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【80年代邦楽】人気のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!

クリスマスの時期に差し掛かると、たとえあまりクリスマスに興味が無かったとしても、無意識に口ずさんでしまうクリスマスソングの名曲たち。

日本の音楽史に残るヒット曲や名曲が生まれた80年代の邦楽シーンには、今もなお歌い継がれるクリスマスソングが多く存在しています。

今回の記事では、そんな80年代が生み出したクリスマスソングの名曲たちに注目、誰もが一度は耳にしたことのあるヒット曲から隠れた名曲までを集めたバラエティ豊かなラインナップでお届けします!

近年は若い音楽ファンからも熱い視線を送られている80年代歌謡曲をもっと知りたい、という方にもオススメの内容となっておりますよ。

【80年代邦楽】人気のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!(11〜20)

Singin’ In The Snow野田幹子

1989年にリリースされた野田幹子さんの5枚目のシングルは、口笛のイントロとハーモニカが印象的なオールディーズ調のクリスマスソングです。

連絡もせずに恋人のもとへ向かう主人公の、ドキドキとわくわくが入り混じる初々しい恋心が描かれています。

JALのヨーロッパ・キャンペーンのCMソングに起用されたこの楽曲は、野田さんが初めて作詞・作曲を手がけた思い出深い作品。

ベルベット・ヴォイスと称される柔らかな歌声とシンプルなアレンジが、恋の刹那的な高揚感を透明感たっぷりに伝えています。

雪の降る街を歩きながら、新しい恋の予感に胸を躍らせたいときにぴったりの1曲ですね。

Merry Christmas Mr.Lawrence坂本龍一

Ryuichi Sakamoto – Merry Christmas, Mr. Lawrence
Merry Christmas Mr.Lawrence坂本龍一

1983年の映画『戦場のメリークリスマス』のメインテーマとしてあまりに有名なこの曲。

映画は知らなくてもこの曲は知っている、という方も多いのではないでしょうか?

ビートたけしさんや坂本龍一さん、デヴィッド・ボウイさんが出演したこの映画は大ヒットし、英国アカデミー賞作曲賞を受賞。

この曲は坂本龍一さんの代表曲となりました。

今日こそは心を着がえて永井真理子

永井真理子「今日こそは心を着がえて」
今日こそは心を着がえて永井真理子

1989年11月にリリースされたオムニバス作品『MERRY CHRISTMAS TO YOU』に収録された、永井真理子さんによる隠れた名曲です。

自ら作詞を手がけたこの楽曲では、いつも同じ電車で見かける彼への切ない恋心が繊細に描かれています。

本当は好きなのに言い出せないもどかしさと、クリスマスの日こそは心機一転して気持ちを伝えようとする主人公の決意が伝わってくるリリックは、誰もが共感できる恋のドキドキ感を呼び起こしますよね。

前田克樹さんの作曲と根岸貴幸さんの編曲による華やかなストリングスとホーンセクションが、クリスマスの高揚感を見事に演出。

温かさと切なさが同居した本作は、恋する気持ちを大切にしたいすべての方におすすめのクリスマスソングです。

雪にかいたLOVE LETTER菊池桃子

大学教員としても活躍している菊池桃子さんですが、その昔「ラ・ムー」というバンドのボーカルとしても活躍していたんですよ。

そんな菊池さんの『雪にかいたLOVE LETTER』、パット・ブーンの『砂に書いたラブ・レター』のパロディーっぽくも聞こえますが、曲はまったく違った感じの仕上がりとなっています。

「片思いだけどあなたのことが好き、片思いだけど愛している」風の歌詞は独りぼっちのクリスマスの寂しさをより寂しくさせます。

菊池さんのあのウィスパーボイスにとてもマッチした楽曲です。

菊池さんの昔を知らない人にはぜひ聴いてほしい1曲です。

恋人がサンタクロース松任谷由実

80年代に大ヒットし、長年にわたって愛される定番のクリスマスソングとなったJ-POPと言えば、この曲は絶対に外せないでしょう。

実はシングルとしては発売されておらず、1980年リリースの10thアルバム『SURF&SNOW』に収録されているのですが、映画『私をスキーに連れてって』の挿入歌として起用されたこともあり、大人気曲となりました。

多くのアーティストにカバーされ続けている名曲です。

サンタと天使が笑う夜DREAMS COME TRUE

サンタと天使が笑う夜(from DCT-TV special WINTER FANTASIA 2009 〜 DCTgarden “THE LIVE!!!”)
サンタと天使が笑う夜DREAMS COME TRUE

クリスマスシーズン近いライブでは必ずといって歌われるDREAMS COME TRUEことドリカムの鉄板の盛り上げ曲。

サビでファンのみんなが手を左右に振るアクションも見ていて爽快です。

この曲、リリースが1989年というのですから本当に長くファンに愛され続けている1曲。

「クリスマスは毎年やってくるけれど、今年のクリスマスは一生に1度のクリスマス」と理屈なしにクリスマスを祝い楽しむ歌詞は聴いていて気持ちが躍ります。

クリスマスパーティーのBGMとしてもオススメの1曲です。

【80年代邦楽】人気のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!(21〜30)

クリスマスソング唄うように中島みゆき

🎅御堂筋2022 クリスマスソングを唄うように 中島みゆき(歌暦)🎄
クリスマスソング唄うように中島みゆき

華やかなイベントとして彩られるクリスマスという1日を、切なく儚い恋心に重ねた隠れた名曲です。

中島みゆきさんが1987年にリリースしたライブアルバム『歌暦』に収録されており、今日だけ愛してほしいと願う心情が描かれています。

街が雪に覆われ、人々が優しく振る舞うクリスマスの日だけ、特別な存在として愛されたい。

暦が変われば他人に戻る一夜限りの関係を受け入れながらも、その瞬間だけは本当の恋人のように過ごしたいという切実な思いが胸に響きますね。

ギター弾き語りを中心とした静謐なアレンジが、抑制された感情の揺らぎを際立たせる仕上がりです。

大切な人への複雑な想いを抱えながら、クリスマスの夜を迎える方におすすめしたい1曲ではないでしょうか。