世界の速弾きギタリスト
ギタリストの間では、速弾きが話題となることも多いのではないでしょうか?
実際にご自身でもギターを弾く方なら、きっと一度は憧れたことがあると思います。
また、ギタリストではない方でも、特定のジャンルのギターの速弾きが好きだという方も多いかもしれませんね。
そこでこの記事では、速弾きが有名なギタリストをたくさん紹介していきますね!
実際の曲の中で披露される彼らのプレイには圧倒されるはず。
世界の超有名ギタリストから日本屈指のギタリストまで、速弾きファンは必見ですよ!
世界の速弾きギタリスト(1〜10)
Technical DifficultiesPaul Gilbert

レーサーXで活動した後、ビリー・シーンさんたちとMr.Bigを結成し世界的に有名となりました。
ヘヴィメタルやハードロック色の強いギタープレイが特徴で、タッピングやスウィープ・ピッキングなども楽々とこなす腕前です。
紹介するこの曲はレーサーX時代の名曲で、リフやソロプレイともに聴きやすくキャッチーなインスト曲です。
PanamaEdward Van Halen

エドワード・ヴァン・ヘイレンさんは、アメリカ出身のロックバンドであるヴァン・ヘイレンのギタリストです。
ハイレベルなギタープレイもさることながら、現代ではロックギタリストのテクニックとして当たり前になったライトハンド奏法による速弾きフレーズを世に広めたギタリストとしても知られています。
ギター以外にもピアノやバイオリンを演奏できるマルチプレーヤーで、ギターが弾けるボーカルがバンドに所属していた時は自身がキーボードに専念するなど、ギター以外の楽器でもステージに立てる実力を持っています。
その類まれなプレイスタイルと作曲センスにより、後世の速弾きギタリストに多大な影響を与えたギタリストの1人です。
Building the ChurchSteve Vai

世界中にいる速弾きギタリストに対して天才と称することは多いですが、その中で鬼才、変人、宇宙人とまで称されるギターの革新者がスティーヴ・ヴァイです。
ロックギターでスタンダードに使われるペンタトニックスケールにとどまらなず、多彩な旋法を駆使した速弾きプレイは、その速弾きスピードとロックでは聴きなじみのない旋律が相まって、スティーヴ・ヴァイらしい個性的なギタープレイを生み出しています。
アルカトラス、デヴィッド・リー・ロスのバックバンド、ホワイトスネイクといった数多くの大物バンドへの参加からもその実力が知れる、その異才により異彩を放っているギタリストです。
INFERNOMarty Friedman

メガデスに加入し、バンドの全盛期を支えて一躍有名になりました。
今では日本に移住し、日本のミュージシャンとして活動しています。
日本ではタレント寄りの印象を持たれていますが、スーパーギタリストにも引けをとらないテクニックは、メロディアスなものからヘビーなものまで何でもこなします。
この楽曲もスリリングな展開がクールで、ギターソロも素晴らしい仕上がりです。
Rising ForceYngwie Malmsteen

1980年代から1990年代にかけ、世界中で大きなムーブメントを巻き起こした速弾きギタリストブームにおいて、その草分け存在となったのがイングヴェイ・マルムスティーンさんです。
ハーモニックマイナーを基調にしたクラシカルで高度な速弾きは、圧巻でありながら誰が聴いてもイングヴェイのギターだとわかる強烈な個性を放ち、今も王者と呼ばれロックギター界のトッププレーヤーとして君臨しています。
テクニカルなプレイばかりがフィーチャーされがちですが、伝説のギタリストであるジミ・ヘンドリックスさんからの影響もあり、ブルース・ギターも弾けるなど幅広いギタープレイを得意とするギタリストです。
VenomChris Impellitteri

子供の頃からクラシックギターのレッスンを受けていただけあり、クラシカルなマイナースケールを得意とするプレイが有名です。
頻繁にスタイルを変えながら活動していますが、メロディアスなソロは今もトップクラス。
スピード感あふれるこの曲は、イントロのリフからかっこよくギターソロもバッチリと決まっています。
StruggleIchika Nito

ソロのギタリストとしてだけでなく、ichikoroやDiosなどバンドでもその実力を発揮しているのがIchika Nitoさんです。
2020年にはイギリスのギター雑誌『Total Guitar』で、読者が選ぶ現在最高のギタリスト100選にて8位に選出されたりと、世界的にも注目を集めるギタリストですね。
タッピングなどを駆使したテクニカルな演奏が大きな魅力で、単音引きの中にカッティングなども取り入れることで、音のキレがしっかりと感じられます。
また速い演奏だけではない音色や展開の切り替えも印象的で、歌うようなギターで独自の世界観を生み出しているんです。
そのクリエイティブなプレイングがたくさんの人から愛されています。