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【オールディーズ】懐かしの50年代洋楽名曲まとめ

【オールディーズ】懐かしの50年代洋楽名曲まとめ
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【オールディーズ】懐かしの50年代洋楽名曲まとめ

皆さんは1950年代の洋楽、と聞いてどのような音楽をイメージされますか。

1950年代から1960年代のヒット曲を「オールディーズ」と呼ぶこともあり、レトロな雰囲気がおしゃれに感じられるのか意外とカフェや古着屋などの店内BGMで使われているケースも多いのですよね。

とはいえ70年前の音楽ということで自分にはきっと縁がない……そんな風に思われている方々のために、こちらの記事では50年代の洋楽の名曲を、ロックやソウルにブルースなど、ジャンルを問わずまとめて紹介しています。

きっと耳にしたことがある曲も登場しますから、ぜひチェックしてみてくださいね!

【オールディーズ】懐かしの50年代洋楽名曲まとめ(1〜20)

Bo DiddleyBo Diddley

Bo Diddley “Bo Diddley” on The Ed Sullivan Show
Bo DiddleyBo Diddley

伝統的な子守唄の旋律を、まったく新しいロックンロールへと昇華させた1曲。

アメリカのロック界の重鎮ボ・ディドリーさんが1955年4月にリリースしたデビューシングルは、後に「ボ・ディドリー・ビート」と呼ばれる独特のリズムパターンで、世界中の音楽ファンを魅了しました。

ビルボードR&Bチャートで2週連続1位を獲得し、ロックの歴史に大きな足跡を残した本作は、アフリカ系アメリカ人の音楽遺産を継承しながら、力強い自己主張とアイデンティティを込めた意欲作。

パワフルなエレキギターサウンドと独創的なリズムは、まさにロックンロール黎明期の革新性を象徴する一曲となっています。

ドライブ中やパーティーなど、アップテンポな音楽で盛り上がりたい時にぴったりの1曲です。

Summertime BluesEddie Cochran

Eddie Cochran – Summertime Blues (Town Hall Party – 1959)
Summertime BluesEddie Cochran

1950年代のロックンロールを代表する名曲と言えば、アメリカ出身のエディ・コクランさんが1958年6月に発表した青春賛歌を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

夏休みのアルバイトに追われる10代の若者の不満を、軽快なリズムとユーモアたっぷりに描いた本作は、ビルボードHot 100で8位、全英シングルチャートで18位を記録する大ヒットとなりました。

後にブルー・チアーやザ・フーなど多くのアーティストによってカバーされ、映画『カディシャック』や『ラ・バンバ』でも使用された名曲です。

若者の反抗心や社会への不満を爽やかに昇華した歌詞は、誰もが共感できる普遍的なメッセージを持っており、カフェや古着屋のBGMとしても心地よく響くはずです。

Blue Suede ShoesCarl Perkins

Carl Perkins – Blue Suede Shoes – Perry Como Show -1956
Blue Suede ShoesCarl Perkins

ロックンロール黎明期に一石を投じたロカビリー界の奇才、アメリカ出身のカール・パーキンスさん。

貧しい農家の少年時代からアフリカ系アメリカ人労働者が歌うゴスペルに親しみ、ブルースとカントリーを革新的に融合させたサウンドを生み出しました。

1956年1月にサン・レコードからリリースした1曲目のシングルで、大のお気に入りの靴を人に踏まれまいとする若者の気持ちを、ユーモアを交えながら描いた本作。

ストイックなまでに大切なものを守り抜こうとする想いが、誰の心にも響く普遍的なメッセージとなっています。

アルバム『Dance Album of Carl Perkins』に収録され、ビルボードのカントリーチャートで1位を獲得。

カフェや古着屋でゆったりとした時間を過ごしながら、懐かしの50年代の空気感を味わいたい方におすすめの一曲です。

Only You, And You AloneTHE PLATTERS

The Platters – Only You, And You Alone (1955) 4K
Only You, And You AloneTHE PLATTERS

甘い恋心を優しく包み込むようなメロディーと温かみのあるハーモニーが心に響く珠玉のラブソング。

アメリカのザ・プラターズが1955年7月にリリースし、R&Bチャートで7週連続1位を獲得した本作は、世界中で200万枚以上の大ヒットを記録しました。

トニー・ウィリアムズさんの情感豊かなリードボーカルと、グループの洗練されたコーラスワークが見事に調和し、永遠の愛を誓う想いを優美に表現しています。

1956年の映画『Rock Around the Clock』での印象的なパフォーマンスシーンは、多くの観客の心を魅了しました。

大切な人と過ごす静かな夜のBGMや、ロマンティックなディナーのお供にぴったりな一曲です。

Be Bop A LulaGene Vincent & The Blue Caps

アメリカのロカビリー界の伝説と言えば、ジーン・ヴィンセントさんとブルーキャップスを外すわけにはいきません。

1956年に発表されたこの楽曲は、ロックンロールの真髄を体現する名曲として知られています。

情熱的な恋の歌で、赤いジーンズを履いた女の子への熱い想いが、ヴィンセントさんの特徴的な歌声とブルーキャップスの鋭いギターサウンドで表現されています。

テネシー州ナッシュビルのブラッドリー・スタジオで録音され、キャピトル・レコードからリリースされた本作は、アメリカのビルボードポップチャートで7位を記録。

映画『女はそれを我慢できない』での印象的なパフォーマンスシーンでも知られています。

ロカビリーファンはもちろん、1950年代のアメリカンポップスに興味がある方にぜひ聴いていただきたい1曲です。

WhyFrankie Avalon

Frankie Avalon “Why” on The Ed Sullivan Show
WhyFrankie Avalon

甘く切ない恋心を歌ったラブソングの傑作です。

アメリカ出身のフランキー・アヴァロンさんが1959年12月に発表し、全米チャートで1位を獲得した本作は、恋人同士の率直な愛の告白を優しいメロディーに乗せて表現しています。

イタリアの楽曲をモチーフにしたメロディーと、男女の掛け合いによる歌唱スタイルが特徴的で、恋に落ちた若者たちの純粋な感情が見事に描かれています。

惜しむらくはアヴァロンさんがテキサスでの映画撮影に専念していたため、この成功を十分に活かせなかったことです。

それでも本作は、カフェや古着屋でBGMとして流れる機会も多く、時代を超えて愛される一曲として今なお輝き続けています。

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