90年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲
CDが爆発的に売れた90年代は、さまざまなアーティストが後世にも残る代表曲をたくさん生み出しました。
そんな90年代を代表する邦楽ポップスの中から、この記事ではスタジオスタッフがオススメする名曲、ヒット曲を紹介します。
大ヒットドラマの主題歌、日本中の人がカラオケで歌った名曲、世代をこえて多くの人から人気を集める名曲など、さまざまな曲をピックアップしました。
日本のポップス史をぬりかえた、いつまでも色あせることのない伝説のプレイリストをぜひチェックしてくださいね!
90年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲(1〜10)
ロビンソンスピッツ

1995年4月にリリースされたスピッツの大ヒット曲!
フジテレビのバラエティ番組や、ドラマ『白線流し』の挿入歌にも起用され、多くの人の心に刻まれました。
浮遊感のあるメロディーと印象的なギターのアルペジオが特徴で、孤独や自己探求をテーマにした歌詞が魅力です。
理想郷を夢見る心情も描かれ、青春の終わりや大人への移行期の感情を表現しています。
スピッツの音楽性が見事に融合した本作は、日本レコード大賞で優秀作品賞も受賞。
今でも多くのリスナーに愛され続けている名曲です。
PRIDENEW!今井美樹

1990年代を象徴するラブバラードとして、今なお多くの人に愛され続けている今井美樹さんの代表曲です。
後にパートナーとなる布袋寅泰さんが作詞・作曲・編曲を手がけ、1996年11月に発売された12枚目のシングルで、累計約162万枚を売り上げる大ヒットを記録しました。
大切な人への愛情こそが自分自身の誇りなのだと歌う主人公の姿は、当時多くのリスナーの心を揺さぶり、時代を超えて共感を集めています。
音数を抑えた上品なアレンジと、今井さんの澄み切った歌声が織りなす世界観は、聴くたびに温かな感動に包まれます。
フジテレビ系ドラマ『ドク』の主題歌としても話題となり、ドラマの人気とともにロングヒットを続けました。
まっすぐに人を愛することの美しさを感じたいとき、ぜひ歌詞をじっくり味わいながら聴いてみてください。
負けないでZARD

ドラマ『白鳥麗子でございます』の主題歌にも起用されたこの曲は、ZARDの代表曲といっても過言ではないポップなメロディーの応援ソング。
歌詞も非常に前向きで、何かに挑戦するときに聴くと背中を押してくれる曲です。
君がいたからNEW!FIELD OF VIEW

ビーイング黄金期を支えた豪華な作家陣による、FIELD OF VIEWの記念すべきデビューシングルです。
1995年5月に発売され、累計売上が約89.8万枚という大ヒットを記録しました。
人気ドラマ『輝く季節の中で』の主題歌としてお茶の間に流れ、青春群像劇の世界観と見事にリンクしていましたよね。
悩みや不安さえも生きている証だと肯定してくれる歌詞には、聴く人の背中を優しく押してくれる温かさがあります。
坂井泉水さんのコーラスも美しく、男性ボーカルとのハーモニーが絶妙です。
Tomorrow never knowsNEW!Mr.Children

最初のイントロが流れた瞬間、90年代の空気がよみがえってくる——Mr.Childrenが1994年11月に発売した6枚目のシングルは、まさにそんな一曲です。
明日は誰にもわからないという普遍的なテーマを軸に、後悔や痛みを抱えながらも自分の心に従って進もうとする姿が描かれています。
勝ち負けではなく、自分自身と向き合い続けることの大切さを歌った歌詞は、聴く人の背中をそっと押してくれますね。
本作はフジテレビ系ドラマ『若者のすべて』の主題歌に起用され、累計約276.6万枚を売り上げる大ヒットを記録しました。
日本ゴールドディスク大賞のグランプリ・シングル賞も受賞しています。
人生の岐路に立ったとき、漠然とした不安を感じているとき、ぜひ聴いてほしい名曲です。
TRUE LOVENEW!藤井フミヤ

1993年11月、フジテレビ系月9ドラマ『あすなろ白書』の主題歌として大きな話題を呼んだ藤井フミヤさんのソロ2作目シングル。
チェッカーズ解散後、新たな表現者としての第一歩を踏み出した本作は、藤井さん自身が作詞・作曲を手がけた渾身のバラードです。
アコースティックギターを主体にした素朴なサウンドは、余計な装飾を削ぎ落としたからこそ、歌声の温もりがまっすぐ届いてきます。
去りゆく恋人への想いを静かに綴った歌詞には、若さゆえの未熟さと深い悔恨がにじみ、聴く人それぞれの記憶に寄り添うような普遍性を持っています。
累計200万枚を超えるダブルミリオンを記録し、日本ゴールドディスク大賞ベスト5シングル賞にも輝いた本作は、高校音楽教科書にも掲載されるほどの名曲として定着しました。
大切な人との思い出を振り返りたいとき、そっと再生したくなる一曲です。
シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~NEW!Mr.Children

アップテンポで軽快なロックサウンドに、桜井和寿さんが敬愛するエルヴィス・コステロさんへのオマージュが随所にちりばめられたMr.Childrenの代表曲の一つです。
恋の駆け引きやもどかしさをシーソーの揺れに重ねた歌詞は、人間の本質を突きながらもどこかコミカルで、聴いているだけで自然と元気をもらえますよね。
1995年8月に発売され、ノンタイアップながら累計売上181.2万枚という驚異的な記録を残しました。
また、本作の収益が阪神・淡路大震災の義援金として寄付されたことも知られています。





