ボーカリストにも愛される銘器テレキャスターを使うギタリスト特集
かみつくような野太い低音、しゃらんと、シャキッと、きらびやかに鳴り響く高音。
そしてリアピックアップとフロントピックアップのハーフトーンによる、このギターでしか出せない独特のエモーショナルなサウンド。
名称が変わる前のブロードキャスターとして誕生以来すでに50年を超える歴史のあるギターですが、今も形を変えず製造され続けています。
それだけ長きにわたり愛され続けるギター、使用するギタリストも世界に、日本に数多く存在します。
挙げればキリがないそのテレキャスター・ラバーの中から、特に有名なギタリストをその特徴的なサウンドとともに、ご紹介します。
ボーカリストにも愛される銘器テレキャスターを使うギタリスト特集(1〜10)
アベフトシ

クールな雰囲気と歯切れのよいカッティングに取りつかれたファンも多いのではないでしょうか。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのギタリスト、アベフトシさんです。
ライブではエフェクターを一切使わないことで有名。
2009年に満42歳という若さで惜しくも亡くなってしまいました。
向井秀徳

ロックバンド、ZAZEN BOYSのフロントマン、向井秀徳さんです。
2002年に解散してしまったナンバーガール時代から、ずっとテレキャスターを使い続けています。
一般的なものではない、コードの独特な押さえ方を自身で「オレ押さえ」を表現しています。
Jimmy Page

伝説的なロックバンド、Led Zeppelinのギタリストを務めたジミー・ペイジさんです。
レスポールを持っている印象が強いかもしれませんが、The Yardbirds時代からLed Zeppelin初期まではテレキャスターを弾いていました。
「天国への階段」のギターソロはテレキャスターによるものです。
Keith Richards

ローリング・ストーンズのリードギタリストとしてあまりにも有名なキース・リチャーズさん。
ギターを始めたきっかけは13歳の時に母親からギターをプレゼントされたことだそうです。
ローリング・ストーンズの「サティスファクション」のイントロのギターフレーズは、20世紀のイントロ財産のひとつといえるでしょう。
野田洋次郎

「前前前世」のヒットなどで知られる神奈川県出身のロックバンド、RADWIMPSのギターボーカル、野田洋次郎さんです。
ギターはもちろんのこと、さまざまな楽器を弾きこなすマルチプレイヤーでもあります。
彼の代名詞的なギターといえば青いテレキャスター。
動画の曲では黒いテレキャスターを持つ姿が見られます。
布袋寅泰

BOØWYのギタリストとしてキャリアをスタートさせた布袋寅泰。
現在もいろいろなユニットで活動しています。
通称「G柄」と呼ばれる、彼のトレードマークともいえる白黒の幾何学模様が特徴のフェルナンデスのテレキャスターを使用。
この動画の曲のあの有名なギターイントロは、彼のギターによって奏でられています。
山下達郎

フェンダーのテレキャスターを常に愛用している山下達郎。
1970年代からずっとテレキャスター一筋のようです。
たまにストラトキャスターも使われますが、いすれにせよフェンダーがお好きだとか。
やはりアーティストによって好みの楽器ってあるんですね。
フェンダーのテレキャスターから、あの曲この曲がうまれたんでしょうね。