RAG MusicHit Song
素敵なヒットソング
search

【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!

80年代の邦楽は、いつまでも歌い継がれるヒット曲はもちろんシティポップの再評価の影響もあり、2020年代を過ぎた現在も老若男女に愛され続ける名曲が多く存在します。

リゾートブームやレジャーが盛んだったということもあって、華やかな冬のヒット曲も次々とリリースされましたね。

本稿では、80年代邦楽の冬のヒット曲をお届けします!

誰もが知る大ヒット曲から、シングル曲ではありませんが冬の定番曲として人気の高い隠れた名曲までをお届けします!

80年代に青春を過ごされた方であれば懐かしく、リアルタイム世代でない方にとっては新鮮に感じられると思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!(1〜10)

Still Love HerTM NETWORK

冬の切ない心情を描いた珠玉のラブバラードです。

過ぎ去った恋の記憶と、今も変わらぬ想いを重ねて歌い上げる宇都宮隆さんの歌声が胸に迫ります。

TM NETWORKが1988年12月に発売したアルバム『CAROL 〜A DAY IN A GIRL’S LIFE 1991〜』に収録された本作。

アニメ『シティーハンター2』のエンディングテーマにも起用され、バンド史上でもトップクラスの人気を誇り幅広い層から支持を集めました。

ロンドンの風景を思わせる歌詞や、木根尚登さんの印象的なハーモニカソロなど、随所に洗練された音作りが光ります。

冬の夜、大切な人を思い出しながら聴きたい一曲。

きっとあなたの心に寄り添ってくれるはずです。

今日こそは心を着がえて永井真理子

永井真理子「今日こそは心を着がえて」
今日こそは心を着がえて永井真理子

1989年11月にリリースされたオムニバス作品『MERRY CHRISTMAS TO YOU』に収録された、永井真理子さんによる隠れた名曲です。

自ら作詞を手がけたこの楽曲では、いつも同じ電車で見かける彼への切ない恋心が繊細に描かれています。

本当は好きなのに言い出せないもどかしさと、クリスマスの日こそは心機一転して気持ちを伝えようとする主人公の決意が伝わってくるリリックは、誰もが共感できる恋のドキドキ感を呼び起こしますよね。

前田克樹さんの作曲と根岸貴幸さんの編曲による華やかなストリングスとホーンセクションが、クリスマスの高揚感を見事に演出。

温かさと切なさが同居した本作は、恋する気持ちを大切にしたいすべての方におすすめのクリスマスソングです。

雪よ降れ雅夢

1980年代の叙情派フォークデュオとして知られる雅夢が1981年12月にリリースしたアルバム『風花』の冒頭を飾るこの楽曲は、静かに降る雪に託された切ない想いが響く冬のバラードです。

柔らかなギターの音色に乗せて、雪が舞う情景のなかで誰かを想う心の揺れが繊細に描かれています。

透明感のあるハーモニーと内省的な歌詞が織りなす世界観は、雅夢ならではの抒情性に満ちており、冬の静けさに寄りそうような温もりを感じさせてくれます。

寒い季節にひとり、過ぎ去った日々や大切な人を思い返したくなるとき、心に染みわたる1曲です。

【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!(11〜20)

白い恋人松田聖子

キュンとしてしまうかわいらしい冬の片思いを描いた、松田聖子さんの『白い恋人』。

1980年にリリースされたアルバム『North Wind』に収録されている冬の人気曲です。

思うように進展しない恋でありながらもただ切ないで終わらせるのではなく、キュートな一面がまず前面にくるのは松田聖子さんならではでしょう!

なかなか振り向いてくれなくても、思いは止められないからこのまま終わらせたくない!

そんな強い思いも感じられますね。

雪のファンタジー松田聖子

1987年11月に松本隆さんプロデュースにより制作された冬の企画盤『Snow Garden』に収録された本作。

松本隆さんが監督を務めた映画『微熱少年』の挿入歌としても起用され、雪の精や森、トナカイの馬車といった幻想的なモチーフがちりばめられた歌詞は、雪夜の静謐な情景の中で恋人の家を目指す切ない心情を描き出しています。

作詞は松本隆さん、作曲・編曲は大村雅朗さんが手がけ、ストリングスやシンセサウンドが醸し出す温かなアレンジが心に染み入りますね。

冬の夜に大切な人を想いながら聴きたい、幻想的な雰囲気が漂うウィンター・バラードです。

安奈甲斐バンド

冬の夜空を彩るクリスマスキャンドルのように、心に灯をともすラブソングが登場しました。

甲斐バンドさんによるこの楽曲は、遠く離れた愛する人への切ない想いを描いています。

寒さの中で燃え続ける愛の灯、そして再会への願いが歌詞に込められており、聴く人の心に深く響きます。

1979年6月にリリースされたこの曲は、甲斐バンドさんの代表作の一つとして長く愛され続けています。

寒い季節に聴きたくなる一曲ですが、実はシーズンを問わず多くの人々の心に寄り添う楽曲なんです。

大切な人を想う時、この曲を聴いてみてはいかがでしょうか。

きっと、あなたの中にある温かな想いが、優しく包み込まれることでしょう。

12月のエイプリル・フールEPO

冬の街を彩るクリスマスの華やかさと、恋の終わりの切なさが重なる、なんとも皮肉なバラードです。

EPOさんによる楽曲で、1985年11月にシングルとしてリリースされ、アルバム『PUMP! PUMP!』に収録されています。

作詞・作曲はEPOさん本人、編曲は佐藤博さんが手がけた、AORバラードとシティ・ポップが融合した洗練されたサウンドが魅力です。

オンリー・ワンだと信じていた相手が実はそうではなかったという失恋の痛みを、あえて嘘の日を意味するタイトルに重ね合わせた歌詞表現が印象的ですね。

1993年にはセルフカバー版、1999年には全く異なるアレンジの再録版もリリースされており、長く愛され続けています。

華やかなクリスマスシーンに少し距離を感じるとき、そっと寄り添ってくれる一曲です。