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【オールディーズ】懐かしの50年代洋楽名曲まとめ

皆さんは1950年代の洋楽、と聞いてどのような音楽をイメージされますか。

1950年代から1960年代のヒット曲を「オールディーズ」と呼ぶこともあり、レトロな雰囲気がおしゃれに感じられるのか意外とカフェや古着屋などの店内BGMで使われているケースも多いのですよね。

とはいえ70年前の音楽ということで自分にはきっと縁がない……そんな風に思われている方々のために、こちらの記事では50年代の洋楽の名曲を、ロックやソウルにブルースなど、ジャンルを問わずまとめて紹介しています。

きっと耳にしたことがある曲も登場しますから、ぜひチェックしてみてくださいね!

【オールディーズ】懐かしの50年代洋楽名曲まとめ(21〜40)

April LovePat Boone

春の訪れと共に芽生える新しい恋の喜びを、ドラマチックに歌い上げた珠玉のラブソング。

アメリカ出身のパット・ブーンさんが映画の主題歌として1957年9月に発表した本作は、ビルボードチャートで6週連続1位を獲得する大ヒットとなりました。

柔らかく澄んだ歌声と、ビリー・ヴォーンさんによるジャズテイストのエレガントなサウンドが見事にマッチし、若者の純粋な恋心を優しく包み込むような温かな雰囲気を醸し出しています。

主演を務めた映画『April Love』でも印象的なシーンを彩り、翌年のアカデミー賞では作品賞にノミネートされました。

穏やかな春の午後、心地よい陽光の中でゆったりと聴きたい、ロマンティックなバラードです。

Wake Up Little SusieThe Everly Brothers

The Everly Brothers – Wake Up Little Susie ( 1957 )
Wake Up Little SusieThe Everly Brothers

1950年代を代表するロックンロールの名曲が、アメリカ出身のエヴァリー・ブラザーズさんによって1957年9月に生み出されました。

映画館でうたた寝をしてしまった高校生カップルの切実な心配を、疾走感のあるリズムと兄弟ならではの美しいハーモニーで表現した青春ストーリー。

リリース後、全米ポップチャートとカントリーチャートの両方で首位を獲得し、ローリング・ストーン誌の「史上最高の500曲」でも318位にランクインしています。

本作はサイモン&ガーファンクルなど多くのアーティストにカバーされ、若者の恋愛や友情を描いた映画やドラマのBGMとしても活用されています。

夜のドライブやパーティー、カフェでのひとときなど、心弾むシーンを演出したい時におすすめの一曲です。

Rockin’ Around The Christmas TreeBrenda Lee

Brenda Lee – Rockin’ Around The Christmas Tree (Official Music Video)
Rockin' Around The Christmas TreeBrenda Lee

クリスマスシーズンに欠かせない名曲として知られる本作は、アメリカ出身のブレンダ・リーさんが13歳で歌い上げた意欲作です。

ツリーの周りで賑やかに過ごすホリデーの様子を、軽快なロカビリー調のサウンドと共に描き出しており、世代を超えて愛される普遍的な魅力を持っています。

1958年11月にデッカ・レコードからリリースされ、1990年には映画『ホーム・アローン』でも使用され、新たな注目を集めました。

2023年12月には発売から65年を経て、ビルボードHot 100で初の1位を獲得。

78歳での快挙は、同チャート史上最年長記録となりました。

温かな家族の集いやパーティーシーンを彩る楽曲として、クリスマスムードを盛り上げたい方におすすめの一曲です。

Jim DandyLaVern Baker

力強いリズムとエネルギッシュなボーカルが魅力的な1作に、アメリカ出身のラヴァーン・ベイカーさんが全身全霊を込めています。

困難な状況にいる女性たちをつぎつぎと救出する英雄を主人公に据えた物語は、ユニークな発想とおかしみのある展開で際立っています。

1956年のリリース後、R&Bチャートで首位を獲得し、ポップチャートでも17位にランクインする大ヒットとなった本作は、映画『Pink Flamingos』や『Dazed and Confused』でも使用され、幅広い世代に愛され続けています。

ドライブ中やパーティーなど、アップテンポな音楽で気分を盛り上げたい時にぴったりの一曲です。

All I Have To Do Is DreamEverly Brothers

Everly Brothers- “All I Have To Do Is Dream/Cathy’s Clown” 1960 (Reelin’ In The Years Archives)
All I Have To Do Is DreamEverly Brothers

夢見るような甘美なメロディと、どこか懐かしさを感じさせるハーモニーで、1958年にエヴァリーブラザーズから送り出された名曲『All I Have to Do Is Dream』は、今もなお心に響きます。

それぞれの時代を生きるアーティストによって様々な解釈でカバーされ続けていることが、この曲が持つ普遍的な魅力を証明しています。

ローリングストーン誌の「史上最高の500曲」にも選ばれたこの楽曲は、現代にも息づく50年代を代表するサウンドと言えるでしょう。

록やソウル、ブルースなどジャンルを超えて愛されるこの曲を聴けば、オールディーズの魅力に惹かれること間違いなしです。

Johnny B GoodeChuck Berry

Chuck Berry – Johnny B. Goode (Live 1958)
Johnny B GoodeChuck Berry

1958年にリリースされたチャック・ベリーさんの『ジョニー・B・グッド』は、単なるロックンロールソングという枠を超えています。

ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最高の500曲」で高い評価を得るほど、後の音楽シーンに大きな影響を与えた伝説の曲と言えるでしょう。

名作映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の劇中で、主人公が披露した楽曲としても世界的に有名ですよね。

ギターリフとリズムが心を躍らせるこのナンバーは、今聴いても新鮮な驚きがあります。

ルイジアナ州の風景やカントリーボーイの生き生きとした姿を描いた歌詞が、誰もが自由に夢を追いかける力を与えてくれるんです。

チャック・ベリーさんが示したロックのカリスマは、時代を越えて輝き続けます。

確かに、この曲がなければロックは今の姿とは違ったかもしれませんね。