1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集
1980年代というと、特に後半にはのちに活躍するロックバンドが数多くデビューし、90年代初頭に巻き起こるバンドブームの礎を築いた時代でした。
今回は、そんな80年代に活躍したバンドの名曲をご紹介します。
リアルタイムで体験していない方の視点で当時の彼らの映像を見ると、そのファッションや髪型に驚くかもしれませんが、奇抜な「ロックファッション」も含めて、日本のロックの黄金期に至る80年代のサウンドをお楽しみください。
1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集(71〜80)
大迷惑UNICORN

奥田民生率いる伝説のバンド、ユニコーン。
彼らのデビューシングル「大迷惑」は強烈な印象を放っていました。
これがデビューシングルとは、後の活躍も納得ができますよね。
それにしても奥田民生が若い!
ユニコーンも一度解散をへて再結成し、以来、現在も活動が続いています。
S.D.I.LOUDNESS

LOUDNESSは1981年にデビューしました。
ジャパメタブームの先駆者ですね。
ビルボードで100位以内を果たすという快挙を成し遂げ、国内外ともに名をあげたバンドです。
ドラムの樋口氏が亡くなってしまいましたが、現在も彼らは活動しています。
YES-YES-YESオフコース

日本のフォークバンドの代表格と言えるオフコースは、1967年から1989年まで活動し、数々のヒット曲をリリースしてきました。
数多い名曲のうちの通算24枚目のシングルとして1982年にリリースされたのが『YES -YES-YES』です。
アルバム『I LOVE YOU』よりシングルとしてリリースが決まったこちらの楽曲は、今なお多くのアーティストからカバーされて愛されている名曲です。
ボーカルの小田和正さんの、透明感あふれるハイトーンボイスで歌われる『YES-YES-YES』は、今なお魅力的な永遠の恋愛ソングとして愛されています。
1980年代に活躍したバンドの名曲&ヒットソング特集(81〜90)
ふたりの夏物語杉山清貴 & オメガトライブ

杉山清貴&オメガトライブはオメガトライブがメインボーカルとして杉山清貴さんを据え、80年~85年の5年間活動したポップコン出身のバンドです。
『ふたりの夏物語』は航空会社の旅行キャンペーンCMに起用され、85年の夏を彩りました。
この後同年年末にバンドは解散しました。
ロマンチストTHE STALIN

激しいギターリフと攻撃的なボーカルで知られるTHE STALINの代表曲。
社会に対する鋭い批判と皮肉を込めた歌詞が印象的で、さまざまな「~主義者」を列挙しながら、その理想と現実のギャップを浮き彫りにしています。
本作は1982年にリリースされ、インディーズ時代には『主義者(イスト)』というタイトルで演奏されていました。
映像作家の石井聰亙さんが監督を務めたミュージックビデオも制作され、視覚的にもTHE STALINの世界観を表現しています。
社会の矛盾や理想と現実のずれに悩む方に聴いてほしい1曲です。
TRAIN-TRAINTHE BLUE HEARTS

疾走感あふれるメロディと共に、現実逃避を望む心情や社会へのメッセージを込めた一曲。
甲本ヒロトさんの力強い歌声が心に響きます。
1988年11月にリリースされたアルバム『TRAIN-TRAIN』に収録され、THE BLUE HEARTSの代表曲となりました。
夢や自由を求める強い願望、そして現実の苦悩や葛藤を描いた歌詞は、多くの人の共感を呼んでいます。
目標に向かって進もうとする意志や、命の尊さを訴えかける本作は、困難に立ち向かう勇気をくれる応援歌としても愛されています。
道化者のゆううつTHE STREET SLIDERS

しゃがれ声が胸に染みるこちらの1曲は、The Street Slidersの『道化師のゆううつ』です。
乾いたギターのサウンドが切ない、美しいバラードですね。
ほろ酔いの帰り道に、ふと寂しさを感じる瞬間に聴きたくなる名曲です。
アルバム『がんじがらめ』に収録されています。