【ギター】世界の有名クラシックギタリスト。おすすめのギタリスト
世界の有名なクラシックギタリストを一挙紹介!
クラシックギターの礎を築いた偉大なギタリストから、奇抜な演奏を得意とする個性的なギタリストまで、幅広くピックアップしています。
クラシックギターの世界は、ロックやブルースなどに比べ、ハイレベルな実力を持ったギタリストが多いと言われています。
今回はそんなトップクラスの実力を持つ、世界の有名ギタリストを選びました!
世界では支持を受けているものの、日本ではまだ知られていないマイナーなギタリストも紹介しています!
クラシックギターが好きな方は必見ですよ!
【ギター】世界の有名クラシックギタリスト。おすすめのギタリスト(1〜10)
Entre dos aguas (1976)Paco de Lucía

本物のギターの神様、パコ・デ・ルシアさんです。
ルシア様と呼んでもいい最も偉大なフラメンコのギタリストとして有名です。
スペイン出身でアンダルシア州カディス県の港町アルヘシラスで生まれました。
わずか12歳で、兄のペペ・デ・ルシアとのデュオで初レコーディングし、1967年、初のリーダー・アルバム『天才』を発表しました。
1973年にリリースされたアルバム『二筋の川』でスペインのヒットチャートで第1位となったことにより、スペインのみならず広くパコさんの名前が広がるようになりました。
正直、今回紹介したどのギタリストよりも、ダントツでギターが上手です。
パコさんはフラメンコのギタリストですが、クラシックの曲を演奏することもあります。
クラシックギタリストにもエレキギタリストにもギターの神様はいますが、パコさんを超える人はいまだにいないでしょう。
それほどすごいギタリストなんです。
Verano PorteñoAlexandra Whittingham

イギリスの王立音楽アカデミー出身のクラシックギタリスト、アレクサンドラ・ホイッティンガムさん。
現代のクラシックギタリストのなかで特に有名な方ですね。
彼女は2015年にグレッグノッグ音楽コンクールで若手ギタリスト賞を受賞しており、ギタリストとしては浅いキャリアながら確かな実力を持っていることで知られています。
さまざまな楽曲をカバーしており、日本のトラディショナルな名曲『さくら』も、クラシックのようなアレンジを加えてリリースしています。
FandanguilloAndrés Segovia

「現代クラシック・ギター奏法の父」と称されているクラシックギタリスト、アンドレス・セゴビア。
スペイン出身のギタリストです。
さすがスペイン、やはりギタリストのレベルは世界一ですね。
大衆音楽のギターをクラシックに持ち込んだ彼の功績は偉大です。
彼は多くの弟子を持つギタリストで、現在でも弟子を通じて彼のギターに対する意識は受け継がれています。
テクニックは歴代でもトップレベルで、ハイレベルな表現力を持ったギタリストです。
シューベルト:アヴェ・マリアMichael Lucarelli

クラシックギターの魅力を多彩なジャンルで表現するマイケル・ルカレリさん。
1985年から音楽の道に入り、ユタ大学とアリゾナ大学で音楽を学びました。
サンダンス映画祭やワーナーブラザーズのテレビショーでの演奏、2002年冬季オリンピックでの演奏など、著名な場所で腕前を披露しています。
YouTubeでは1億4000万回以上の視聴を記録し、20枚以上のアルバムをリリース。
クラシックからジャズ、ラテン音楽まで幅広いレパートリーを持ち、結婚式やコーポレートイベントなどさまざまな場面で演奏活動をしながらギターとヨガの教師としても活躍するなど、音楽以外の才能も発揮しています。
心地よい音色と豊かな表現力で、特別な日を彩る音楽を求める方におすすめです。
GranadaJulian Bream

イギリス出身のクラシックギタリスト、ジュリアン・ブリームさん。
アンドレス・セゴビアさんとともに、クラシックギターを広めた人物です。
昔はギタリストといえばスペインという風潮がありました。
事実、スペインのギタリストは現在においても他の国とはレベルが数段階も違います。
ですが、ジュリアン・ブリームさんは自らがテクニックを身につけることで、そういった風潮を取り払う活動を続けてきました。
今日において、数々のクラシックギタリストが活躍しているのは、ブリームさんのおかげといっても過言ではありません。
Vals No.3John Williams

