世界の有名ギタリスト。歴史に名を刻んだ偉大なギタリストたち。
音楽の歴史に名前を残した世界の有名なギタリストを、ジャンルを限定せずに紹介していきます。
ジャンルの違いだけでなく、バンドの中でのギタリスト、ソロで活躍するギタリストなど、フィールドの違いにも注目してそれぞれの技術を感じていきましょう。
まずはプレイヤーに注目して、そこから新たなジャンルを知っていくのもオススメですよ。
偉大なギタリストたちの名前をおぼえていくことが、世界の音楽や歴史についての知識を深めるきっかけにもなることでしょう。
世界の有名ギタリスト。歴史に名を刻んだ偉大なギタリストたち。(1〜10)
Tears in HeavenEric Clapton

映画の主題歌として作られた、1992年にリリースされて大ヒットした楽曲です。
この曲が収録されたアルバムのヒットによって、アンプラグドのブームが起こったのも印象的ですね。
リラックスしながら聴けて、聴き応えも十分な楽曲。
クラプトンさんのアコースティック・ギタープレイに酔える名曲ではないでしょうか。
Rising ForceYngwie Malmsteen

速弾きと言ったらイングヴェイ・マルムスティーンさんは欠かせない人物ですよね。
メタル系速弾きのパイオニアとも言うべき存在であり、クラシックとメタルを融合させた新しいスタイルの立役者でもあります。
現在では広く用いられている「スウィープ・ピッキング」を有名にしたのもこの人ですね。
Voodoo Child (Slight Return)Jimi Hendrix

アメリカの偉大なギタリストであるジミ・ヘンドリックスさん、4年ほどという短い活動期間の中で確かな実績を残し、その後のミュージシャンにも大きな影響を与えた人物です。
ブルースとロックンロールを融合させたような音楽性、エフェクターを多用した豊富な音色など、画期的な試みが音楽に刺激と進化を与えたようなイメージですね。
数々の楽曲はロックのスタンダードとしても語り継がれ、多くのアーティストによってカバーされています。
ストラトの魔術師という異名もあるように、フェンダー・ストラトキャスターを愛用。
生産の継続や人気の上昇にもつながったというエピソードからも、自分のスタイルを貫いてきたことが感じられますね。
Stairway to HeavenJimmy Page

レッド・ツェッペリンの代表曲です。
ジミー・ペイジさんによるアコースティックギターのアルペジオで物悲しく始まりますが、徐々に楽器が重なり、壮大なスケールを感じさせる終わりを迎えます。
ジミー・ペイジさんだけでなくメンバーのテクニックも素晴らしく、安心して聴いていられる曲です。
Hot For TeacherEdward Van Halen

タッピング奏法で脚光を浴びたギタリストのエドワード・ヴァン・ヘイレンさん。
もちろんタッピングのみに止まらず、速弾きをはじめとしたすべてのテクニックが超ハイレベルです。
彼の登場によってその後のハードロックの勢力図が激変したと言っても過言ではないと思います。
Into The ArenaMichael Schenker

超絶早弾きプレーヤーというわえではありませんが、リズムの良い正確なオルタネイトピッキングで弾くプレイは必見。
この曲は派手さはないものの基本的なテクニックがしっかり入っており、リフやソロパートなど安定したプレイは練習の参考にもピッタリです。
We Will Rock YouBrian May

イギリスの代表的なロックバンド、クイーンのギタリストとして知られ、ソロでも活躍しているブライアン・メイさん。
天文学者や動物愛護運動家などギタリストではない面も注目される人物です。
「レッド・スペシャル」と呼ばれる自作のギター、ピックのかわりにコインを使うなど、特殊な演奏が独特の音色を生み出しています。
このコインでの演奏はただ強いアタックを生み出すだけでなく、当て方の工夫でさまざまなニュアンスを演出しており、この点から音へのこだわりもしっかりと感じられますね。
この新しい音の追及や音色への細かいこだわりが、クイーンの多彩な楽曲を支えていたのではないでしょうか。