海外の有名ブルースギタリストまとめ
日ごろロックやポップスを聴いていて「ブルージー」などといった表現でその楽曲、もしくは楽曲の一部分が表現されているのを目にしたことはありませんか?
ジャズやロックの起源とも言われる「ブルース」には多くの形式がありますし、そのスタイルは一口で語れるものではありませんが、ブルースが生まれた悲しい時代背景を思わせる哀愁のフレーズは「ブルージー」なものと感じますよね。
今回はそんなブルースを代表する伝説のギタリストたちをピックアップ、初心者にもまずは知ってほしいレジェンドたちや近年注目されているギタリストをご紹介します。
ブルースギタリストたちの魂のプレイは、あなたの人生観すら変えるかもしれません!
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海外の有名ブルースギタリストまとめ(1〜20)
Roadhouse BluesJeff Healey

全盲のブルースギタリスト、ジェフ・ヒーリー。
座ったままひざの上にギターを置き、真上から弦を押さえて弾く独特なプレイスタイルで人気を博しました。
残念ながら2008年に癌のため41歳という若さでこの世を去ってしまいましたが、彼の強烈なブルースギターは忘れることができません。
Bad PennyRory Gallagher

アイルランド出身で、ブルース界にその名を刻んだギタリスト、ロリー・ギャラガーさん。
彼のプレイにはブルースの深い哀愁が宿っています。
特に「Bad Penny」では、その独特のピッキング技術が光ります。
彼が紡ぎ出す音色には、一音一音に心が籠もっており、情熱的ながらも繊細さを感じさせるプレイが、聴く者の心を揺り動かします。
ギャラガーさんのギターは、ただの楽器ではなく、彼の感情を伝える媒体であり、ロックやジャズに影響を与えたブルースの魅力を存分に表現しています。
亡くなってからもなお多くの人々にインスピレーションを与え続ける彼の演奏は、今聴いても色褪せることがありません。
Baby, Please Don’t GoLightnin’ Hopkins

1940年代終盤から、1950年代中盤にかけて大活躍したライトニン・ホプキンス。
カントリーブルースアーティストとしては珍しくビルボードにチャートインするほどのヒット曲をリリースしたこともあります。
この曲は1960年代以降、多くのロックバンドにカバーされた名曲です。
Boom BoomJohn Lee Hooker

ブルースの魂が凝縮された一曲。
力強いリズムと滑るようなギター、そして情感たっぷりの歌声が心を揺さぶります。
恋愛の熱情を歌った歌詞は、聴く人の心に直接語りかけてくるようです。
1962年にリリースされた本作は、ジョン・リー・フッカーさんの代表曲として多くの人々に愛され続けています。
ロックンロールの殿堂にも選ばれた不朽の名曲は、ブルースファンはもちろん、音楽の歴史に興味がある方にもおすすめです。
人生に疲れたときこそ聴きたい、魂の響きがここにあります。
Have You Ever Loved A WomanFreddie King

ブルースの魂を込めたフレディ・キングさんのギターの音色が、聴き手の心を震わせます。
ひっそりと嘆くかのような歌声と、その哀愁を増幅するプレイは、ブルースの本質を伝えるにふさわしい表現力を持っています。
1962年にリリースされた本作は、愛の複雑さと心の痛みを深く掘り下げ、恋愛の感情の山と谷を生々しく表現しています。
メランコリックなトーンは、愛に伴う苦悩と切望をさらに強調し、聴く者の心に深く染み入ります。
ブルースの奥深い魅力を余すところなく示す一曲は、恋愛の喜びと苦しみを味わったことのある方におすすめです。