オーストラリア出身のクラシックギタリスト、ジョン・ウィリアムスさん。
アメリカ出身の有名な作曲家、ジョン・ウィリアムズさんとは同姓同名の別人です。
ウィリアムスさんはロンドン王立音楽院やイタリア・シエナの音楽アカデミアでアンドレス・セゴビアにギターを教わりました。
ウィリアムスさんもアンドレス・セゴビアの有名な弟子です。
アンドレス・セゴビアに教わっただけはあり、その技術は非常にハイレベルです。
高齢のギタリストですが、今なおトップシーンで活躍しています。
ひまわり福田進一

1955年にて大阪出身である福田進一さんは、日本を代表するクラシックギタリストです。
東洋と西洋の音楽を融合させたスタイルで知られ、国内外で高く評価されています。
古典的なレパートリーから現代音楽まで幅広く演奏し、特に武満徹のギター作品の解釈では世界的な権威とされています。
アルバム『Takemitsu: Complete Original Solo Guitar Works』は、武満徹さんのギター作品を集めたもので、深い解釈と繊細な表現力が光ります。
若い頃から国内外のコンクールで優勝し、その才能を世界に認められてきました。
ソロ演奏だけでなく、室内楽やオーケストラとの共演も多く、クラシックギターの新たな可能性を探求しています。
繊細な音色と深い表現力を持つ福田進一さんの演奏は、クラシックギター音楽を楽しみたい方におすすめです。
バルカン・ミニチュアZoran Dukic

クロアチア出身の卓越したクラシックギタリスト、ゾラン・ドゥキッチさんは、1969年ザグレブ出身です。
6歳でギターを始め、その後ザグレブ音楽アカデミーやドイツのケルンで研鑽を積みました。
1990年から1997年にかけて、他のどのギタリストよりも多くのコンペティションで優勝し、その実力を世界に知らしめました。
特筆すべきは、非スペイン人として初めてスペイン音楽の最優秀解釈賞を受賞したことです。
バッハからスペイン・南米音楽まで幅広いレパートリーを持ち、カーネギーホールやコンセルトヘボウなど世界の名立たる会場で演奏を披露しています。
現在はデン・ハーグの王立音楽院で教鞭をとり、次世代のギタリストの育成にも力を注いでいます。
クラシックギターの奥深さや魅力を存分に味わいたい方におすすめのアーティストです。
Mompou’s CoralSean Shibe

スコットランド出身のショーン・シベさんは、クラシックとエレクトリックギターを自在に操る演奏家です。
1992年に生まれた若い音楽家で、スコットランド王立音楽院に最年少で入学しました。
2018年のロイヤル・フィルハーモニック協会ヤング・アーティスト賞など、数々の賞を受賞しています。
伝統的なクラシック音楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、アルバム『ソフトラウド』ではアコースティックとエレクトリックギターを組み合わせた革新的な試みで注目を集めました。
2024年にはロンドンのウィグモア・ホールでのレジデンシーも予定しています。
クラシックギターの新たな可能性を探求したい方におすすめの演奏家です。
La PalomaPepe Romero

フラメンコギタリスタとしても活躍している、ぺぺ・ロメロさん。
フラメンコギタリスタということだけあって、数々のクラシックギタリストのなかでもトップクラスの技術を持ちます。
ロメロさんはわずか7歳という年齢で父と一緒に公演するなど、幼い頃から頭角を現していました。
フィラデルフィア管弦楽団やクリーヴランド管弦楽団といった数々のオーケストラとも共演を果たしている、ベテランギタリストです。
テクニックがとてもうまいので、ぜひチェックしてみてくださいね!
【ギター】世界の有名クラシックギタリスト。おすすめのギタリスト(11〜20)
AsturiasAna Vidovic

クロアチア出身のクラシックギタリスト、アナ・ヴィドヴィチさん。
5歳からギターを練習し始めたヴィドヴィチさんは、なんと11歳という年齢で国際的に知られていきます。
その2年後の13歳のときには、史上最年少でザグレブ国立音楽院に入学し、イシュトヴァン・ロメルさんに師事しました。
いわゆるエリート音楽家というやつですね。
力が必要なため女性が少ないクラシックギター界で最も活躍するフィメールギタリストの一人です。
PreludeNarciso Yepes

