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素敵な泣ける歌・号泣ソング
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90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング

1990年代はJ-POP史の中で最もCDが売れ、2020年代の今も愛され続けている名曲が数え切れないほど生まれた時代です。

まさにJ-POP黄金期であり、さまざまなジャンルのアーティストやバンドが次々とヒットを飛ばし、邦楽の可能性が大幅に広がったという意味でも重要な時代だと言えるでしょう。

そんなキラ星のごとく素晴らしい曲がひしめく90年代ソングの中から、今回は「泣ける曲」をテーマに記録にも記憶にも残り続ける名曲の数々を紹介します!

当時を知る方々はもちろん、最近90年代の邦楽に興味を持ったという若い音楽ファンの方々も、ぜひチェックしてみてくださいね。

90年代の泣けるJ-POP。ヒット曲・号泣ソング(21〜30)

忘れないでDREAMS COME TRUE

1991年10月に発売された、DREAMS COME TRUEの10枚目のシングル曲です。

翌月にリリースされたアルバム『MILLION KISSES』にも収録され、このアルバムは日本レコード協会から2ミリオン認定を受けるほどの大ヒットを記録。

歌詞には別れた恋人への未練がつづられており、憎まれてもいいから忘れないでほしいという切実な願いに胸を打たれてしまいます。

別れの痛みをそっと包み込むようなバラードに仕上がっています。

あなたに逢いたくて〜Missing You〜松田聖子

松田聖子 – あなたに逢いたくて~Missing You~(Seiko Matsuda Concert Tour 2019 “Seiko’s Singles Collection” より)
あなたに逢いたくて〜Missing You〜松田聖子

1980年代を代表するトップアイドルとして知られ、その圧倒的な歌唱力と表現力で現在も精力的に活動しているシンガーソングライター・松田聖子さんの通算40作目のシングル曲。

『明日へと駆け出してゆこう』との両A面シングルとして発表された楽曲で、討論バラエティー番組『ビートたけしのTVタックル』のエンディングテーマとして起用されたナンバーです。

キュートかつエモーショナルな歌声で紡がれるドラマチックなメロディーは、ファンでなくても聴いていて涙がこぼれてしまうような切なさがありますよね。

アイドルというカテゴリーではくくれない松田聖子さんの魅力が詰まった、色あせないバラードナンバーです。

Departuresglobe

globe / 「DEPARTURES(from LIVE DVD globe the best live 1995-2002)」
Departuresglobe

90年代の音楽シーンは、あえて言及するまでもなく小室哲哉さんの時代でもありましたね。

プロデューサー兼ソングライターとして、多くのグループやアーティストをバックアップし、数え切れないほどの大ヒット曲を量産し続けました。

そんな小室哲哉さん自身が所属していたglobeが1996年にリリース、累計228.8万枚という特大ヒットを飛ばしたのがこの『DEPARTURES』です。

90年代に青春を過ごした方であれば、曲を聴いた瞬間に当時の思い出がまざまざと浮かび上がるはず。

JR SKISKIのCMソングということもあり、冬の定番曲として今も歌い継がれている名曲です。

メロディの素晴らしさはもちろん、過去と未来が交差するような恋人同士の情景や心象風景をたくみに描いた歌詞に、小室さんの天性の才能を感じ取れることでしょう。

ロビンソンスピッツ

やわらかいバンド・アンサンブルと透明感のあるエバーグリーンな歌声、胸を締め付けるような切ないメロディ、独自の視点からつづられる詩情豊かな歌詞が、音楽ファンはもちろん同業者からの人気も高いスピッツ。

フロントマン、草野マサムネさんの歌声を聴けば、途端に涙腺が緩むくらいの方もきっといらっしゃいますよね。

そんなスピッツの数多くある泣きのメロディの中でも、彼らが広く世に知られるきっかけとなった名曲『ロビンソン』を紹介します。

派手なヘアースタイルとサングラスが特徴的なギタリスト、三輪テツヤさんによる印象的なアルペジオが鳴り響いた瞬間、心がほどけていくような気持ちにさせられます。

モノクロのMVもノスタルジックで素晴らしい映像となっていますから、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

今宵の月のようにエレファントカシマシ

ぶっきらぼうな男の哀愁が涙を誘う、エレカシことエレファントカシマシが1997年にリリースした大ヒット曲です。

曲の主人公そのまま、といった雰囲気のあまり表情を変えない宮本浩次さんの姿が印象的な、モノクロの映像で始まるMVも実に印象的でしたね。

1988年にデビューしたエレカシは、その確かな実力こそ業界内や熱心な音楽ファンに認められていましたが、この曲を発表するまでは知る人ぞ知る存在でした。

バンドにとっての最大のヒット曲というだけでなく、ブレイクスルーのきっかけとなった楽曲なのです。

フジテレビのドラマ『月の輝く夜だから』に起用されたこともあり、ドラマの内容とともに思い出す世代の方も多いかもしれませんね。

さよならイエスタデイTUBE

TUBEといえば夏!

というイメージですよね。

この曲も夏の暑さを感じさせるような情熱的な曲ですが、忘れられない恋人への想いがこめられた一曲となっています。

大嫌いなのに大好き、という矛盾した想いに共感できる女性も多いのでは?

YOU DON’T GIVE UP華原朋美

ピアノとストリングスが心を優しく包み込む、華原朋美さんの10作目のシングル曲。

1997年発売の名盤『storytelling』からのリカットとして、1998年4月にシングル化されました。

この楽曲は、大切な人の背中をそっと押すような、温かい応援のメッセージが込められているのが魅力ですよね。

華原さんの繊細ながらも芯の強い歌声で表現されています。

カネボウ化粧品のCMソングにも起用され、オリコン週間7位を記録。

誰かを励ましたいときや、自分自身がくじけそうになったときに聴くと、明日へ向かう勇気がもらえる、そんな応援歌ではないでしょうか。