【平成レトロ】90年代を代表する邦楽ヒット曲。おすすめのJ-POP名曲
90年代の邦楽シーンと聞いて、あなたはどんな音楽を思い浮かべますか?
ミリオンセラーが次々と生まれ、CD売上が音楽業界の黄金期を迎えたこの時代は、テレビやラジオから流れるヒット曲が街中に溢れ、誰もが同じ曲を口ずさんでいました。
ギターロックからダンスミュージック、渋谷系からビーイング系まで、多彩なジャンルが共存し、それぞれが独自の輝きを放っていた90年代。
この記事では、そんな豊かな音楽シーンを彩ったヒット曲の数々をご紹介していきますね!
当時を知る方には懐かしく、初めて聴く方には新鮮に響く楽曲ばかりですので、ぜひじっくりお楽しみください。
【平成レトロ】90年代を代表する邦楽ヒット曲。おすすめのJ-POP名曲(1〜10)
Tomorrow never knowsNEW!Mr.Children

最初のイントロが流れた瞬間、90年代の空気がよみがえってくる——Mr.Childrenが1994年11月に発売した6枚目のシングルは、まさにそんな一曲です。
明日は誰にもわからないという普遍的なテーマを軸に、後悔や痛みを抱えながらも自分の心に従って進もうとする姿が描かれています。
勝ち負けではなく、自分自身と向き合い続けることの大切さを歌った歌詞は、聴く人の背中をそっと押してくれますね。
本作はフジテレビ系ドラマ『若者のすべて』の主題歌に起用され、累計約276.6万枚を売り上げる大ヒットを記録しました。
日本ゴールドディスク大賞のグランプリ・シングル賞も受賞しています。
人生の岐路に立ったとき、漠然とした不安を感じているとき、ぜひ聴いてほしい名曲です。
LOVE PHANTOMNEW!B’z

日本のロックシーンを牽引し続け、数々のミリオンセールスを達成してきたモンスターユニット、B’z。
1995年10月に発売された18thシングルは、海外ドラマ『X-ファイル』第1シーズンのエンディングテーマとして起用されました。
約1分20秒にもおよぶオーケストラとオペラ風ボーカルが織りなす荘厳なイントロから、突如としてハードなギターリフとサビが雪崩れ込む構成は、当時のJ-POPシーンでも異色の存在感を放っていましたよね。
激しく依存した愛や自己否定、すべてを手放したいという衝動が渦巻く歌詞は、聴く者の心を強く揺さぶるドラマティックなラブソングに仕上がっています。
本作は初動約95万枚を記録し、累計186万枚を超える大ヒットとなりました。
ライブでの高所からのダイブ演出でも知られる、B’zの真骨頂を味わいたい方におすすめのロックチューンです。
TRUE LOVENEW!藤井フミヤ

1993年11月、フジテレビ系月9ドラマ『あすなろ白書』の主題歌として大きな話題を呼んだ藤井フミヤさんのソロ2作目シングル。
チェッカーズ解散後、新たな表現者としての第一歩を踏み出した本作は、藤井さん自身が作詞・作曲を手がけた渾身のバラードです。
アコースティックギターを主体にした素朴なサウンドは、余計な装飾を削ぎ落としたからこそ、歌声の温もりがまっすぐ届いてきます。
去りゆく恋人への想いを静かに綴った歌詞には、若さゆえの未熟さと深い悔恨がにじみ、聴く人それぞれの記憶に寄り添うような普遍性を持っています。
累計200万枚を超えるダブルミリオンを記録し、日本ゴールドディスク大賞ベスト5シングル賞にも輝いた本作は、高校音楽教科書にも掲載されるほどの名曲として定着しました。
大切な人との思い出を振り返りたいとき、そっと再生したくなる一曲です。
ラブ・ストーリーは突然に小田和正

オフコースを解散後、ソロとして活躍している小田和正さんが1991年にリリースした特大ヒット曲であり、河口恭吾さんや女子十二楽坊さんやBENIさんなど多くのアーティストにカバーされ続けるラブソングの名曲です。
当時の月9ドラマである「東京ラブストーリー」のテーマソングとして使用され、社会現象になりました。
イントロのギターの特徴的なフレーズは思わず口で再現したくなりますよね!
DEPARTURESglobe

96年の年間ランキングの2位は、小室哲哉さんが率いるグローブです。
このグループは、女性ボーカルが力強くそこにダンスミュージックの要素やバラードも取り組むので、売れない訳がないのです。
売上げ227万枚で、グローブを代表する曲となりました。
名もなき詩Mr.Children

96年の年間ランキングの1位となった曲です。
ミスチルは90年代にとんでもない勢いで活躍し、人気を広げて行きました。
彼らの存在無しにして邦楽のロックを語る事はできません。
売上げ枚数も230万枚を突破した名曲です。
innocent worldMr.Children

1994年、ついにミスチルが年間シングルランキングで1位を獲得しました。
それまでも人気がありましたが、年間でトップになったのは初めてだと思います。
売上げは181万枚で2位と僅差でしたが、見事に勝ち取りました。
ちなみに1994年の売上第二位は広瀬香美さんの『ロマンスの神様』ですから、いかにレベルの高い競争だったかがわかるというものでしょう。