スペインを代表するクラシックギタリストの一人、ナルシソ・イエペスさん。
4歳の時に初めてギターに触れたイエペスさんは、ロルカにある音楽アカデミーでギターを学び始めました。
その後、バレンシア音楽院に進みさらなる勉強に励みました。
音楽院に通っていたときに、作曲家であるビセンテ・アセンシオ教授と出会い、イエペスさんの音楽観は定まっていきます。
その後も数々の演奏会を成功させ、1964年からは10弦ギターも開発しました。
後世に語り継がれる偉大なギタリストです。
ToccataDavid Russell

気品のただよう音色が印象的なデイヴィッド・ラッセルさんを紹介します。
幼少期からアンドレス・セゴビアのギターを聴いて育ったそうです。
ラッセルさんは16歳からロンドン王立音楽院でヘクター・グインからギターを学びました。
ギタリストとしては始めるのが非常に遅かったのですが、その才能はメキメキと頭角を現し、在学中にジュリアン・ブリーム賞を二度も受賞しました。
その実力は折り紙付きで、誰が聴いても心地の良いメロディを奏でます。
癒やされたい方は、ぜひチェックしてみてください!
アランフエス協奏曲 第1楽章 アレグロ・コン・スピーリトThibaut Garcia

ティボー・ガルシアさんは1994年フランス・トゥールーズ出身のクラシックギタリストです。
7歳でギターを始め、16歳でパリ国立高等音楽・舞踊学校に入学。
2015年にアメリカのギター財団国際コンクールで優勝し、世界的に注目を集めました。
2016年にはワーナー・クラシックス/エラートと契約を結び、アルバム『Leyendas』でデビュー。
その後も『Bach Inspirations』『Aranjuez』などを発表し、フィリップ・ジャルスキーさんとのデュオアルバム『À sa guitare』も話題に。
2019年には日本映画『マチネの終わりに』に出演し、日本でも人気を博しています。
卓越した技術と多彩なレパートリーで、クラシックギターの魅力を存分に伝えてくれる若手実力派ギタリストです。
Sonata Op.15Marcin Dylla

ポーランド出身のクラシックギタリスト、マルシン・ディラさん。
ルダ・シロンスカ音楽高校でレッスンを受けた後、カトヴィツェの音楽アカデミーに参加し、オスカー・ギリアさんやカルロ・マルキオーネさんからギターを学びました。
2007年にはアメリカギター財団が主催する国際大会で金メダルも獲得している、凄腕のクラシックギタリストです。
2007年までは技術を磨き、競技者としてクラシックギタリストに関わってきましたが、国際大会優勝後はアーティストとして活動しています。
Isaac Albéniz:Asturias (Leyenda)Krzysztof Meisinger

クシシュトフ・マイジンガーさんは1984年にて生まれたポーランド出身のクラシックギタリストです。
ロンドンのウィグモア・ホールやベルリン・フィルハーモニーなど、世界的に有名なコンサートホールで演奏しています。
また、2013年にアビー・ロード・スタジオで録音されたアルバム『Melodia Sentimental』は、ドイツの音楽評論家によって世界のトップ10クラシック音楽アルバムの一つに選ばれました。
2020年には英国のレーベル「Chandos Records」と独占契約を結び、同年にリリースされたアルバム『Elogio de la Guitarra』は高い評価を受けています。
マイジンガーさんは、ヴィヴァルディからピアソラまで幅広いレパートリーを持ち、ソロギター作品やギターと声、他の楽器との共演作品を演奏しています。
クラシックギターの魅力を存分に味わいたい方におすすめです。
Capricho árabeFrancisco Tárrega

偉大なるクラシックギタリスト、フランシスコ・タレガ。
クラシックをある程度知っている方であれば、この名前に聴き覚えがあると思います。
そう、『Recuerdos de la Alhambra』を作曲した、あのタレッガです。
タレッガはクラシックギタリストとしても作曲家としても、多くの功績を残してきました。
タレッガのメロディは深みがあり、その奥深さは並大抵のクラシックギタリストでは再現できないレベルにまで到達しています。
名曲を数多く残してきたクラシックギタリストなので、他の曲もぜひチェックしてみてください。
Azure天野清継

