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海外の有名ブルースギタリストまとめ

海外の有名ブルースギタリストまとめ
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海外の有名ブルースギタリストまとめ

日ごろロックやポップスを聴いていて「ブルージー」などといった表現でその楽曲、もしくは楽曲の一部分が表現されているのを目にしたことはありませんか?

ジャズやロックの起源とも言われる「ブルース」には多くの形式がありますし、そのスタイルは一口で語れるものではありませんが、ブルースが生まれた悲しい時代背景を思わせる哀愁のフレーズは「ブルージー」なものと感じますよね。

今回はそんなブルースを代表する伝説のギタリストたちをピックアップ、初心者にもまずは知ってほしいレジェンドたちや近年注目されているギタリストをご紹介します。

ブルースギタリストたちの魂のプレイは、あなたの人生観すら変えるかもしれません!

海外の有名ブルースギタリストまとめ(1〜10)

Scuttle Buttin’Stevie Ray Vaughan

ブルース・ギターの名手、スティーヴィー・レイ・ヴォーンさんの魂を揺さぶるインストゥルメンタル・ナンバー。

1984年5月にリリースされた名盤『Couldn’t Stand the Weather』に収録されています。

疾走感あふれる演奏の中に、深い哀しみと希望が共存する、まさにブルースの真髄といえる1曲。

アルバムはオーストラリアやカナダ、アメリカなど世界各国でチャートイン。

特にアメリカでは2×プラチナ認定を受けるなど、商業的にも大成功を収めました。

ブルースの魅力に触れたい方や、ギターの技巧を堪能したい方にぜひおすすめです。

Bright LightsGary Clark Jr.

魂を揺さぶるブルージーなサウンドと、都市の喧騒を描いた歌詞が印象的な一曲。

ゲイリー・クラーク・ジュニアさんの力強いギターと、ソウルフルな歌声が見事に調和しています。

2012年10月にリリースされたこの曲は、彼の音楽キャリアの転換点となりました。

ワーナー・ブラザース・レコードとの契約のきっかけにもなったんです。

ブラック・キーズを思わせるサウンドと、ジュニア・キンブローへのオマージュが感じられる仕上がりになっています。

夜のドライブや、静かに音楽に浸りたい時におすすめの一曲。

ブルースの伝統と現代的なエッセンスが融合した、新しい形のブルースを体験できますよ。

How Blue Can You GetB.B. King

BB King – How Blue Can You Get (Legends of Rock ‘n’ Roll)
How Blue Can You GetB.B. King

B.B.キングさんはブルースギターの大御所として名を馳せ、そのプレイスタイルは多くのミュージシャンに影響を与え続けています。

特に『How Blue Can You Get』では、彼のギターから生み出される感情のこもったフレーズが聴き手の心に深く響きます。

ターンアラウンドやベンドを駆使したエクスプレッションは、ブルースそのものの魂を表現していると言えるでしょう。

彼のギターはシンプルながらも奥深く、その歌心あふれる音楽は単なるテクニックではなく、生きた伝統として受け継がれています。

幅広い世代に愛されるB.B.キングさんの演奏は、今聴いても色褪せることがありません。

Feels Like RainBuddy Guy

ブルースの世界には多くの伝説が存在しますが、その中でもBuddy Guyさんは特筆すべき一人です。

彼のギタープレイは哀愁を帯びたブルースの精神性を色濃く反映し、聴く人々の感情を揺さぶる力を持っています。

また、彼はFender製のストラトキャスターを使用しており、その水玉模様の特徴的なギターは彼のトレードマークと言えます。

彼の手によって生み出される音色は、シカゴブルースの枠に留まらず、ジャズやロックにも大きな影響を与えてきました。

2005年のロックの殿堂入りは、彼の幅広い影響力とギタリストとしての偉大な業績を物語っています。

初心者から熟練者まで、彼のプレイは多くの音楽愛好家にとって必聴の価値があるでしょう。

My Woman Has A Black Cat BoneAlbert Collins

Albert Collins – My Woman Has A Black Cat Bone (HQ)
My Woman Has A Black Cat BoneAlbert Collins

Albert Collinsさんはブルース界の重鎮であり、そのスタイルは他に類を見ません。

通称「アイスマン」とも呼ばれる彼のフィンガーピッキングは、オープンFマイナーチューニングによって生まれる独特の響きが特徴的です。

舞台上では、身体を大きく使ったパフォーマンスで観客を魅了し、ブリッジカバーをつけたままギターを奏でる姿は、まさにブルースギタリストの魅力を体現しています。

言葉遣いやステージマナーも含め、ブルースを愛する人々にとって、Collinsさんのプレイは永遠の学びの対象となるでしょう。

彼のギターは聴く者の心に深く刻まれ、ブルースの真髄を伝え続けます。

Rollin’ StoneMuddy Waters

深い感情を秘めたブルースギターの響きが、聞く者の内面に深く入り込む1曲です。

1950年にリリースされたこの楽曲は、マディ・ウォーターズさんのキャリアの転機となった作品であり、約70,000枚の売り上げを記録しました。

本作は、移動を続ける孤独な労働者の苦悩を描いており、ウォーターズさんがシェアクロッパーとしての経験を基に制作したものです。

ドライビングなリズムとブルージーなサウンドで、厳しい現実を描きながらもエネルギッシュな印象を与えます。

ブルースの根源を感じたい方や、ギタープレイに彩りを加えたい方にぜひ聴いていただきたい一曲です。

Blues PowerAlbert King

Albert King – Blues Power – 9/23/1970 – Fillmore East (Official)
Blues PowerAlbert King

力強いギターの音色が響き渡る本作は、ブルースの魂を感じさせる名曲です。

アルバート・キングさんの独特のギタープレイと力強いボーカルが、聴く者の心を揺さぶります。

1968年にサンフランシスコのフィルモア・オーディトリウムで録音された本作は、ブルースの真髄を体現しています。

キングさんの巨体から繰り出される情感豊かな演奏は、ブルースの持つ哀愁と力強さを見事に表現しています。

ブルースの奥深さを知りたい方、そして人生に疲れを感じている方にぜひ聴いてほしい一曲です。

キングさんの魂のこもった演奏は、きっとあなたの心に響くはずです。

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