【80年代邦楽】人気のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!
クリスマスの時期に差し掛かると、たとえあまりクリスマスに興味が無かったとしても、無意識に口ずさんでしまうクリスマスソングの名曲たち。
日本の音楽史に残るヒット曲や名曲が生まれた80年代の邦楽シーンには、今もなお歌い継がれるクリスマスソングが多く存在しています。
今回の記事では、そんな80年代が生み出したクリスマスソングの名曲たちに注目、誰もが一度は耳にしたことのあるヒット曲から隠れた名曲までを集めたバラエティ豊かなラインナップでお届けします!
近年は若い音楽ファンからも熱い視線を送られている80年代歌謡曲をもっと知りたい、という方にもオススメの内容となっておりますよ。
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【80年代邦楽】人気のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!(21〜30)
Sonatine松本伊代

1980年代を代表するトップアイドルとして一世を風靡した松本伊代さん。
1988年にリリースされた本作は、大江千里さんが作詞作曲を手がけた切ないバラードです。
クリスマスの雑踏で偶然すれ違った過去の恋人を呼び止められないまま見送ってしまう、そんな後悔と思い出が交錯する冬の夜の物語が描かれています。
ピアノとストリングスを基調とした繊細なアレンジと、彼女の低音を効かせた成熟した歌唱が印象的で、華やかなだけではないクリスマスのもうひとつの表情を切り取った1曲。
アルバム『Private File』にも収録され、約0.5万枚の売上を記録しました。
寂しさをかかえながら街を歩くような夜に聴きたい、大人のクリスマスソングです。
すべてはこの夜に吉川晃司

1986年9月にリリースされた吉川晃司さんの9枚目のシングルは、佐野元春さんが作詞作曲を手がけた珠玉のロックナンバーです。
原曲は沢田研二さんに提供されましたが、吉川さんのバージョンはギターを主体としたミニマルなアレンジで、ロマンティックな美意識と情熱的なボーカルが融合した独自の世界観を表現しています。
オリコンチャート最高4位を記録した本作は、アイドル色からロックアーティストへと変化していく転換期を象徴する作品でもあります。
夜の静けさと切なさが漂う曲調は、クリスマスの夜にひとり過ごす時間や、大切な人との特別な聖夜にも寄り添ってくれるでしょう。
最後のHOLYNIGHT杉山清貴

1986年にリリースされた杉山清貴さんの『最後のHOLY NIGHT』です。
イントロから80年代ぽさがヒシヒシと感じられますね。
当時はたくさんのCMソングとして起用されていました。
爽やかで伸びやかなボーカルでスッと入ってくるような一曲です。
少し大人っぽい、そして悲しいラブソング、クリスマスソングです。
もう一度X’mas大江千里

大学在学中に歌手デビューし、シンガーソングライターとして80年代に大人気だった大江千里さん。
1985年にリリースされた彼の3枚目のアルバム『未成年』に収録されたクリスマスソングが、『もう一度X’mas』です。
アップテンポなロック調のメロディに乗せて、時にはケンカしながらも深い愛でつながった2人の姿が描かれています。
12番街のキャロル谷村新司

「キャロル」という言葉は日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、クリスマスイブに歌う聖歌を指します。
1985年にリリースされた谷村新司の『12番街のキャロル』も、80年代に人気のあったクリスマスソングの一つ。
別れをテーマにした切ない歌詞と悲しげなメロディが、1人で過ごすクリスマスにぴったりな曲です。
君にMerryX’mas小田和正

小田和正さんの1989年に発売された4作目のシングル曲です。
当時、小田さん自身も出演する第一生命『パスポート21』のCMソングとして起用され、クリスマスの2日間限定でオンエアされました。
暖炉のある部屋でまったり過ごしている光景も思い浮かぶような、ムードの感じられるサウンド。
すなおになれない自分がもどかしいけど気持ちが届いてほしい。
そんな切ない思いがこもっているようです。
1年に1回の特別な日にたいせつな人を思う瞬間にふと聴きたくなります。
ほこりだらけのクリスマス・ツリー伊藤銀次

1983年に発売された高橋信之さん、幸宏さん兄弟のプロデュースによるオムニバスアルバム『WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS』に収録されています。
歌も作曲もすべて、音楽プロデューサーの伊藤銀次さんが担当。
現代ではクリスマスソングと言えば鈴の音とシャッフルビートというイメージがありますが、邦楽でその皮切りとなったのがこの曲なのではないでしょうか。
寒い季節だけどどこか温かい感情に包まれる、そんなクリスマスな気分にストレートに響く曲でしょう。