1991年にソロデビューして以来、日本の音楽シーンで活躍を続けるギタリストです。
クラシック音楽の要素を取り入れたジャズを中心に、多岐にわたるジャンルで才能を発揮しています。
デビューアルバム『AZURE』のタイトル曲は、JTのたばこ「ピース・ライト・ボックス」のCM曲としても使用され、大きな話題を呼びました。
その後も、国府弘子さんとの「天国プロジェクト」や「TAOS featuring AMANO」など、多様なプロジェクトで音楽活動を展開。
ジャズの要素を深めたアルバムや、アコースティックギターソロアルバムなど、幅広い音楽性で聴く人を魅了し続けています。
クラシックギターの技巧と現代的なアレンジを融合させた独自のスタイルは、ギター音楽の新たな可能性を感じさせてくれます。
Three Études, Op. 29: No. 23 in G Major (Allegro)William Carter

フロリダ州出身のウィリアム・カーターさんは、バロックギター、リュート、テオルボの演奏で知られるアメリカ人音楽家です。
2005年にソロデビューを果たして、アルバム『La Guitarre Royalle: The Music of Francesco Corbetta』をリリース。
『グラモフォン』誌の「批評家の選択」に選ばれるなど高い評価を得ました。
その後も『La Guitarra Española: The Music of Santiago de Murcia』や『Fernando Sor: Early Works』など、いずれも「エディターズ・チョイス」に選ばれる名盤を発表。
古楽器の演奏と教育に尽力し、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校で教授を務めています。
歴史的な撥弦楽器に興味のある方におすすめの演奏家です。
黒いオルフェ(オルフェの唄・カーニバルの朝)楊雪飛(ヤン・シュエフェイ)

楊雪飛さんは1977年北京出身のクラシックギタリストです。
7歳でギターを始め、10歳で中国国際ギター芸術祭に出演し、スペイン領事からコンサートギターを贈られるなど、早くから才能を認められました。
1999年に中央音楽学院を卒業後、英国王立音楽院に留学。
2002年に同学院の最高演奏資格「dipRAM」を取得しています。
アメリカのストッツェンベルグ国際クラシックギターコンクールなど、数々の国際コンクールで受賞。
バロックから現代音楽、中国伝統音楽まで幅広いレパートリーを持ち、ソロ演奏やオーケストラとの共演、室内楽など多彩な形態で活動しています。
クラシックギターの新たな可能性を追求する楊さんの演奏は、伝統と革新を融合させた独自のスタイルで多くの聴衆を魅了しています。
【ギター】世界の有名クラシックギタリスト。おすすめのギタリスト(21〜30)
Tango de la CaderaManuel Barrueco

1974年にコンサート・アーティスト・ギルド賞を受賞したクラシックギタリスト、マヌエル・バルエコさん。
キューバ出身の彼はキューバの有名な音楽院であるエステバン・サラス音楽院に通っていたのですが、政治難民になりアメリカへと移住しました。
そういった苦労をしているからか、彼の音色には重さや深さを感じられます。
現在でもクラシックギタリストとして第一線で活躍しつづけているので、ぜひチェックしてみてください!
ヴィラ=ロボス:マズルカ・ショーロNora Buschmann

ノーラ・ブシュマンさんは、現在のクラシックギター界で最も重要な国際的ソリストの一人です。
ベルリン生まれのブシュマンさんは、フランツ・リスト音楽院で訓練を受け、ケルン音楽院で研鑽を積みました。
国内外のコンクールで数々の賞を受賞し、2005年にはアルゼンチンのブエノスアイレスで客員教授として活動。
アルバム『Live in Bern』『Suite Orientale』『Apassionata Latina』は批評家から高い評価を受けています。
ギリシャの伝統音楽やラテンアメリカのギター音楽を深く探求し、新しい音楽の領域を研究する独自のアプローチを持っています。
クラシックギターの新たな可能性を追求したい方におすすめのギタリストです。
タレガ:アラブ風奇想曲Isabel Martínez

