RAG MusicCry
素敵な泣ける歌・号泣ソング
search

90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング

90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング
最終更新:

90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング

1990年代はJ-POP史の中で最もCDが売れ、2020年代の今も愛され続けている名曲が数え切れないほど生まれた時代です。

まさにJ-POP黄金期であり、さまざまなジャンルのアーティストやバンドが次々とヒットを飛ばし、邦楽の可能性が大幅に広がったという意味でも重要な時代だと言えるでしょう。

そんなキラ星のごとく素晴らしい曲がひしめく90年代ソングの中から、今回は「泣ける曲」をテーマに記録にも記憶にも残り続ける名曲の数々を紹介します!

当時を知る方々はもちろん、最近90年代の邦楽に興味を持ったという若い音楽ファンの方々も、ぜひチェックしてみてくださいね。

90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング(1〜10)

会いたい沢田知可子

恋人との永遠の別れを歌った、1990年にリリースされた沢田知可子さんの大ヒット曲。

ぼかすことなく直接的に「死」を表現した歌詞は、あらためて聴くと衝撃的ですよね。

温かい思い出から始まる一番の歌詞と、恋人を失ってからのやるせない気持ちが描かれる中盤以降のストーリーの中で、悲しい現実と向き合えずにいる主人公の心情を切々と歌い上げる沢田さんの素晴らしい歌唱も相まって、聴いているだけで涙を禁じ得ません。

恋人に限らず、肉親や友人、大事にしていたペットなども含めて、大切な存在が遠くへいってしまった経験を持ち、主人公と同じような悲しみを抱いている方であれば、誰もが共感するであろう色あせない名曲です。

最後の雨中西保志

バラエティー番組『日立 あしたP-KAN気分!』のテーマソングとして起用された、奈良県出身のシンガー・中西保志さんの2作目のシングル曲。

1992年の発表から1998年までに90万枚を売り上げたロングヒットナンバーで、現在でもさまざまなアーティストによってカバーされ続けていますよね。

切ない歌詞と感情があふれるような歌声は、恋人との別れで感じる寂しさや悲しさをイメージさせられるのではないでしょうか。

いつ聴いても思わず涙がこぼれてしまう、1990年代を代表する泣きソングです。

Hello Again ~昔からある場所~My Little Lover

My Little Lover「Hello, Again 〜昔からある場所〜」
Hello Again ~昔からある場所~My Little Lover

ミスチルなどを手がける名プロデューサーの小林武史さん、ボーカリストのakkoさん、ギタリストの藤井謙二さんのトリオ編成でスタートした「マイラバ」ことMy Little Lover。

90年代半ばにデビューを果たし、記憶にも記録にも残るさまざまな名曲を生み出しました。

中でも1995年にリリースされたこの『Hello, Again 〜昔からある場所〜』は、日本テレビ系ドラマ『終らない夏』の主題歌にも起用され大ヒットを記録。

90年代のヒット曲というテーマであれば、必ず挙げられる曲の筆頭でもあります。

印象深い藤井謙二さんのギターによるイントロのフレーズ、ナチュラルな声質のakkoさんが歌うせつないメロディ、シンプルながらも心に響く歌詞の素晴らしさ……聴いているだけで胸を締め付けられるような気持ちにさせられますよ。

LOVE LOVE LOVEDREAMS COME TRUE

誰かを好きになって、あまりにも強い愛情を感じて涙がこぼれそうになったことはありますか?

思わず流れた涙にはびっくりしますよね。

そんなこみ上げる愛情を最高のメロディーに乗せたこの曲。

誰しもこの曲を聴くと大切なだれかとの思い出が胸にこみあげるのではないでしょうか?

First Love宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんが音楽シーンに登場した時の衝撃は、もうこんな才能を持ったアーティストのデビューに立ち合えることはないだろうと思わせるくらいのものでした。

若干15歳でデビュー、自ら作詞作曲を手がけ、天性の歌声と本格的なR&Bの要素をあくまでJ-POPとして昇華洗練したサウンドを武器に、日本国内の歴代アルバムセールス1位を始めとする輝かしい経歴の数々は、今更説明するまでもないですよね。

そんな宇多田ヒカルさんの初期の名バラードと言えば、伝説的なデビュー・アルバムと同名の『First Love』。

10代の少女らしい素直な心情と、少し背伸びしたようなたくみな情景描写、圧倒的な歌唱力で魅せる情感たっぷりのメロディの素晴らしさは見事としか言いようがありません。

大人になってから聴くと、どこかノスタルジックな思いを感じ取れるのもまたいいですね。

抱きしめたいMr.Children

Mr.Children「抱きしめたい」Mr.Children[(an imitation) blood orange]Tour
抱きしめたいMr.Children

イントロのピアノの音色を聴いただけで、条件反射的に涙ぐんでしまう人も、とくに世代の方々であればいることでしょう。

桜井和寿さんの際立ったソングライティング・センスによる普遍的なメロディと歌詞、無駄のない的確なアンサンブルが織り成す、まさに珠玉の名バラード。

桜井さんの歌声でこんな風に歌われたら、一生この人についていこうと思わず決心してしまいそうです。

そんな時代をこえたミスチルの代表曲の1つとして愛されている楽曲ですが、実は1992年に通算2枚目のシングルとしてリリースされた時点では、あまり売れることはなかったのです。

当時のミスチルは知る人ぞ知る存在でしたから、爆発的なブレイクを果たしてからあらためて再評価された名曲という事実は、若い方なら驚かれるかもしれませんね。

PRIDE今井美樹

今井美樹さんにとって最大の大ヒット曲であり、自身の代表曲かつお気に入りの曲としても知られるのが1996年にリリースされた『PRIDE』です。

作詞作曲編曲を手がけ、後に今井美樹さんの夫となる布袋寅泰さんによるやわらかいギターの音色に導かれ、しっとりと歌い上げる今井さんの歌声は聴くだけで癒やされますし、温かな感動に包まれます。

多くのアーティストにカバーされていることからも、この曲が持つ普遍的な魅力がわかるというものです。

補足するようなことは何もないほどに完ぺきな名バラードですが、恋人への愛情こそが私の「PRIDE」だと歌う主人公の心情がたくみに描かれた歌詞をじっくり読むことで、より深い感動を味わえますよ。

続きを読む
続きを読む