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懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲

80年代までの日本のロックシーンは、ある意味で日本のロックの黄金時代だったと言っていい時代だった思います。

90年代以降…平成のイカ天バンドブーム以降のロックが、良くも悪くも「製品」として完成していることに対して、80年代までくらいはまさに群雄割拠と言っていいくらいに個性豊かなロックバンドやロックシンガーが活躍していました。

今回は、まだ日本のロックがJ-ROCK、J-POP等と呼ばれる前の時代の「ロックの名曲たち」をご紹介します。

あの時代をリアルタイムで経験された方には懐かしく、また、リアルタイムで昭和を知らない若いみなさんには新鮮にお楽しみいただけることと思います。

古き良き時代の日本のロックに身を委ねてお楽しみください。

懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲(91〜100)

闘牛士Char

チャー(闘牛士)char -LIVE 天邪鬼ツアー2006 10- 2
闘牛士Char

日本を代表するギタリストのCharさんがリリースした1978年のシングル曲です。

イントロのギターカッティングでグッと引き込まれる大人の色気が漂うナンバー。

歌謡ロックでアイドルのような人気があった当時。

Charさんのセクシーなボーカルもマッチした、阿久悠さんが作詞した世界観は男女の駆け引きを闘牛士になぞらえているようで男心をくすぐります。

間奏などスパニッシュな雰囲気のギターソロも必聴で、最初から最後までかっこよくとりこにさせられます!

りんごの泪人間椅子

Ningen-isu”Tears of яблоко”(人間椅子、りんごの泪)
りんごの泪人間椅子

独特な詞の世界観に思わず引き込まれてしまいますが、何より本当に楽器のテクニックが半端ない!

見た目も風変りで、ちょっと色物っぽい感じかと思いきや、音は本物。

詞は文学的。

歌詞に津軽弁を用いているのも特徴の一つです。

懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲(101〜110)

ビューティフル・ネームゴダイゴ

ゴダイゴの9作目のシングルで、1979年4月リリース。

彼らの世界中の子どもたちが幸せであることを願うような、優しい雰囲気が魅力の楽曲です。

1979年の国際児童年の協賛歌であったり、NHK『みんなのうた』でも使用されたりと、子どもたちに近い位置で聴くことが多かった曲ですね。

日本語の歌詞だけではなく、さまざまな言語の歌詞が存在していることも大きなポイントで、世界が平和であることへの願いが強く伝ってきます。

2021年には東京パラリンピックの閉会式でこの曲が使用されるなど、長く愛され続けている楽曲です。

美しき狼たちおぼたけし

映画「あしたのジョー」美しき狼たち~おぼたけし【GTA5】
美しき狼たちおぼたけし

やさしい雰囲気で男の生きざまについてが歌われた、おぼたけしさんによる楽曲です。

日本を代表するボクシング漫画である『あしたのジョー』の劇場版主題歌にも起用されました。

作品の内容もあり、壮絶な戦いを終えた後の男の勇ましくたたずむすがたがイメージされますね。

夢を追いかけ続ける男、人生という道のりを進んでいく男、男のありかたや生きざまについてがまっすぐに表現されています。

やさしい空気感を持ちながら力がこもっているようにも思えるバラードです。

気まぐれOne Way BoyTHE GOOD-BYE

ジャニーズの伝説的ユニット・タノキントリオの一人でもある野村義男が率いたジャニーズの伝説のロックバンド、THE GOOD-BYEの代表的なロックナンバーです。

野村義男の軽快なギターサウンドも魅力に上げられる1曲になっています。

路地裏の少年浜田省吾

路地裏の少年 (ON THE ROAD “FILMS”)
路地裏の少年浜田省吾

シンガーソングライター・浜田省吾さんのファーストシングルで、1976年4月リリース。

浜田さんの代表的な曲としてさまざまなバージョンが存在するところもポイントです。

浜田省吾さんの実体験にもとづいて制作されており、16歳から22歳まで横浜で過ごしていた中での生活や、そこで仲間と過ごして感じたことがストレートに表現されています。

年齢を重ねていく中での心境の変化が細かく描かれており、自分が無力であることを感じつつも進んでいこうとする若者の力強さが伝わってきます。

チャコの海岸物語サザンオールスターズ

デビュー以降、誰もマネできない独創的な音楽性により不動の人気を確立し、J-POPシーンにおける夏を代表するバンドとしても知られているサザンオールスターズの14作目のシングル曲で1982年1月リリース。

歌謡曲やグループ・サウンズを感じさせる曲調や、ボーカル・桑田佳祐さんが田原俊彦さんを意識した歌い方をしているなど、ところどころにバンドの遊び心を感じるナンバーですよね。

哀愁を感じるメロディーと情景が見える歌詞が楽曲の世界観を完成させている、1980年代の日本の音楽シーンを語る上で外せない名曲です。