スペイン出身のクラシックギタリスト、イサベル・マルティネスは、7歳でクラシックギターを始め、演奏と教育の両面で活躍しています。
サン・ハビエル音楽院で教鞭を執りながら、国内外でコンサートやマスタークラスを実施しています。
グラミー賞受賞者のデイヴィッド・ラッセルさんから「見事な演奏」と称賛され、マヌエル・バルエコさんからも「最も優れたギタリストの一人」と評価されています。
知的な技術と温かみのある音色が特徴で、フランシスコ・タレガの楽曲演奏がYouTubeで高い評価を得ています。
クラシックギターの魅力を探求したい方におすすめのアーティストです。
バッハ:G線上のアリアPer-Olov Kindgren

1956年コロンビア出身のスウェーデンのクラシックギタリスト、ペル・オロフ・キンドグレンさん。
バッハからビートルズまで幅広いレパートリーを持ち、クラシックギターの美しい音色を最も美しいと考えています。
1976年からコペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーで学び、その後音楽教師として活動します。
400回以上のコンサートを実施し、2008年にアルバム『After Silence』をリリース。
キンドグレンさんの音楽は静寂から始まり静寂に戻るという独特の哲学を持っています。
クラシックギターの音色に深い愛情を注ぐキンドグレンさんの演奏は、内省と感情表現を大切にする方におすすめです。
ロドリーゴ:ギターのための牧歌&祈りと踊りFilomena Moretti

1973年にイタリアで生まれたギタリスト、フィロメーナ・モレッティさんは、クラシックギターの世界で輝かしい経歴を持つ演奏家です。
サッサリ音楽院を最優秀賞で卒業後、複数の国際コンクールで優勝を重ねました。
1993年には、シエナのキアジャーナアカデミーで奨学金を得て学んでいます。
イタリアやヨーロッパ各地の著名な音楽機関から招かれ、華々しい演奏活動を展開。
ジョアキン・ロドリーゴのソロギター作品全集をリリースし、1998年には「ギターのベートーヴェン」ことスペインのギタリスト、フェルナンド・ソルの録音で「ゴールデンギター」を受賞しました。
モレッティさんの演奏は、技術と表現力の高さで多くの聴衆を魅了しています。
クラシックギターの魅力に触れたい方におすすめの演奏家です。
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007John Feeley

アイルランドが誇るクラシックギタリスト、ジョン・フィーリーさんは1955年出生。
17歳で「ヨーロッパで最も優れたエレクトリックギタリストの一人」と認められる実力の持ち主です。
アメリカへ渡り、一流の教師たちに学んだ後、教育者としても活躍。
2006年には音楽(パフォーマンス)の博士号を取得しました。
アルバム『e-motion』『in winter light』『Islands』などを発表し、アイルランドの現代音楽の支持者としても知られています。
伝統音楽にも造詣が深く、アイルランドの伝統音楽グループであるザ・チーフタンズとの共演も。
「詩的な奉仕のための技巧」と評される繊細な演奏は、クラシックギター愛好家必聴です。
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番より、第2楽章:フーガTatyana Ryzhkova

「タチアナ・リツコヴァ(Tatyana Ryzhkova)」は、ベラルーシ出身のギタリストです。
演奏している曲は、ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 BWV1003より、第2楽章:フーガ。
ドイツ・ヴァイマルでの映像です。
サンバーストAndrew York

アメリカ出身のギタリスト兼作曲家アンドリュー・ヨークの代表的な作品「サンバースト」。
ジョン・ウィリアムスがこの曲を録音したことで一躍有名になりました。
ヨーク自身によるライブ演奏。
ロサンゼルス・ギターカルテットの一員としても活躍しました。
AsturiasSharon Isbin

グラミー賞の受賞経歴を持つクラシックギタリスト、シャロン・イスビン。
彼女はジュリアード音楽院のギター部門を創設したことでも知られています。
男性に比べて女性は握力が弱いため、どうしてもギターに関してはハンデを抱えてしまいがちなのですが、彼女は別です。
男性のギタリストと比べても、高い技術を持っています。
フラメンコに近いような曲を数々リリースしています。
フラメンコとクラシックの中間のようなメロディです。
ぜひチェックしてみてください!
Grand OvertureJason Vieaux

