【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!
80年代の邦楽は、いつまでも歌い継がれるヒット曲はもちろんシティポップの再評価の影響もあり、2020年代を過ぎた現在も老若男女に愛され続ける名曲が多く存在します。
リゾートブームやレジャーが盛んだったということもあって、華やかな冬のヒット曲も次々とリリースされましたね。
本稿では、80年代邦楽の冬のヒット曲をお届けします!
誰もが知る大ヒット曲から、シングル曲ではありませんが冬の定番曲として人気の高い隠れた名曲までをお届けします!
80年代に青春を過ごされた方であれば懐かしく、リアルタイム世代でない方にとっては新鮮に感じられると思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【80年代邦楽】人気の冬ソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!(41〜50)
X’masがいっぱい工藤静香

音楽活動のみならず、俳優、タレント、宝飾デザイナー、画家など、幅広いフィールドで活躍しているシンガー、工藤静香さん。
ベストアルバム『gradation』のラストを飾る楽曲『X’masがいっぱい』は、幻想的なイントロがタイトルどおりクリスマスをイメージさせますよね。
大切な人への愛に満ちたリリックは、まさに聖夜を彩るのにピッタリなのではないでしょうか。
ポップな中に哀愁を感じさせるメロディーが印象的な、不朽のウィンターソングです。
大阪しぐれ都はるみ

1980年2月にリリースされた都はるみのシングルで、この年のオリコンの年間ヒットチャートで第49位を記録しました。
日本レコード大賞で最優秀歌唱賞を受賞し、大みそかのNHK紅白歌合戦で歌われるなど年末年始でさらに広く知られるようになり、翌81年の年間ヒットチャートで第6位となるなど大ヒット曲に。
冬の蝉さだまさし

1989年に発売された39枚目のシングルです。
そしてアルバム『夢ばかりみていた』に収録された楽曲でもあり、冬の厳しさを感じさせるような荒々しさも持っているように感じられます。
違う時代に生まれていたら……なんて考えてしまう日々の葛藤を叫びながらも、いつかは報われるときがくると、さだまさしの歌声から感じますね。
個人的には冬一番に聴きたくなります。
日本テレビ系年末時代劇スペシャル『奇兵隊』の主題歌にもなりました。
センチメンタルクリスマス浜田省吾

冷たい風に立ち向かう恋人たちの姿や、クリスマスの夜の情景を繊細に描き出した、浜田省吾さんの冬の名曲。
1981年11月に『愛の世代の前に』に収録された本作は、80年代を代表するクリスマスソングとして今なお多くの人々に愛され続けています。
浜田さんの温かみのある歌声と、水谷公生氏による繊細なアレンジが、冬の寒さの中にも温もりを感じさせる楽曲に仕上がっています。
独特の感性と情感豊かなメロディラインは、聴く人の心に深く響きます。
寒い冬の夜、誰かを想いながら聴きたくなる一曲。
大切な人と過ごすクリスマスの BGM にもぴったりですよ。
シャイニン・オン 君が哀しいLOOK

鈴木トオルさんの繊細な高音が印象的だったこちらの曲は、ルックのデビューシングルで1985年のリリースです。
鈴木トオルさんの曲がこの曲のイメージを作っている気がしますが、もともとはピアノの千沢仁さんがメインボーカルをつとめる予定だったのが、キーが高すぎて鈴木さんが歌うことになったという経緯がありました。
チープ広石さんのサックスも印象的でしたが、彼は2014年に腎臓がんで亡くなっています。
とてもポップなイメージのバンドでしたね。
雪中島みゆき

中島みゆき節のきいた歌謡曲の切ない所がたくさん詰まった冬ソングです。
1981年にリリースされたアルバム『臨月』に収録されています。
中島みゆきの亡くなったお父さんのことを思って作られました。
亡くなる前にやってしまったわがままを悔いる気持ちが、しんしんと降り積もる雪の中に埋もれてしまいそうな悲しい曲です。
嫌な思い出の日が最後の日にならないように生きられるといいですよね……。
雪椿小林幸子

家族のために強く生きる母親の姿を描いた、小林幸子さんの『雪椿』。
1987年にリリースされたこの曲は、年をまたいでロングセラーを記録し大ヒットしました。
タイトルの『雪椿』は、小林さんの出身地新潟県の花だそうです。
作詞した星野哲郎さんは、小林さんとお母さんとのエピソードからこの曲を作られました。
夫のため、子供のため、どんなときでも1番苦労をして働く母親の姿が目に浮かびます。
この曲に登場するような強い母親の姿を見ていれば、どんなに寒い冬もどんなにつらいときでも、頑張ろうという気持ちになれますね。