懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲
80年代までの日本のロックシーンは、ある意味で日本のロックの黄金時代だったと言っていい時代だった思います。
90年代以降…平成のイカ天バンドブーム以降のロックが、良くも悪くも「製品」として完成していることに対して、80年代までくらいはまさに群雄割拠と言っていいくらいに個性豊かなロックバンドやロックシンガーが活躍していました。
今回は、まだ日本のロックがJ-ROCK、J-POP等と呼ばれる前の時代の「ロックの名曲たち」をご紹介します。
あの時代をリアルタイムで経験された方には懐かしく、また、リアルタイムで昭和を知らない若いみなさんには新鮮にお楽しみいただけることと思います。
古き良き時代の日本のロックに身を委ねてお楽しみください。
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懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲(21〜30)
アンジェリーナ佐野元春

佐野元春さんのデビューシングルで、1980年にリリースされたこちらの曲は、洗練されたメロディーと当時は新しかったビートに乗せた斬新な日本語歌詞が、初めて彼の音楽を聴く人を打ちのめしました。
一つの音符に2文字以上の歌詞をリズミカルに載せるという手法は、その後の日本の音楽に強い影響を与えたのではないでしょうか。
JUST ONE MORE KISSBUCK-TICK

髪の毛を高く逆立てた風貌で注目を浴び、そのまま一気にスターダムにのし上がりました。
ブリティッシュロックの影響を感じさせる曲はどれも力強い骨の太さがあります。
『見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ』も長い曲名として話題になりました。
この曲『JUST ONE MORE KISS』はそんな彼らの代表曲で、ビクターから発売されたCDラジカセのCMソングにも起用されました。
「重低音がバクチクする」のキャッチフレーズを覚えている人も多いのでは。
天使、悪魔、刹那などクールな言葉に飾られた80年代懐かしの恋愛ロック。
聴いたことないなんてもったいないです!
懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲(31〜40)
AMERICAN KISSACTION
重厚なハードロックでありながら日本語歌詞で歌う姿が話題になったバンド・ACTION。
アメリカのロックバンドを思わせる服装や髪形が印象的ですね。
彼らの楽曲のなかでも昭和の華やかさを現しているのは『AMERICAN KISS』です。
軽快なビートに刻まれる情熱的なギターリフがクセになりますね。
楽曲のリズムに合わせてダイナミックにギターを動かす振りつけもクール。
高橋ヨシロウさんの確かな歌唱力とともに昭和のロックを体験できるでしょう。
シンプルな楽器編成だからこそ心に響くロックンロールを聴いてみてください。
Misty Lady浜田麻里

「麻里ちゃんは、ヘビーメタル」というキャッチコピーでメジャーデビューし、1980年代の女性ロックボーカリストとしては異例のアルバムセールスを誇ったシンガーソングライター・浜田麻里さんの楽曲。
3作目のアルバム『MISTY LADY』の表題曲で、洋楽ロックを感じさせるリフやハイトーンの歌声など、ロック好きであれば世代を問わず反応してしまうアレンジが秀逸なナンバーですよね。
歌謡曲とメタルサウンドを融合させた曲調は時代を感じるとともに、いま聴いてみても絶妙な融合と感じられるのではないでしょうか。
ライブを想定したアレンジにも思わずにやけてしまう、不朽のロックナンバーです。
青空THE BLUE HEARTS

もう解散して何年もたつし、ヒロトさんもマーシーさんもその後、2つもバンドを結成しているにもかかわらず、このバンドのかっこよさはいつまでたっても忘れられません。
ヒロトさんの単純でストレートなメッセージは、いつまでも心にそのまま入ってきます。
ふられ気分でRock’n’ RollTOM★CAT

ロックバンドですが、なぜかラップ調に聴こえる「ふられ気分でRock’n’ Roll」!
この1曲で80年代を騒がせました。
みんなサングラスをかけてピアノのキーボードを弾いているふりして歌っていたのは懐かしい記憶ですね。
今だったらコメディに使用されそうな歌い方でした。
星空のディスタンスTHE ALFEE

古き良きロックやフォークソングをルーツとしながらも、プログレッシブロック、ニューミュージック、メタルといった要素を取り入れた楽曲で人気を博している3人組ロックバンド、THE ALFEE。
テレビドラマ『無邪気な関係』の主題歌として起用された17thシングル曲『星空のディスタンス』は、現在でもTHE ALFEEの代名詞として知られていますよね。
メタルの様式美を感じさせるイントロと美しいコーラスワークは、他のアーティストではマネできない完成度を感じられるのではないでしょうか。
時代が変わっても色あせないキャッチーなメロディーが秀逸な、若い世代のリスナーにもあらためて聴いてみてほしいナンバーです。







