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【オールディーズ】懐かしの50年代洋楽名曲まとめ

皆さんは1950年代の洋楽、と聞いてどのような音楽をイメージされますか。

1950年代から1960年代のヒット曲を「オールディーズ」と呼ぶこともあり、レトロな雰囲気がおしゃれに感じられるのか意外とカフェや古着屋などの店内BGMで使われているケースも多いのですよね。

とはいえ70年前の音楽ということで自分にはきっと縁がない……そんな風に思われている方々のために、こちらの記事では50年代の洋楽の名曲を、ロックやソウルにブルースなど、ジャンルを問わずまとめて紹介しています。

きっと耳にしたことがある曲も登場しますから、ぜひチェックしてみてくださいね!

【オールディーズ】懐かしの50年代洋楽名曲まとめ(1〜20)

I Walk the LineJohnny Cash

1956年にリリースされた『I Walk the Line』は、ジョニー・キャッシュさんの代表曲として今もなお多くの人に愛されています。

この曲が生まれたのは、彼が自分の愛する人への忠誠を誓う気持ちを込めていた時で、心を込めた歌詞が多くの人の心に響いたのです。

特に印象的なのは、ギターにお札を挟むことで生み出された独特の「boom-chicka-boom」サウンド。

それは彼の音楽スタイルの象徴とも言われており、伝説的な1曲の地位を確立しました。

後に映画のタイトルにも選ばれるなど、キャッシュさんの音楽が時代を越えて愛される理由が、この曲には詰まっていますね。

音楽の歴史に輝く、忘れがたい名曲です。

What’d I SayRay Charles

1959年にリリースされたレイ・チャールズさんの『What’d I Say』は、ロックンロールやR&Bの歴史に残るクラシックです。

コンサートのアンコールで即興で生まれたこの曲は、エネルギーあふれるリズムと刺激的な歌詞で、当時の聴衆を魅了しました。

彼のスタイルを築いたゴスペルの要素と、その地位を不動のものにしたリュンバのビートは今聴いても斬新です。

いまだに多くの人を動かし、あらゆる年代のリスナーに愛されるこの曲は、レイ・チャールズさんの功績を象徴しています。

【オールディーズ】懐かしの50年代洋楽名曲まとめ(21〜40)

Who’s Sorry NowConnie Francis

CONNIE FRANCIS: WHO’S SORRY NOW? (1958) – LIVE TV
Who's Sorry NowConnie Francis

失恋の痛みを繊細に表現した大人のラブソングは、1923年に生まれた古き名曲を、アメリカ出身のコニー・フランシスさんが見事に蘇らせました。

父親の強い勧めで録音した本作は、裏切られた恋人の複雑な感情を優しく包み込むような歌声で情感豊かに歌い上げています。

1957年11月にリリースされた本作は、1958年4月に全米ビルボードで4位を獲得。

さらにイギリスでは6週連続1位を記録し、彼女の代表曲となりました。

ダンスホールで流れるワルツから12/8拍子にアレンジされた本作は、ゆったりとしたテンポの中にも力強さが感じられ、恋の切なさを癒やしたい時にぴったりな1曲です。

失恋の痛手を乗り越えようとしている方に、そっと寄り添ってくれる心温まる楽曲をお届けします。

You Send MeSam Cooke

Sam Cooke – Sam Cooke – You Send Me (Official Lyric Video)
You Send MeSam Cooke

まるで天使の声のような甘美なテナーボーカルが心に染み入る、ソウルミュージックの金字塔と呼ぶべき珠玉のラブソングです。

アメリカ出身のサム・クックさんが1957年9月にソロデビュー作として発表した本作は、当時のビルボードチャートでR&B・ポップの両部門で1位を獲得する大ヒットとなりました。

恋に落ちた瞬間の高揚感から、永遠の愛を誓うまでの感情の変化を丁寧に紡ぎ出した歌詞と、滑らかで表情豊かな歌唱が見事に調和しています。

映画『アメリカン・ポップ』や『ジェシカ・ラングのスウィート・ドリーム』でも使用された本作は、恋するすべての人の心に寄り添う、普遍的な愛の讃歌として今なお多くの人々に愛され続けています。

There Goes My BabyThe Drifters

心優しいメロディーと切ない恋心が見事に描き込まれた名曲が、1959年にアメリカのザ・ドリフターズから届けられました。

R&B、ドゥーワップ、ソウルが見事に調和した斬新なサウンドで、恋人との別れに直面した男性の苦悩と後悔が綴られています。

鮮やかなストリングスアレンジと、当時流行していたブラジルのリズムパターンが絶妙にマッチし、ビルボードHot 100で2位、R&Bチャートでは1位を獲得。

ミュージカル『Smokey Joe’s Cafe』でも使用されるなど、幅広い支持を集めました。

本作は、静かな喫茶店でゆっくりと音楽に浸りたい方や、大切な人との思い出に浸りたい方におすすめの一曲です。

懐かしい雰囲気と温かみのある歌声に包まれながら、心温まるひとときをお過ごしください。

Ooby DoobyRoy Orbison

Roy Orbison – “Ooby Dooby” from Black and White Night
Ooby DoobyRoy Orbison

1950年代のロックンロールシーンに鮮烈なデビューを飾ったのは、アメリカ出身のロイ・オービソンさんでした。

ロカビリーとロックンロールを融合させた陽気なリズムと、力強いボーカル、印象的なギターソロが絶妙なハーモニーを奏でています。

15分で作られたという楽曲ですが、ダンスと音楽の楽しさを見事に表現し、恋人同士が音楽に合わせて踊る様子を生き生きと描き出しています。

1956年のサン・レコードからのリリースでビルボードチャート59位を記録し、約20万枚の売り上げを達成。

1987年には、ブルース・スプリングスティーンさんやエルヴィス・コステロさんらと共演したライブでも披露され、世代を超えた人気を証明しました。

明るく開放的な雰囲気が魅力の本作は、気分転換やパーティーシーンでのBGMとしてぴったりの一曲です。