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【オールディーズ】懐かしの50年代洋楽名曲まとめ

皆さんは1950年代の洋楽、と聞いてどのような音楽をイメージされますか。

1950年代から1960年代のヒット曲を「オールディーズ」と呼ぶこともあり、レトロな雰囲気がおしゃれに感じられるのか意外とカフェや古着屋などの店内BGMで使われているケースも多いのですよね。

とはいえ70年前の音楽ということで自分にはきっと縁がない……そんな風に思われている方々のために、こちらの記事では50年代の洋楽の名曲を、ロックやソウルにブルースなど、ジャンルを問わずまとめて紹介しています。

きっと耳にしたことがある曲も登場しますから、ぜひチェックしてみてくださいね!

【オールディーズ】懐かしの50年代洋楽名曲まとめ(1〜10)

WhyFrankie Avalon

Frankie Avalon “Why” on The Ed Sullivan Show
WhyFrankie Avalon

甘く切ない恋心を歌ったラブソングの傑作です。

アメリカ出身のフランキー・アヴァロンさんが1959年12月に発表し、全米チャートで1位を獲得した本作は、恋人同士の率直な愛の告白を優しいメロディーに乗せて表現しています。

イタリアの楽曲をモチーフにしたメロディーと、男女の掛け合いによる歌唱スタイルが特徴的で、恋に落ちた若者たちの純粋な感情が見事に描かれています。

惜しむらくはアヴァロンさんがテキサスでの映画撮影に専念していたため、この成功を十分に活かせなかったことです。

それでも本作は、カフェや古着屋でBGMとして流れる機会も多く、時代を超えて愛される一曲として今なお輝き続けています。

Mack The KnifeBobby Darin

Bobby Darin “Mack The Knife” on The Ed Sullivan Show
Mack The KnifeBobby Darin

軽快なジャズのビートとは裏腹に、裏社会の残虐な犯罪者を描いた異色の楽曲を、アメリカの天才シンガー・ソングライター、ボビー・ダーリンさんが独自の解釈で表現しました。

ロンドンの闇社会で暗躍するナイフ使いの物語を、アップテンポかつスウィンギーなサウンドで魅せる本作は、1959年8月のリリース後、ビルボード・ホット100で9週連続1位を獲得。

同年のグラミー賞では最優秀レコード賞と最優秀新人賞をW受賞しています。

映画『クイズ・ショウ』や『ハート・オブ・ウーマン』でも使用された名曲は、明るい音楽性と暗いストーリーのコントラストを楽しみたい方にぴったりです。

Hound DogBig Mama Thornton

‎(1965) Blues by Big Mama Thornton – Hound Dog and Down Home Shakedown
Hound DogBig Mama Thornton

1953年にリリースされた『Hound Dog』は、ビッグママ・ソーントンさんが熱唱する力強いナンバーで、R&Bチャートで7週間もの間、1位を獲得し、500,000枚以上も売れました。

この曲は、後にエルヴィス・プレスリーさんによっても歌われ、ロックンロールの歴史に深い足跡を残した名曲です。

曲の持つエネルギッシュなリズムと生き生きとした歌詞は、今でも多くの人々の心をつかみます。

史上最高の500曲に選ばれ、グラミーの殿堂入りを果たしたこの『Hound Dog』は、聴けば必ず脚を動かしたくなる定番の1曲ですよ!

【オールディーズ】懐かしの50年代洋楽名曲まとめ(11〜20)

Ain’t That a ShameFats Domino

Fats Domino – Ain’t That a Shame (1956) – HD
Ain't That a ShameFats Domino

恋人との別れの痛みを、美しいピアノの旋律と共に歌い上げた失恋ソング。

アメリカのファッツ・ドミノさんは、1955年3月にこの心揺さぶるメロディーを録音しました。

R&Bからロックンロールへの橋渡しとなった本作は、発売直後にR&Bチャート1位、ポップチャート10位を獲得する大ヒットとなりました。

パット・ブーンさんによるカバーも人気を博し、ジョン・レノンさんやチープ・トリックなど、数々のアーティストにインスピレーションを与え続けています。

映画『アメリカン・グラフィティ』や『オクトーバー・スカイ』でも使用され、ポップカルチャーに深い足跡を残しました。

切ない歌詞とリズミカルなメロディーの融合は、失恋の痛手を癒やしたい人の心に寄り添う一曲です。

Please, Please, PleaseJames Brown

James Brown performs “Please Please Please” at the TAMI Show (Live)
Please, Please, PleaseJames Brown

懐かしの50年代の音楽シーンを彩った異名「ファンクの帝王」のジェームス・ブラウンさん。

1956年にリリースされた彼のデビュー曲『Please, Please, Please』は、ソウルミュージックを牽引する作品として音楽ファンの心を今も強く掴んでいます。

情緒あふれる歌詞に、痛切な感情をストレートに表現するボーカルは圧巻。

彼の多彩な音楽スタイルを予感させるこの1曲は、今聴いても新鮮でダイナミックな体験をもたらすでしょう。

カフェやお店でかかっているとつい足を止めてしまう、そんな時代を超えた魅力をもつ楽曲です。

Rock Around the ClockBill Haley & His Comets

Bill Haley & His Comets – Rock Around The Clock (1955) HD
Rock Around the ClockBill Haley & His Comets

1954年にビル・ヘイリーさんと彼のバンド、コメッツが発表した『Rock Around the Clock』は、ロックンロールの先駆けとなった曲です。

ロックンロールが若者文化の象徴となっていた時代、この曲は映画『Blackboard Jungle』で使われたことから一躍有名に。

その後も多くのアーティストにカバーされ、ローリング・ストーン誌の「史上最高の500曲」に選ばれるなど、その重要性を世界が認めています。

彼らの音楽は今に続くロックの源流であり、古き良き時代の空気を今も色褪せることなく伝えてくれています。

あなたもこの懐かしくも新鮮な響きに触れてみてはいかがでしょうか。

That’ll Be the DayBuddy Holly & The Crickets

Buddy Holly & The Crickets “That’ll Be The Day” on The Ed Sullivan Show
That'll Be the DayBuddy Holly & The Crickets

『That’ll Be the Day』は、バディ・ホリーさんと彼のバンド、ザ・クリケッツが1957年にリリースした曲で、ロックンロールの金字塔とされています。

この楽曲は疾走感あふれるリズムと心地よいメロディが特徴で、一度聴いたら耳から離れない魅力があります。

また、映画「The Searchers」から得たインスピレーションが曲に息づいており、若さや当時のアメリカ文化を反映しています。

まさにイントロを聴いた瞬間に、その時代その場所へと連れていってくれるような力を持った、不朽の名曲ですね。

今聴いても新鮮で、BGM等で流れると思わず足を止めてしまうほど。

これぞまさに懐かしの50年代洋楽の代表曲と言えるでしょう。