1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集
1980年代というと、特に後半にはのちに活躍するロックバンドが数多くデビューし、90年代初頭に巻き起こるバンドブームの礎を築いた時代でした。
今回は、そんな80年代に活躍したバンドの名曲をご紹介します。
リアルタイムで体験していない方の視点で当時の彼らの映像を見ると、そのファッションや髪型に驚くかもしれませんが、奇抜な「ロックファッション」も含めて、日本のロックの黄金期に至る80年代のサウンドをお楽しみください。
1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集(71〜80)
BODY TO BODYSOFT BALLET

SOFT BALLETは1989年にデビューしました。
SOFT BALLETを知らない人が多いと思うので、あえてこの「BODY TO BODY」を選びました。
彼らの代表曲ですが、もう約30年前には斬新すぎるサウンドや、スタイルに今聴いてもゾクゾクします。
蝋人形の館聖飢魔II

音楽を通じて悪魔教を布教する、というコンセプトで1982年に結成されたメタルバンド聖飢魔IIの代表曲。
そのビジュアルや歌詞の内容が先行してしまい、多くの人がイロモノバンドのエキセントリックな楽曲というイメージを持っていますが、重々しいリズムの中にツインリードギターのリフをアクセントとして入れるなど、実は計算された楽曲構成となっています。
高い演奏技術と構築された世界観で、日本にはなかなか根付かないメタルナンバーでありながら、多くのリスナーが認知した楽曲の一つと言えるのではないでしょうか。
恋人達のペイヴメントTHE ALFEE

アルフィー(現在の表記はTHE ALFEE)の通算19作目のシングルで1984年10月17日リリース。
本作リリースの前年、1983年に『メリーアン』でブレイクしたアルフィーですが、本作がバンド初のオリコン1位を記録した楽曲でした。
本作でリードボーカルを務める高見沢さんの透き通るようなハイトーンボーカルが存分に楽しめる透明感あふれる美しいバラード楽曲に仕上げられています。
もちろん彼らのセールスポイントでもメンバー3人による美しいコーラスワークも堪能できるアレンジ/プロデュースがされており、80年代バラードの名曲のひとつと言えるでしょう。
バラとワインRED WARRIORS

RED WARRIORSは1986年にデビューしました。
デビューしてたった3年であっけなく解散。
でも、再結成しては休止してというスタンスで現在も活動中です。
ボーカルはDIAMOND YUKAIさんで、ギターの木暮さんは女優の杉咲花さんの父親です。
Get WildTM NETWORK

1987年4月にリリースされた楽曲は、TM NETWORKの代表曲として知られています。
シンセサイザーの響きが特徴的なダンスナンバーで、アニメ「シティーハンター」のエンディングテーマにも採用されました。
夜の都会を駆け抜けるイメージや、愛のパズルを解く決意を歌った歌詞が印象的ですね。
80年代特有の華やかなサウンドが随所にちりばめられており、今聴いても新鮮さを感じられます。
電子音が駆け巡り、アップビートなリズムが心地よいテンションを誘います。
この曲を聴けば、煌びやかな時代への憧れが湧き、今を生きるモチベーションにもつながるはずです。
I’m a LoserUNICORN

UNICORNは1987年にデビューしました。
代表曲は「大迷惑」や「すばらしい日々」です。
この「I’m A Loser」はアルバムに収録の曲ですが、UNICORNの初期に見られた切ない、どこか懐かしさの面影を残している名曲です。
ff (フォルティシモ)HOUND DOG

ボーカルの大友康平率いるHOUND DOGは、1976年に結成されたロックバンドですが、彼らがもっとも活躍したのは80年代に入ってからでした。
代表曲「ff(フォルティシモ)」は、1985年に発売された10枚目のシングルです。
長く広く歌われ続けている楽曲です。