80年代にヒットした秋ソング。邦楽の名曲、人気曲
たくさんの名曲が生まれた昭和歌謡シーンですが、あなたの好きな曲はどんな曲ですか?
何十年もたった今でも、歌詞を覚えていたり、口ずさんだり……あなたの心に刻まれているすてきな曲がたくさんありますよね!
そんな中でもこの記事では、秋にピッタリな曲を80年代にヒットした人気曲の中から紹介していきますね!
当時リアルタイムで聴いていた方はもちろん、当時を知らない若い世代の方も楽しめる、心に響く名曲の数々をお楽しみください。
80年代にヒットした秋ソング。邦楽の名曲、人気曲(1〜10)
秋のIndication南野陽子

『週刊少年マガジン』系列グループが主催するミスマガジンからデビュー、『スケバン刑事~少女鉄仮面伝説~』主演とトントン拍子にスター街道を歩んだ南野陽子さん9枚目のシングル。
何を置いてもスケバン刑事の鉄仮面が話題となりましたよね。
「おまんら許さんぜよ」の土佐弁セリフをまねしてみんな遊んだものでした。
オリコンチャート1位にもなったこの曲は秋の失恋を前向きにとらえた青春の世界。
1曲の中にメジャーとマイナーが入ったおもしろい楽曲編成も聴きどころのひとつです。
B面『ひとつ前の赤い糸』もいい曲です。
機会があればぜひ!
思秋期岩崎宏美

岩崎宏美さんの歌う『思秋期』は、18歳の女の子が経験した別れを表現した楽曲です。
1977年にリリースされた彼女の11枚目のシングルで、オリコンシングルチャートで第6位にランクインしています。
作詞家の阿久悠さんによる青春時代を過ごす女の子の気持ちを表現した歌詞は素晴らしく、楽曲のレコーディング時にちょうど18歳だった岩崎さんが感情移入して歌えなくなってしまったほどです。
岩崎宏美さんの大人の魅力がたっぷり詰まった楽曲なので、ぜひ聴いてみてください!
秋桜山口百恵

この曲『秋桜』のヒットがきっかけで?「秋桜」の漢字が「コスモス」だと広く浸透するようになったような気がします。
それまで宇崎竜童さん&阿木燿子さんの最強タッグの楽曲でちょっとクールな、俗に言う「ツッパリ路線」を歩んでいた山口百恵さん。
そんな彼女がガラッと表情を変えた!と世を驚かせた楽曲でもあります。
作詞作曲はあのさだまさしさん。
楽曲完成までに2年もかかったとの逸話も残っているとか。
なんとも切ない親子の情愛がたっぷりあふれる昭和の名秋曲です!
YES YES YESオフコース

オフコースの24枚目のシングルで1982年6月リリース。
この曲調、この歌詞描写で6月リリースというのは、現代的感覚からするとなかなか衝撃的かもしれないですね?
でも、曲調、歌詞に秋というワードが出てくること、そして何より小田和正さんの透明感のあるボーカルで非常に秋ソング感が高いように感じますが、よくよく聞いてみると、とくに秋の風景を描写したような曲ではないんですよね(笑)。
雰囲気、秋ソングと言ったところでしょうか?
でも、秋の夜に聴くには最適な曲のひとつだと思いますので、ぜひお楽しみください。
Fin中森明菜

切なさと美しさを同時に感じさせる秋の名曲。
1986年9月にリリースされたこの楽曲は、男女の恋愛の終わりを描いた歌詞が特徴です。
感情を抑えたクールなボーカルと、映画のサウンドトラックのような洗練されたサウンドが魅力的。
TBS系音楽番組『ザ・ベストテン』で3週連続1位を記録するなど、大きな人気を博しました。
中森明菜さんの繊細な感情表現が光る一曲で、秋の夜長に聴きたい曲としてオススメです。
失恋の痛みを癒したい方や、大切な人との別れを乗り越えたい方に響く、心に沁みる楽曲です。