RAG MusicCry
素敵な泣ける歌・号泣ソング
search

90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング

90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング
最終更新:

1990年代はJ-POP史の中で最もCDが売れ、2020年代の今も愛され続けている名曲が数え切れないほど生まれた時代です。

まさにJ-POP黄金期であり、さまざまなジャンルのアーティストやバンドが次々とヒットを飛ばし、邦楽の可能性が大幅に広がったという意味でも重要な時代だと言えるでしょう。

そんなキラ星のごとく素晴らしい曲がひしめく90年代ソングの中から、今回は「泣ける曲」をテーマに記録にも記憶にも残り続ける名曲の数々を紹介します!

当時を知る方々はもちろん、最近90年代の邦楽に興味を持ったという若い音楽ファンの方々も、ぜひチェックしてみてくださいね。

90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング(1〜10)

あなたに会えてよかったNEW!小泉今日子

小泉今日子 – あなたに会えてよかった (Official Video)
あなたに会えてよかったNEW!小泉今日子

1991年5月に発売された小泉今日子さんの32枚目のシングルは、TBS系ドラマ『パパとなっちゃん』の主題歌として起用され、オリコンチャートで5週連続1位を獲得したミリオンセラーです。

作詞は小泉さん自身が手がけ、作曲・編曲を小林武史さんが担当しました。

別れた相手への感謝と後悔、そして再会への願いが綴られた歌詞は、一見すると恋愛ソングのように聴こえますが、実は父親への思いを込めて書かれたもの。

ドラマで父娘役を演じた田村正和さんを恋人に見立てて歌詞を綴った結果、このような仕上がりになったそうです。

第33回日本レコード大賞では作詞賞を受賞し、中森明菜さんや山崎まさよしさんなど多くのアーティストにカバーされてきました。

切なさのなかに温かみを感じるメロディーは、大切な人との別れを経験した方の心にそっと寄り添ってくれることでしょう。

しゃぼん玉NEW!長渕剛

タイアップとなった同名のテレビドラマの人気も手伝い、ミリオンセラーを獲得した長渕剛さんの24thシングル。

1991年10月に発売された本作は、オリコン週間チャート1位を記録し、累計110万枚を超えるセールスを達成しました。

叙情的なギターリフのイントロや、アコースティックギターを軸にしたフォークロック調のサウンドが、楽曲全体に哀愁を漂わせています。

ロサンゼルスでレコーディングされ、アメリカの一流セッションミュージシャンが参加したことで、スケール感のある音像に仕上がっていますね。

社会の不条理に立ち向かいながらも、何度でも夢を打ち上げようともがく姿を描いたリリックがエモーショナル。

挫折を経験しながらも前を向こうとしている方や、人生の苦さと希望を同時に噛みしめたい夜にぜひ聴いてほしいナンバーです。

会いたい沢田知可子

恋人との永遠の別れを歌った、1990年にリリースされた沢田知可子さんの大ヒット曲。

ぼかすことなく直接的に「死」を表現した歌詞は、あらためて聴くと衝撃的ですよね。

温かい思い出から始まる一番の歌詞と、恋人を失ってからのやるせない気持ちが描かれる中盤以降のストーリーの中で、悲しい現実と向き合えずにいる主人公の心情を切々と歌い上げる沢田さんの素晴らしい歌唱も相まって、聴いているだけで涙を禁じ得ません。

恋人に限らず、肉親や友人、大事にしていたペットなども含めて、大切な存在が遠くへいってしまった経験を持ち、主人公と同じような悲しみを抱いている方であれば、誰もが共感するであろう色あせない名曲です。

Hello Again ~昔からある場所~My Little Lover

My Little Lover「Hello, Again 〜昔からある場所〜」
Hello Again ~昔からある場所~My Little Lover

ミスチルなどを手がける名プロデューサーの小林武史さん、ボーカリストのakkoさん、ギタリストの藤井謙二さんのトリオ編成でスタートした「マイラバ」ことMy Little Lover。

90年代半ばにデビューを果たし、記憶にも記録にも残るさまざまな名曲を生み出しました。

中でも1995年にリリースされたこの『Hello, Again 〜昔からある場所〜』は、日本テレビ系ドラマ『終らない夏』の主題歌にも起用され大ヒットを記録。

90年代のヒット曲というテーマであれば、必ず挙げられる曲の筆頭でもあります。

印象深い藤井謙二さんのギターによるイントロのフレーズ、ナチュラルな声質のakkoさんが歌うせつないメロディ、シンプルながらも心に響く歌詞の素晴らしさ……聴いているだけで胸を締め付けられるような気持ちにさせられますよ。

最後の雨中西保志

バラエティー番組『日立 あしたP-KAN気分!』のテーマソングとして起用された、奈良県出身のシンガー・中西保志さんの2作目のシングル曲。

1992年の発表から1998年までに90万枚を売り上げたロングヒットナンバーで、現在でもさまざまなアーティストによってカバーされ続けていますよね。

切ない歌詞と感情があふれるような歌声は、恋人との別れで感じる寂しさや悲しさをイメージさせられるのではないでしょうか。

いつ聴いても思わず涙がこぼれてしまう、1990年代を代表する泣きソングです。

First Love宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんが音楽シーンに登場した時の衝撃は、もうこんな才能を持ったアーティストのデビューに立ち合えることはないだろうと思わせるくらいのものでした。

若干15歳でデビュー、自ら作詞作曲を手がけ、天性の歌声と本格的なR&Bの要素をあくまでJ-POPとして昇華洗練したサウンドを武器に、日本国内の歴代アルバムセールス1位を始めとする輝かしい経歴の数々は、今更説明するまでもないですよね。

そんな宇多田ヒカルさんの初期の名バラードと言えば、伝説的なデビュー・アルバムと同名の『First Love』。

10代の少女らしい素直な心情と、少し背伸びしたようなたくみな情景描写、圧倒的な歌唱力で魅せる情感たっぷりのメロディの素晴らしさは見事としか言いようがありません。

大人になってから聴くと、どこかノスタルジックな思いを感じ取れるのもまたいいですね。

LOVE LOVE LOVEDREAMS COME TRUE

誰かを好きになって、あまりにも強い愛情を感じて涙がこぼれそうになったことはありますか?

思わず流れた涙にはびっくりしますよね。

そんなこみ上げる愛情を最高のメロディーに乗せたこの曲。

誰しもこの曲を聴くと大切なだれかとの思い出が胸にこみあげるのではないでしょうか?