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懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲

80年代までの日本のロックシーンは、ある意味で日本のロックの黄金時代だったと言っていい時代だった思います。

90年代以降…平成のイカ天バンドブーム以降のロックが、良くも悪くも「製品」として完成していることに対して、80年代までくらいはまさに群雄割拠と言っていいくらいに個性豊かなロックバンドやロックシンガーが活躍していました。

今回は、まだ日本のロックがJ-ROCK、J-POP等と呼ばれる前の時代の「ロックの名曲たち」をご紹介します。

あの時代をリアルタイムで経験された方には懐かしく、また、リアルタイムで昭和を知らない若いみなさんには新鮮にお楽しみいただけることと思います。

古き良き時代の日本のロックに身を委ねてお楽しみください。

懐かしくて新鮮!?1970年代、80年代の懐かしの邦楽ロックの名曲(101〜110)

りんごの泪人間椅子

Ningen-isu”Tears of яблоко”(人間椅子、りんごの泪)
りんごの泪人間椅子

独特な詞の世界観に思わず引き込まれてしまいますが、何より本当に楽器のテクニックが半端ない!

見た目も風変りで、ちょっと色物っぽい感じかと思いきや、音は本物。

詞は文学的。

歌詞に津軽弁を用いているのも特徴の一つです。

MURDER GAMEARB

当時、かなり話題になった曲です。

この曲は遊び相手の少年を殺してしまう男の話が描かれていて、当時の幼女が何人も連れ去られ殺されてしまった事件「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」を思わせるとさせる内容であったため、MVなどを自粛するテレビ局もありました。

チャンピオンアリス

「フォークロックここに極まれり!!」とも思えるアリスの通算14作目のシングルで1978年12月リリース。

この曲でアリスは念願のオリコン1位を獲得しました。

もちろんアリス最大のヒット曲です!

歌詞は「ボクシングのベテランのチャンピオンが若く活気あるルーキーにその座を奪われる」といった人生の栄枯盛衰をつづったもので、作詞した谷村新司さんの繊細で美しい描写がとても印象的です。

モノマネ番組や昔を懐かしむ番組には必ず登場する人気曲で、若い人も結構歌えるのでは?

時間よ止まれ矢沢永吉

キャロル解散、1975年にソロデビューした後も時代は矢沢永吉さんを求め続けました。

1978年資生堂のCMソングとして起用された『時間よ止まれ』が大ヒット。

有名なサビのフレーズはとても印象的で、今でもテレビやラジオでよく耳にします。

歌詞は「ひと夏の恋と知りながらも一人の女性に魅かれていく男」をつづったもの。

これがまたクールな矢沢さんにドはまりで、70年代のサウンドとは思えないつやっぽさがあります!

ファンならずともぜひ!

気まぐれOne Way BoyTHE GOOD-BYE

ジャニーズの伝説的ユニット・タノキントリオの一人でもある野村義男が率いたジャニーズの伝説のロックバンド、THE GOOD-BYEの代表的なロックナンバーです。

野村義男の軽快なギターサウンドも魅力に上げられる1曲になっています。

おわりに

70年代~80年代の人気のロックバンドの曲を中心にご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

当時を知る皆さん、あなたのお気に入りの楽曲はありましたか?

昭和と言えば、まだ現在のように音楽のジャンルも細分化しておらず、ロックとは言っても歌謡曲のような曲も多く、当時をリアルタイムでご存知でない若い方の中には「これのどこがロック??」と思われた方も多いかもしれないですね。

でも、本来音楽って、細かくジャンルわけするものではなく、アーティストの各スタイルで楽しむものだと思います。

そんなある意味でカオスな感じが昭和ロックの魅力かもしれません。

だからこそ当時から今に至るまで愛されている曲も多いのではないでしょうか。

懐かしくて新鮮な昭和時代のロック。

お楽しみいただければ幸いです!