「ソウルフルなクラシックギタリスト」と称されるジェイソン・ビオー。
8歳でニューヨークを拠点に音楽を学びはじめ、その後クリーブランド音楽大学に入りました。
いわゆるエリート音楽家というやつですね。
ソウルフルなクラシックギターというといまいちイメージが湧きづらいと思います。
クラシックギターの楽曲を初めて聴く方には分かりづらいかもしれませんが、聴き比べてみると他のクラシックギタリストよりもパワフルな遠藤であることが分かると思います。
なかなかいないタイプのクラシックギタリストなので、ぜひチェックしてみてください!
【ギター】世界の有名クラシックギタリスト。おすすめのギタリスト(31〜40)
オデオンCarlos Barbosa-Lima

ブラジルの作曲家エルネスト・ナザレーの作品「オデオン」。
ショーロの作曲家として有名ながら、ショパンの影響もあるようです。
原曲はピアノです。
同じくブラジル出身のギタリスト、カルロス・バルボサ・リマによる演奏。
ソナタ・ロマンティカより第2,3楽章Oscar Ghiglia

「ソナタ・ロマンティカ」はシューベルト賛歌としてメキシコのポンセにより作曲されました。
演奏しているオスカー・ギリアはイタリア出身の巨匠で、画家の父とピアニストの母を持つ芸術的な環境で育ちました。
世界的な教育者としても名高い存在です。
Spanish RomanceChristopher Parkening

アメリカで人気を博したクラシックギタリスト、クリストファー・パークニング。
アンドレス・セゴビアの弟子の一人です。
セゴビア流と呼ばれる音作りを自分なりにアレンジしています。
非常に個性の強いクラシックギタリストなので、聴き手によっては好まれないものの、基本的には多くのリスナーから愛されています。
非常に存在感の強いクラシックギタリストです。
彼の音色は哀愁たっぷりなのですが、渋いというよりはセクシーでどこか悲しげな感じですね。
ChaconneEliot Fisk

オスカー・ギリア さん、アリリオ・ディアス さん、アンドレス・セゴビアさんなどのそうそうたるクラシックギタリストにギターを教わった、フィラデルフィア出身のクラシックギタリスト、エリオット・フィスクさん。
アンドレス・セゴビアさんを敬愛していることで有名なクラシックギタリストです。
演奏もアンドレス・セゴビアさんから強く影響を受けており、楽曲によっては若かりし彼を思い出せます。
ぜひチェックしてみてください。
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番より、第2楽章:フーガPetrit Çeku

「ペトリト・チェク(Petrit Çeku)」は、コソボ・プリズレン出身のギタリストです。
演奏曲は、ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 BWV1001より、第2楽章:フーガ(アレグロ)。
クロアチア・ザグレブにて。
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 BWV1008より、第4曲Isabella Selder

「イザベラ・セルダー(Isabella Selder)」は、ドイツ・バイエルン州フリートベルク出身のギタリスト。
演奏曲は、ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の無伴奏チェロ組曲第2番 BWV1008より第4曲:サラバンド。
映像では4本のギターを弾き分けています。
ドヴォルザーク:交響曲 第9番より、第1楽章Jorge Caballero

「ホルヘ・カバジェロ(Jorge Caballero)」は、ペルー・リマ出身のギタリストです。
演奏曲はチェコの作曲家:アントニン・ドヴォルザークの交響曲 第9番より、第1楽章:アダージョ – アレグロ・モルト。
ブラジル・サンパウロ州リベイラン・プレトにて。
ソナタ集Roberto Aussel

バロック時代後期を代表する作曲家ドメニコ・スカルラッティのソナタ集より抜粋。
原曲はチェンバロのために書かれましたが、ギターによる演奏もしばしば聞かれます。
アルゼンチン出身のロベルト・アウセルによる演奏。
Seis por DerechoAlirio Diaz

