センチメンタルなリリックに涙が止まらない!平成の号泣ソング
いつの時代にも、涙腺を刺激するセンチメンタルな楽曲は存在しますよね。
失恋の切なさを歌った楽曲はもちろん、大切な人との永遠の別れを描いた楽曲など、その情景をイメージするだけで涙を誘うのではないでしょうか。
もちろん悲しいものだけでなく、感謝の気持ちをつづった楽曲も世の中には数多くあります。
そこで今回は、平成の時代に生まれた号泣ソングをご紹介しますので、思い切り泣きたい時に聴いてみてはいかがでしょうか。
センチメンタルなリリックに涙が止まらない!平成の号泣ソング(1〜10)
楓スピッツ

スピッツの代表的なバラードであり、切ない曲を紹介する上では絶対に欠かせない1曲です。
この楽曲は、もともと1998年3月発売のアルバム『フェイクファー』に収録されていましたが、のちにシングルカットされました。
ドラマ『Over Time-オーバー・タイム』や『silent』など、時代を超えて挿入歌に起用されているので、聴いたことがある方も多いと思います。
歌詞の中では、もう会えない大切な人との記憶を抱きしめながら、それでも前を向いて歩いていこうとする切実な思いがつづられていて、心がギュッと締め付けられるんですよね。
草野マサムネさんのやわらかく澄んだ歌声とバンドの温かい演奏は、悲しみにくれる心にスッと染み渡るようですが、同時にそれが歌詞に込められた寂しさを際立たせています。
花ORANGE RANGE

それぞれ音域が違う3ボーカル体制で、幅広い楽曲表現がファンを魅了しているロックバンド、ORANGE RANGE。
彼らの8枚目のシングルとして2004年10月に発売されたこの楽曲は、映画『いま、会いにゆきます』の主題歌として大ヒットしました。
本作は、恋人だけでなく家族や友人など、かけがえのない人へ向けた普遍的な愛を歌っており、心に染みるリリックが多くの人の共感を呼びました。
哀愁漂うメロディにストリングスが重なり、「泣けるレンジ」のキャッチコピーにふさわしい感動的なバラードに仕上がっています。
オリコン週間チャートで通算4週1位を記録し、名盤『musiQ』にも収録されました。
大切な人を思い浮かべながら聴くと、心を優しく包み込んでくれるような温かさを感じさせてくれますよ。
DEPARTURESglobe

心揺さぶる美しいメロディと優しい歌声が胸に響く、90年代を代表するラブソングです。
男女が同じ日々を過ごすことで生まれる淡い期待と不安、やがて訪れる別れと新しい出発を重ねながら、ふたりが歩んだ記憶を大切に描いた本作は、1996年2月に発売されたシングルです。
耳になじむダンスチューンと共に甘く切ない恋心が、息をのむようなドラマティックな展開へと誘ってくれます。
JR東日本のスキーキャンペーン「JR ski ski」のCMにも採用され、竹野内豊さんと江角マキコさんの印象的な映像とともに、多くの人々の心に刻まれました。
新しい道を歩み始めようとする全ての人に、globeが贈る永遠の名曲です。
思い出せなくなるその日までback number

大切な人を失った悲しみと、その思い出を手放したくない気持ちが交錯する心象が美しく描かれた名作。
口ずさむような優しいメロディと、淡々としたギターリフ、そして清水依与吏さんの哀愁を帯びた歌声が、別れの感情をより色濃く引き立てていますね。
2011年10月に発売されたこの曲は、アルバム『スーパースター』に収録され、テレビ東京系音楽番組『JAPAN COUNTDOWN』のエンディングテーマにも起用されました。
音域は広めですが、落ち着いたメロディラインなので、歌詞をかみしめながら歌えるでしょう。
三日月絢香

遠く離れた恋人を思う切ない心情を、力強く歌い上げた意欲作です。
2006年9月に発売されたシングルで、絢香さんの優れた表現力が存分に発揮されています。
愛する人との別れや寂しさを乗り越えようとする前向きな思いと、相手を思い続ける強い意志が印象的で、同時にポジティブな未来への展望も感じられる楽曲となっています。
本作はauの「LISMO」CMソングやNHK総合テレビ『つながるテレビ@ヒューマン』のテーマソングとして起用され、第48回日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞しました。
遠距離恋愛中の方や、大切な人との別れを経験した方の心に寄り添う1曲です。
壊れかけのRadio德永英明

懐かしいラジオから流れる音楽のように、思い出と共に心に染み入る名曲が徳永英明さんによって1990年7月に生み出されました。
思春期から大人へと変わる少年の心情を、壊れかけのラジオに重ねて描いた楽曲は、TBS系ドラマ『都会の森』の主題歌として起用され、オリコン週間シングルチャートで5位を記録しました。
本作は瀬尾一三氏の手による壮大なアレンジと、徳永さんの繊細な歌声が見事に調和し、ポップスとバラードの要素を融合させた感動的な1曲に仕上がっています。
アルバム『JUSTICE』にも収録され、2006年と2009年のNHK紅白歌合戦でも披露されました。
青春のはかなさや情熱、そして自己再生への願いをつづった本作は、成長の過程で誰もが経験する心の揺れを優しく包み込んでくれる、心に響く1曲といえるでしょう。
プラネタリウム大塚愛

切ない歌詞とピアノの旋律が心に染み入る、シンガーソングライター、大塚愛さんの10作目のシングル曲。
テレビドラマ『花より男子』のイメージソングとして起用された本作は、和風の要素を取り入れた幻想的なアレンジが特徴ですね。
失われた恋を回想し、過去の思い出を胸に抱きながらも前向きに生きる姿を描いた歌詞は、多くのリスナーの共感を呼んでいます。
2005年9月にリリースされた本作は、オリコンチャートで週間1位を記録。
大切な人との別れを経験した方の心に寄り添う、心揺さぶるナンバーです。





