懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲
80年代までの日本のロックシーンは、ある意味で日本のロックの黄金時代だったと言っていい時代だった思います。
90年代以降…平成のイカ天バンドブーム以降のロックが、良くも悪くも「製品」として完成していることに対して、80年代までくらいはまさに群雄割拠と言っていいくらいに個性豊かなロックバンドやロックシンガーが活躍していました。
今回は、まだ日本のロックがJ-ROCK、J-POP等と呼ばれる前の時代の「ロックの名曲たち」をご紹介します。
あの時代をリアルタイムで経験された方には懐かしく、また、リアルタイムで昭和を知らない若いみなさんには新鮮にお楽しみいただけることと思います。
古き良き時代の日本のロックに身を委ねてお楽しみください。
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懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲(1〜10)
GLORIAZIGGY

1980年代のバンドブームの中活躍したバンド、ZIGGYのセカンドシングルで、1988年5月リリース。
当時のロックシーンを語る上で、彼らも外せない重要なバンドのうちの一つでしょう!
派手な衣装に明るい色の長髪など、海外のハードロックバンドを思わせますよね!
しかし、楽曲自体はそうしたロックを基調としながらもボーカル森重樹一さんが歌うメロディラインは親しみやすく、当時多くのファンを魅了しました。
とくに彼らの代表曲である『GLORIA』は、今なお80年代を代表する曲として人気の衰えない名曲ですね。
TRAIN-TRAINTHE BLUE HEARTS

THE BLUE HEARTSの3枚目のアルバムと同時発売されたシングルで、疾走感あふれる演奏とともに、人生の前進を促す力強いメッセージが込められた1曲です。
1988年11月にリリースされた本作は、バンドが最大のセールスを記録した作品の一つとなりました。
若さあふれるエネルギッシュなサウンドは、今聴いても躍動感に満ちており、多くのリスナーに勇気と希望を与えてくれます。
本作を聴けば、どんな困難も乗り越えていけるような気持ちにさせられることでしょう。
世代を超えた共感を呼ぶ、まさに永遠のロックアンセムと言えるでしょう。
止まらないHa〜Ha矢沢永吉

80年代を代表する極上のロックナンバーです。
ロックンロールへの情熱が凝縮された歌詞とメロディーに心が沸き立ちます。
アルバム『東京ナイト』に収録された本作は、矢沢永吉さんの代表曲として知られています。
元日に酔った勢いで生み出されたというエピソードも興味深いですね。
ライブでは白いパナマ帽をかぶった矢沢さんとタオルを投げ上げるファンの一体感が印象的。
疲れた心を解放したいときや、仲間とノリノリで盛り上がりたいときにぴったりの1曲です。
矢沢さんの魂のこもった歌声に身を任せれば、きっと元気をもらえるはずです。
懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲(11〜20)
限界LOVERSSHOW-YA

メンバーが女性のみで構成されたバンドの先駆者として知られ、2021年には世界進出を果たすなど、まさに生きる伝説となっている5人組ロックバンド、SHOW-YA。
昭和シェル石油のCMソングとして起用された8thシングル曲『限界LOVERS』は、当時スタイルを模索しながらもセールスに伸び悩んでいたバンドの環境を好転させたヒットチューンです。
ハスキーなボーカルと重厚なメタルサウンドは、ガールズバンドという垣根を越えロックファンを魅了し続けていますよね。
SHOW-YAの代名詞とも言える、世代であればテンションが上がるであろうアグレッシブなロックチューンです。
BE MY BABYCOMPLEX

BOØWYの布袋寅泰さんと吉川晃司さんがタッグを組んだ伝説のユニット、CONMPLEXのファーストシングルで、1989年4月リリース。
布袋さんの強いメッセージ性を持ったサウンドと、吉川晃司さんの突き抜ける歌声が生み出すケミストリーにどの曲もドキドキさせられました。
刺激という意味では80年代にもっとも輝いたアーティストだったようにも思われます。
『BE MY BABY』はそんな彼らのデビュー曲。
布袋さんのキレキレのギターサウンドと声以上にクールな吉川さんの歌唱。
布袋さんの「お前のために書いたぞ」を吉川さんががっぶりと受け止めた、そんなコンビの良さもうかがえる1曲。
その後トヨタの自動車のCMソングとして何度も使われています。
みなさんも自然と耳にしているかも?
Marionette -マリオネット-BOØWY

1981年に群馬県で結成され、バンドブームに火付け役となったバンド、BOØWYの6作目のシングルで1987年7月リリース。
疾走感と勢いのあるサウンドにのせて、心の中にあるフラストレーションを投げつけているようなイメージが伝わってきますね。
サウンドは華やかな印象でありながら、歌詞では苦しみが迷いの感情についてが描かれています。
回りのことは気にしないで自分らしく生きていくことを教えてくれるようにも感じられる楽曲です。
ツッパリHigh School Rock’n Roll (登校編)横浜銀蝿

横浜銀蝿のセカンドシングルで、1981年1月リリース。
昭和のロックを代表するグループといえばこのバンド・横浜銀蝿は外せないでしょう!
ビジュアルはやや怖いものでしたが、それまで負のイメージであった「ツッパリ」を正のエネルギーへと導いてくれた存在でもあります。
歌詞は「ヤンキーあるある」を言葉正しくつなげたもの。
その辺りも親しみやすかったのかもしれません。
この曲、平成から令和にかけてリメイクされたドラマ『今日から俺は』の主題歌となり今再び人気を集めています。
橋本環奈さん、清野奈々さんの振り付けがかわいすぎるとネットでも話題に!






