50代の女性におすすめの泣ける歌。邦楽の名曲、人気曲
音楽作品には、聴く人それぞれの思い出や思い入れがあることでしょう。
今回は、50代の女性にとって思い出深いであろうと思われる「泣ける曲」を集めてみました。
80年代〜90年代のヒット曲、当時人気だったバラード曲が中心のセレクトになっていますが、この記事を読まれる方それぞれの「あの頃」を感じて思い出していただくとともに、メロディや歌詞の一節を聞けば、懐かしい時代の空気感まで一気に蘇る…そんな音楽の力を感じていただけると幸いです。
50代の女性におすすめの泣ける歌。邦楽の名曲、人気曲(1〜10)
木蘭の涙~acoustic~スターダスト☆レビュー

音楽史に残る名バラード『木蘭の涙』を紹介します。
こちらはロックバンド、スターダストレビューの代表曲、そして「ニッカウヰスキー」のCMソングとしても知られていますよね。
そんな本作は亡くなってしまった男性をおもい、やり場のない悲しみに押しつぶされそうになる女性を描く内容です。
同じような経験をした方は、深く共感できるのではないでしょうか。
ボーカルを務める根本要さんのハスキーボイスも相まって、目頭が熱くなります。
青いエアメイル荒井由実

遠く離れた恋人への切ない想いを綴った、荒井由実さんの名曲。
ゆったりとしたメロディと情感あふれる歌詞が心に染み入り、聴く人の感情に寄り添います。
1979年にリリースされたアルバム『OLIVE』に収録された本作は、2007年にNHKでドラマ化されるなど、長く人々に愛され続けています。
季節の移り変わりや時間の経過を巧みに表現した歌詞は、遠距離恋愛の切なさや不安、そして変わらぬ愛を描き出しています。
懐かしい思い出に浸りたい時や、心に刺さる曲を求めている方にぴったり。
カラオケの定番としても人気で、歌いやすい音域も魅力的です。
悲しい色やね上田正樹

ハスキーな歌声で聴く人の心を揺さぶる、上田正樹さんの珠玉のバラード。
こちらの作品は1982年10月にリリースされ、当初は売れ行きが芳しくなかったものの、徐々に人気が高まり、翌年にはオリコンチャートで5位を記録する大ヒットとなりました。
関西弁の歌詞が生み出す独特の雰囲気と、R&Bの要素を取り入れたメロディーラインが絶妙にマッチしています。
失恋の痛みや寂しさを綴った歌詞は、聴く人の胸に深く刺さること間違いなしです。
カラオケで歌うなら、感情を込めて歌うことで、より楽曲の魅力を引き出せるでしょう。
時計をとめてカルメン・マキ

切なくも美しい恋愛感情を描いた名曲。
カルメン・マキさんの力強く表現豊かな歌声が、聴く人の心に深く響きます。
恋人たちの夢のような時間を永遠に止めたいという願いが、メロディと歌詞に込められています。
アルバム『カルメン・マキ&OZ』に収録され、10万枚以上を売り上げた大ヒット作の1曲です。
恋愛の切ない思い出や、大切な人との時間を振り返りたい時におすすめです。
きっと、あなたの心に寄り添い、懐かしい思い出を呼び覚ましてくれることでしょう。
あんたやしきたかじん

シンガソングライターや司会者などマルチな活躍で知られている、やしきたかじんさん。
今なお、多くのアーティストに影響を与えているレジェンドですよね。
そんな彼が、先妻との思い出をベースに制作したといわれているバラードソングが『あんた』です。
曲中では女性の目線から、夢を追う男性を応援するために身をひく様子を歌っていますよ。
そのあまりに切ないシチュエーションと、そこからにじみ出る深い愛情に注目してみましょう。
Mプリンセス・プリンセス

失恋の痛みを綴った名曲。
プリンセス プリンセスさんの代表作ですよね。
大ヒットした本作ですが、最初はシングルではなく、アルバム『LET’S GET CRAZY』に収録されており、そこからシングル『Diamonds』のカップリングとしてリリースされました。
実はシングルとして売り出されていないんですよね。
王道の失恋ソングですが、切なさから秋っぽさも感じるのではないでしょうか?
電話帳をめくる描写や、過ぎ去った恋への未練など、共感できる部分が多いはず。
1988年のリリース以来、多くの人の心に寄り添い続けている楽曲です。
紅い花ちあきなおみ

女優や歌手として輝かしい功績を残している、ちあきなおみさん。
彼女が過去を懐かしむ女性の心境を歌うバラードソングが『紅い花』です。
本作は彼女が夫である郷鍈治さんとの死別を経て芸能活動を休止する前にリリースした、事実上のラストシングルとしても印象深いですよね。
こうした背景を知ってから聴くと、歌声からよりいっそう深い悲しみを感じられます。
もしくは、シンプルに聴いて過去の美しい思い出を振り返るのもすてきだと思いますよ。