フェンダー社ストラトキャスターをこよなく愛するスーパーギタリスト集
フェンダー社のストラトキャスターは、1954年の誕生以来世界中のギタリストに愛され続けるエレキギターで、定番モデルとして揺るぎない地位を得ています。
ライブ映像やプロモーションヴィデオでは誰しもが目にし、普段聴いている音楽にも必ず使われていると言ってもいいくらい、スタンダードなギターです。
楽器としてのポテンシャルが高く、形状も美しいこのギターを愛用するギタリストは、海外にも、日本国内にも多くおられます。
今回はその中でも特に有名なストラトキャスターの使い手・妙手をご紹介いたします。
フェンダー社ストラトキャスターをこよなく愛するスーパーギタリスト集(1〜10)
John Frusciante

レッド・ホット・チリ・ペッパーズの全盛期の中心メンバーであるジョン・フルシアンテさんもストラトをメインギターとして使用しています。
1962年製のサンバーストモデルを主に使っていますが、このギターは1999年にバンドに復帰した際にベーシストのフリーさんからプレゼントされた思い出の1本だそうです。
Jimi Hendrix

ロックギタリストにとって神のような存在の彼は、右利き用のストラトキャスターをそのまま逆に持って弾くことで独特のサウンドを生み出したジミ・ヘンドリックスさん。
ギターを歯や背中で弾いたり、火をつけたり、破壊するパフォーマンスでも有名です。
たくさんのストラトキャスターが犠牲になったことでしょう。
Eric Clapton

ギターの神様として活躍し続けているエリック・クラプトンさんですが、彼もストラトキャスターの名手として知られています。
あの有名な『Layla』のイントロや激しいギターソロは彼のストラトキャスターによるものです。
初期にはギブソンのレスポールやSGをメインギターとしていた時代もあったようです。
Ritchie Blackmore

ディープ・パープルのギタリストであり、その後、レインボーを率いたリッチー・ブラックモアさんもストラトキャスターの名手です。
『スモーク・オン・ザ・ウォーター』や『ブラックナイト』の有名すぎるリフは彼のストラトキャスターから生み出されたものです。
ステージの最後でのギター破壊でも知られていました。
Stevie Ray Vaughan

スティーヴィー・レイ・ヴォーンさんはテキサス出身のブルースギタリスト。
彼が活動していた1980年代はハードロックの全盛期でしたが、骨太なブルースサウンドで一躍にして有名になりました。
1990年に35歳という若さでこの世を去りましたが、今でも多くのギタリストに影響を与え続けています。
John Mayer

「現代の3代ギタリスト」のうちの一人に数えられているギタリスト、ジョン・メイヤーさん。
彼はギターの腕前のすごさはもちろんのこと、ソングライティング能力の高さも注目です。
彼のメインジャンルのひとつであるブルースは数々の大御所ミュージシャンからも支持されています。
Jeff Beck

日本では、エリック・クラプトンさん、ジミー・ペイジさんと並ぶ3大ロック・ギタリストの一人とされている彼ですが、何種かのギターを使った後、ジェフ・ベック・グループの頃からフェンダー・ストラトキャスターを愛用しています。
フェンダー社からはストラトキャスターのシグネイチャーモデルが販売されています。