平成の失恋ソング。90年代から10年代の定番ソングまとめ
90年代前後から2010年代まで、平成の音楽シーンに数多くの名曲が送り出されました。
その中には失恋ソングもたくさんあって、当時からよく聴いているという方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな平成の失恋ソングを一挙に紹介してきますね。
聴けば当時の思い出がよみがえるような懐かしさがただよう選曲になりましたので、当時を知る方はぜひ懐かしみながら聴いてみてくださいね。
また当時を知らない若い世代の方はぜひ、歌詞を見ながらじっくりと聴いてみてください。
平成の失恋ソング。90年代から10年代の定番ソングまとめ(1〜10)
あなたのかけらNEW!華原朋美

華原朋美さんの20枚目のシングルとして2001年10月に発表された、心に染み入るバラードナンバーです。
活動休止からの復帰後、初のバラード作品ということもあり、その表現力には深みが増していますよね。
歌詞で描かれるのは、失った愛しい人の面影を胸に抱きしめ、切なさの中でも前を向こうとする祈りにも似た心情ではないでしょうか。
華原さんの透き通るような歌声が、その繊細な感情をよりいっそう引き立てます。
本作は、NHK金曜時代劇『五瓣の椿』のエンディングテーマとして起用され、アルバム『Love Again』にも収録されました。
大切な思い出と静かに向き合いたい夜に聴くと、そっと心を包み込んでくれるような優しさがある、珠玉の1曲です。
涙の続きNEW!華原朋美

大人の失恋を歌った、心に深く染みるバラードです。
大きな失恋を経験し、その痛みを乗り越えた女性が、過去を穏やかに振り返る心情が描かれています。
ただ悲しいだけではなく、思い出を笑って話せるようになった強さや、相手への感謝の気持ちが伝わってきて胸を打ちますね。
本作は、華原朋美さんのデビュー10周年という節目にあたる2005年5月に発売された24枚目のシングルで、アルバム『NAKED』からの先行作品でした。
テレビ東京系のドラマ『水曜ミステリー9』のエンディングテーマにも起用されたので、聴き覚えのある人もいるかもしれません。
過去のつらい恋愛を乗り越え、前に進もうとしている人の心にそっと寄り添ってくれるでしょう。
静かな夜に1人で聴けば、つらい経験もいつかは大切な思い出に変わることを教えてくれるようです。
シングルベッドシャ乱Q

長く続いた恋人との別れを経験して、次の恋に踏み出せずにいる心情を描いた、男性目線の切ない失恋ソングです。
何をしていてもどんな話をしていても楽しかったあの頃、気持ちがすれ違っていることにうすうす気付きながらも別れを恐れていたあの頃、今何を思っても遅いことはわかっているのに、「あのときもっとこうしていれば」と次々と後悔が押し寄せてくるのが失恋のつらいところ。
まさに、昔の恋人が忘れられず恋に消極的になっている方の気持ちを代弁してくれているような1曲です。
楓スピッツ

恋人との思い出を全部、明日を生きる力に変えて生きていくといった思いを歌った、スピッツの『楓』。
1998年に『スピカ』とともに両A面シングルとしてリリースされたこの曲は、2017年に午後の紅茶のCMに起用されたこともあり、世代をこえて人気を集めています。
恋人との別れはとてもつらく、ときに日常生活が送れないほどに落ち込むこともあるでしょう。
それでも生きていくためには、自分の中でケリをつけなければいけません。
そのケリのつけ方、前を向くヒントを与えてくれるのがこの曲です。
未練がないわけではないけれど、前を向こうと心を切り替える様子が歌われています。
Last LoveNEW!加藤ミリヤ

彼女が手がけた本作は、「どこまでも悲しいラブバラード」という言葉がピッタリな失恋ソングです。
愛する人を失った後の、行き場のない喪失感や消せない未練を、自身が手がけた歌詞で痛いほどリアルに描いています。
壮大で美しいストリングスが、かえって心の寂しさを際立たせるようで、透明感のある歌声が問いかけるように響くのが切ないですよね。
この楽曲は2010年6月に18枚目のシングルとして発売された作品で、後に自身初のチャート1位を記録した名盤『HEAVEN』にも収録されました。
忘れられない恋の痛みを抱えているとき、そのやるせない気持ちにそっと寄りそってくれますよ。
もう恋なんてしない槇原敬之

「未練を引きずったって仕方ないよね」と、好きな人への思いを整理する方向に気持ちを向かわせてくれる失恋ソングです。
一緒にいることが当たり前になると、相手の存在の大きさやありがたみを忘れてしまいがち。
それに気付かされるのが別れた後だなんてつらいですよね。
ですが「もっと思いやりを持って接っしていたら違う未来が待っていたかな?」といった後悔を引きずっている方は意外に多いはず。
槇原敬之さんの柔らかく包み込んでくれるような歌声に、失恋でボロボロになった心を慰めてもらいながら、次の恋を探しにいきましょう!
思い出せなくなるその日までback number

無理に恋人のことを忘れる必要はないんだよ、と教えてくれるback numberの2011年のナンバー『思い出せなくなるその日まで』。
恋人と別れると、前を向くためにどうしても忘れようとしてしまいがちですよね。
でも、すでに自分の人生の一部を元恋人が作り上げてしまっているのだから、それを忘れるのは自分が自分ではなくなることなんじゃないか、そう教えてくれるのがこの曲です。
つらいから忘れたい、楽になりたいと思う気持ちは誰もが持ってしまうものですが、これまでの日々、そしてこれからの未来を少し明るく考えるきっかけに、この曲を聴いてみてはいかがでしょうか。