんの昔を知らない人にはぜひ聴いてほしい1曲です。