90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング
1990年代はJ-POP史の中で最もCDが売れ、2020年代の今も愛され続けている名曲が数え切れないほど生まれた時代です。
まさにJ-POP黄金期であり、さまざまなジャンルのアーティストやバンドが次々とヒットを飛ばし、邦楽の可能性が大幅に広がったという意味でも重要な時代だと言えるでしょう。
そんなキラ星のごとく素晴らしい曲がひしめく90年代ソングの中から、今回は「泣ける曲」をテーマに記録にも記憶にも残り続ける名曲の数々を紹介します!
当時を知る方々はもちろん、最近90年代の邦楽に興味を持ったという若い音楽ファンの方々も、ぜひチェックしてみてくださいね。
90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング(41〜45)
今夜はブギー・バック小沢健二 feat. スチャダラパー

小沢健二 featuring スチャダラパーによる「今夜はブギー・バック」は、まさに日本音楽シーンに燦然と輝く名曲です。
これまで何度もさまざまなアーティストによってカヴァーされてきました。
いま聴いてもまったく古さを感じさせない魅力があります。
彼女の恋人槇原敬之

槇原敬之さんのシンガー・ソングライターとしての魅力は、一度聴いたら覚えてしまうキャッチーなメロディと、そしてユニークな歌詞にあります。
そこにはテレビドラマさながらの物語があります。
この「彼女の恋人」もそんな一曲です。
TRUE LOVE藤井フミヤ

チェッカーズのフロントマンとして一時代を築き上げた藤井フミヤさんが、グループを解散後にソロとして初めてリリースした楽曲です。
この曲が主題歌として起用されたドラマ『あすなろ白書』も大ヒットしたこともあり、最終的に200万枚をこえるセールスを記録した90年代を代表するヒット曲でもあります。
実はこの曲、当時のフミヤさんは作曲の経験がなく、知っているコードだけで作り上げたという逸話があるのです。
それ自体は偶然でしかありませんが、必然的にギターの教則本の定番曲となるくらいにシンプルな構成となり、永遠に色あせない名曲が生み出されたのかと思うと興味深いですよね。
個人的には、1番のサビはファルセットを使い、2番のサビでは同じメロディを地声で歌い切るフミヤさんの歌唱が大好きです!
糸中島みゆき

糸と糸が紡ぎ合うさまを印象的に盛り込みながら、生きることの意味、人と人が支え合うことの大切さをあらためて実感させてくれる一曲です。
今ではいろんなアーティストがカバーしていることもあり、結婚式ソングの定番ですね♪やはり中島みゆきさんのオリジナルverが一番胸に響くような気がします。
真夏の果実サザンオールスターズ

夏の終わりの心象風景を鮮やかに描き出す、切なさと甘美な情景が溶け合う珠玉のラブバラード。
失恋の痛みと記憶に残る恋の情熱を見事に表現した歌詞が印象的なんですよね。
サザンオールスターズが1990年7月に発表されたこの曲は、桑田佳祐さんが監督を務めた映画『稲村ジェーン』の主題歌として制作されました。
オリコン週間シングルランキング4位を記録し、プラチナ認定も受けています。
恋心や切ない気持ちを抱えているときに聴くと、よりいっそう心に響く1曲。
夏の終わりを感じる季節にも、ピッタリな楽曲です。