偉大なるクラシックギタリスト、アンドレス・セゴビアさんの弟子であるアリリオ・ディアズ。
スペインの作曲家であるホアキン・ロドリゴさんなどの有名な作曲家の数々がアリリオ・ディアズさんに曲を提供しています。
作曲家の方から楽曲の提供を持ちかけるくらいなので、その実力は折り紙付きです。
アンドレス・セゴビアさんの遺伝子を最も色濃く継いでいる弟子の一人ではないでしょうか。
バロック音楽とラテンミュージックを組み合わせたサウンドは必見ですよ!
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より、第4曲:ジーグIvan Petricevic

「イヴァン・ペトリチェヴィッチ(Ivan Petricevic)」は、セルビア(旧ユーゴスラビア)ベオグラード出身のギタリストです。
演奏曲は、ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV1004より、第4曲:ジーグ。
【ギター】世界の有名クラシックギタリスト。おすすめのギタリスト(41〜50)
タンスマン:スクリャービンの主題による変奏曲Karmen Stendler

「カルメン・ステンドラー(Karmen Stendler)」は、スロベニア・リュブリャナ出身のギタリストです。
演奏曲はポーランド出身のフランスの作曲家:アレクサンデル・タンスマン作曲のスクリャービンの主題による変奏曲。
スロベニア・リュブリャナでの映像。
アンダンテ・ラルゴIda Presti

ギターの古典時代を代表するギタリスト兼作曲家フェルナンド・ソルの「アンダンテ・ラルゴ」。
フランスのギタリスト、イダ・プレスティによる演奏。
夫アレクサンドル・ラゴヤとの2重奏も有名でしたが、若くして急逝してしまいました。
天使の死Leo Brouwer

アルゼンチン・タンゴで有名なアストル・ピアソラ作曲の「天使の死」。
ギターの作曲家、指揮者として現代を代表するキューバのレオ・ブローウェルによるライブ演奏。
手を故障した後は、演奏より作曲活動に専念しているようです。
フェルナンド・ソル:「魔笛」からの5つのアリアLeonora Spangenberger

「レオノーラ・シュパンゲンベルガー(Leonora Spangenberger)」は、ドイツのギタリストです。
演奏曲は、スペイン・バルセロナ出身の作曲家・ギター奏者:フェルナンド・ソルの「魔笛」からの5つのアリア 作品19。
ドイツ・ヴァイマルでの映像です。
ショパン:前奏曲第4番 &華麗なる大円舞曲Marc Teicholz

「マーク・タイショロツ(Marc Teicholz)」は、アメリカのギタリストです。
演奏している曲は、フレデリック・ショパン作曲の「24の前奏曲 作品28より第4番 ホ短調:ラルゴ」と「華麗なる大円舞曲 変ホ長調 作品18」。
カリフォルニア州サンタモニカにて。
バッハ:トッカータ BWV 914Smaro Gregoriadou

「スマロ・グレゴリアドゥ(Smaro Gregoriadou)」は、ギリシャのギタリストです。
演奏曲はヨハン・セバスティアン・バッハ作曲のトッカータ BWV 914より、第1楽章:序奏、第2楽章:ウン・ポーコ・アレグロ、第3楽章:アダージョ、第4楽章:フーガ。
ゴヤのマハStefano Grondona

「ゴヤのマハ」はスペインのカタロニア地方出身のグラナドスが、同国人の画家ゴヤの絵画にインスピレーションを得て作曲したものです。
演奏はカタロニア文化にも造詣の深いイタリアの巨匠、ステファノ・グロンドーナ。
練習曲No.9Alvaro Pierri

ブラジル出身エイトール・ヴィラロボス作曲のギターのための12の練習曲より第9番。
同じく南米のウルグアイ出身のギタリスト、アルバロ・ピエッリによる演奏。
この練習曲集はアンドレス・セゴビアに献呈されています。
大聖堂Amancio Amaro

パラグアイ出身のギタリスト・作曲家バリオスの代表的な作品。
教会で聞いたバッハのオルガン曲にインスピレーションを得て書かれたようです。
全3楽章からなります。
ウルグアイのギタリスト、セサル・アマーロによる熱演。
サラバンドGöran Söllscher

バッハ作曲のリュート組曲第2番より「サラバンド」。
北欧スウェーデン出身のギタリスト、セルシェルによる11弦ギターでの演奏です。
バッハの演奏家として名高いですが、ルネッサンスからビートルズまで幅広いレパートリーを持っています。