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素敵な泣ける歌・号泣ソング
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90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング

1990年代はJ-POP史の中で最もCDが売れ、2020年代の今も愛され続けている名曲が数え切れないほど生まれた時代です。

まさにJ-POP黄金期であり、さまざまなジャンルのアーティストやバンドが次々とヒットを飛ばし、邦楽の可能性が大幅に広がったという意味でも重要な時代だと言えるでしょう。

そんなキラ星のごとく素晴らしい曲がひしめく90年代ソングの中から、今回は「泣ける曲」をテーマに記録にも記憶にも残り続ける名曲の数々を紹介します!

当時を知る方々はもちろん、最近90年代の邦楽に興味を持ったという若い音楽ファンの方々も、ぜひチェックしてみてくださいね。

90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング(11〜20)

森高千里

森高千里 『雨』 【セルフカヴァー】
雨森高千里

音楽活動以外にもMCや雑誌連載などマルチなフィールドで活動しているシンガーソングライター・森高千里さんの11作目のシングル曲。

キュートな歌声と切ない歌詞が絶妙なバランスで混ざり合う、ファンの間でも人気の高いバラードナンバーとして知られています。

タイトルをイメージさせる透明感やドラマチックなアレンジは、楽曲の世界観を見事に構築していますよね。

美しくも哀愁を感じさせるメロディーに思わず涙がこぼれてしまう、号泣必至のナンバーです。

サンキュ.DREAMS COME TRUE

DREAMS COME TRUE – サンキュ. (from DWL 2011 Live Ver.)
サンキュ.DREAMS COME TRUE

1995年に発生した阪神・淡路大震災を受けてのチャリティーシングルとして発表された、2人組バンド・DREAMS COME TRUEの17作目のシングル曲。

『それって日テレ?』のキャンペーンソングとしても起用された楽曲で、ジャズやフュージョンの世界で知られるパット・メセニー・グループのようなサウンドやアレンジがオシャレですよね。

失恋そのものではなく、その時に寄り添ってくれる存在への感謝をつづった歌詞は、悲しい涙ではなく温かい涙をイメージさせられるのではないでしょうか。

聴いていると自分にとってのかけがえのない存在を思い出してしまう、心と涙腺を刺激するナンバーです。

世界が終わるまではWANDS

世界が終るまでは••• / 織田哲郎&上杉昇【Animelo Summer Live 2012 -INFINITY∞- Day2】
世界が終わるまではWANDS

2019年、新たなボーカリストを迎えて再始動したことも話題となったWANDS。

90年代に多くのヒット曲を飛ばし、いわゆる「ビーイング系」のムーブメントの中心的存在として人気を集めていたことが懐かしく思い出されます。

そんなWANDSがよりハードなロック志向となって、J-POP的なラブソングとはまた違った歌詞世界を提示した名曲が、1994年にリリースされた『世界が終るまでは…』です。

大人気アニメ『SLAM DUNK』のエンディングテーマとしても起用されたこともあって、スラムダンクとセットで記憶している方も多くいますよね。

40代同士でカラオケに行けば、必ず誰かが歌う曲でもあります。

青春のきらめきとはかなさ、もう戻れないノスタルジーに包まれて、熱い涙がこぼれることでしょう。

いつかのメリークリスマスB’z

サビのメロディをなぞるオルゴールの音色が流れ出した瞬間、涙ぐんでしまう方も多いのでは?

珠玉のバラードソングを多くものにしているB’zですが、シングル曲というわけでもないこの名曲の人気や知名度は群を抜いています。

この曲の初出は、1992年にリリースされたミニ・アルバム『FRIENDS』。

後のベスト・アルバムにも高い確率で収録され、クリスマスの時期には毎年どこかで必ず流れるくらいに、邦楽を代表するスタンダードナンバーとなりました。

美しいアコギのアルペジオ、ストーリー性のある素晴らしい歌詞、抑制の効いたメロディの美しさ、どれをとっても完ぺきとしか言いようがありません。

いくつかのバージョンがあることでも知られており、それぞれの違いを楽しみながら聴いてみるのもおもしろいですよ。

悲しみは雪のように浜田省吾

悲しみは雪のように (ON THE ROAD 2011 “The Last Weekend”)
悲しみは雪のように浜田省吾

プロテスト色の強いメッセージと日本語にこだわったロックサウンドで、自身の世界観や存在感を示し続けている孤高のシンガーソングライター・浜田省吾さんの14作目のシングル曲。

テレビドラマ『愛という名のもとに』の主題歌に起用されたことから23thシングルとしても発表された楽曲で、渋い歌声と厚みのあるコーラスワークがキャッチーなナンバーです。

とくにドラマ作品を知っている方であれば、そのジェットコースターのように展開していくストーリーがオーバーラップし、涙を誘うのではないでしょうか。

もともとは1981年に発表された楽曲でありながら現在も色あせない、J-POPにおける不朽の名曲です。

君がいるだけで米米CLUB

君がいるだけで/米米CLUB(Kimi ga Irudakede [Just because you’re here.] / Kome Kome CLUB)
君がいるだけで米米CLUB

累計の売上が約289.5万枚という記録を持ち、J-POP史に残る米米CLUBの大ヒット曲かつ珠玉の名曲です。

この曲がどれだけ売れていたのかは言うに及ばず、当時を知る人であれば、この曲が主題歌だった1992年の名作ドラマ『素顔のままで』を思い出す方も多いでしょう。

「たとえば~」から始まる有名な歌い始めのサビを耳にすれば、若い方であってもなんとなく聴き覚えがあるのでは?

カールスモーキー石井こと石井竜也さんの高い歌唱力で魅せるタイムレスなメロディはもちろん、難しい言い回しを使わずに、シンプルに大切な人への感謝の思いを伝える歌詞が生み出す感動は格別なものがありますよね。

日ごろは気恥ずかしくて口にできない気持ちを、この曲に乗せて伝えてみてはいかがでしょうか。

90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング(21〜30)

ALONEB’z

B’zが世に送り出した9枚目のシングルは、孤独の中でこそ際立つ愛の尊さを歌い上げたロックバラードです。

ドラマ『ホテルウーマン』の主題歌として起用された本作は、オリコンチャートで2週連続1位を獲得し、ミリオンセラーを記録しました。

会えない人へ向けて募るばかりの思いを抱える、そんな男性の切ない思いが胸に迫ります。

ピアノやシンセを取り入れた壮大なサウンドと、泣きのギターフレーズが印象的ですよね。

大切な人への思いが募るときにあなたの心に寄り添ってくれる名曲です。