【ロックンロールの原点!】まずは聴きたいロカビリーの名曲・人気曲
ロックンロールの原点とも言われるロカビリー。
1950年代にアメリカで生まれたこの音楽は、カントリーミュージックとリズム&ブルースが融合した、エネルギッシュでワイルドなサウンドが特徴です。
軽快なリズムとシンプルながらも力強いメロディーは、時代を超えて多くのアーティストに影響を与え続けています。
「ロカビリーって聴いたことはあるけれど、どの曲から楽しめばいいのか分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、ロカビリーの魅力を存分に味わえる名曲や人気曲をご紹介していきます。
懐かしさと新鮮さが同居する珠玉のナンバーを、ぜひ体感してみてくださいね!
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【ロックンロールの原点!】まずは聴きたいロカビリーの名曲・人気曲(1〜10)
That’s All RightElvis Presley

1954年にリリースされた、偉大なブルース歌手、アーサー・クルーダップさんの名曲『That’s All Right』。
アーサー・クルーダップさんは、何人もの大物アーティストに楽曲を提供しており、その中でも特に有名な曲が、こちらの作品です。
もともとはブルースの曲として、ほとんど、内容の変化がない『That’s All Right, Mama』というタイトルでアーサー・クルーダップさんがリリースしていたのですが、売れ行きがよくなかったため、後にエルヴィス・プレスリーさんに提供する作品として作り直したところ、大ヒットを記録しました。
Glad All OverNEW!Carl Perkins

恋に落ちた瞬間の高揚感や、全身が喜びで満たされるような感覚を歌い上げた、カール・パーキンスさんの名曲『Glad All Over』。
軽快なリズムとウキウキするようなメロディが特徴的な作品で、聴いているだけで自然と体が動き出してしまうような魅力にあふれています。
1958年1月6日に発売されたシングルで、当時のロック映画『Jamboree!』の劇中でも本人の演奏シーンが披露され、ロカビリーファンの間で大きな話題となりました。
のちにビートルズがBBCラジオでカバーしたことでも知られており、ジョージ・ハリスンさんがボーカルを担当したバージョンも有名ですね。
気分を上げたいときや、古き良きロックンロールの熱気を感じたいときにはぴったりの1曲ですので、ぜひ本作を聴いてみてください。
C’Mon EverybodyNEW!Eddie Cochran

ロカビリーからロックンロールへの架け橋となった重要人物といえば、やはりエディ・コクランさんではないでしょうか?
彼は21歳という若さでこの世を去りましたが、その影響力は計り知れません。
そんな彼が1958年10月に発売したシングルである本作は、親の留守中に家でパーティーを開く若者の高揚感を描いた名曲です。
エディ・コクランさん自身がギターだけでなくドラムなども演奏し、多重録音を駆使して制作されました。
1988年にはリーバイス501のテレビCMにも起用され、リバイバルヒットも記録しているんですよね。
誰もが一度は耳にしたことがあるイントロと、手拍子を交えたリズムは、仲間と盛り上がりたいときにぴったりです。
世代を超えて愛されるロックンロールの原点を、ぜひ体感してみてください。
【ロックンロールの原点!】まずは聴きたいロカビリーの名曲・人気曲(11〜20)
Hard Headed WomanNEW!Wanda Jackson

「ロカビリーの女王」として知られるレジェンド、ワンダ・ジャクソンさん。
彼女の魅力を味わうなら、まずはエルヴィス・プレスリーのカバーである本作から聴いてみてはいかがでしょうか?
歌詞ではアダムとイヴなどの神話を例に、いつの時代も男は女に振り回されるというテーマがユーモラスに描かれています。
それを女性である彼女が、持ち前のハスキーボイスで豪快に歌い飛ばす姿は痛快そのものですよ!
1961年に発売されたアルバム『There’s A Party Goin’ On』に収録されており、当時としては珍しい女性による激しいシャウトが聴きどころですね。
古き良きアメリカの空気を感じたい時や、スカッとしたい気分の時にぴったりです。
理屈抜きで楽しめるロックンロール好きの方は、ぜひ聴いてみてください。
Twenty Flight RockNEW!Eddie Cochran

ロックンロールの歴史を語るうえで欠かせない、伝説的なロカビリー・スターのエディ・コクランさん。
短い生涯ながら強烈なインパクトを残した彼の代表作として今回紹介したいのが、1956年公開の映画『The Girl Can’t Help It』の劇中でも披露されたこちらの名曲。
エレベーターが故障したアパートの階段をひたすら上り、恋人の部屋を目指すという若者の日常を、軽快なビートとユーモアたっぷりに歌い上げています。
実はこの曲、1957年7月にポール・マッカートニーさんがジョン・レノンさんの前で本作を完璧に演奏し、バンド加入のきっかけになったことでも知られています。
ロックの歴史を変えた運命的なナンバーとして、当時の熱気を感じながら聴いてみると、より一層楽しめるかもしれませんね。
The Train Kept A Rollin’Johnny Burnette Trio

ロカビリーの代表的なバンドとして、人気を集めているジョニー・バーネット・トリオ。
1952年から1957年とわずか5年という非常に短い活動期間でしたが、その短いキャリアのなかで多くの名曲を残してきました。
そんな彼らの名曲として紹介したいのが、こちらの『The Train Kept A Rollin’』。
この曲がリリースされた当時は、ひずんだギターの使用が非常に少なかったのですが、この曲はそんなひずんだギターを使用した、数少ない貴重なロカビリーです。
Fujiyama MamaWanda Jackson

理由は定かではありませんが、1950年代当時、ロカビリーのアーティストは男性が大半を占めていました。
そんななか女性のロカビリー歌手として最初に成功を収めたのが、こちらの『Fujiyama Mama』を歌っているワンダ・ジャクソンさんです。
カントリー・ミュージックとハードなロカビリーをミックスさせた独特のサウンドが人気を集め、多くのアーティストに影響を与えました。
こちらの作品は、そんな彼女の作品のなかでも特に名曲と名高い、ロカビリーのスタンダード・ナンバーです。






