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ボーカリストにも愛される銘器テレキャスターを使うギタリスト特集

かみつくような野太い低音、しゃらんと、シャキッと、きらびやかに鳴り響く高音。

そしてリアピックアップとフロントピックアップのハーフトーンによる、このギターでしか出せない独特のエモーショナルなサウンド。

名称が変わる前のブロードキャスターとして誕生以来すでに50年を超える歴史のあるギターですが、今も形を変えず製造され続けています。

それだけ長きにわたり愛され続けるギター、使用するギタリストも世界に、日本に数多く存在します。

挙げればキリがないそのテレキャスター・ラバーの中から、特に有名なギタリストをその特徴的なサウンドとともに、ご紹介します。

ボーカリストにも愛される銘器テレキャスターを使うギタリスト特集(11〜15)

Richie Kotzen

Richie Kotzen ‘Riot’ Official Music Video
Richie Kotzen

ブルース的なフィーリングと、確かな速弾きテクニックをあわせ持つ人気ギタリストがリッチー・コッツェンさんです。

メタル的な弾きまくりのイメージはありませんが、彼の演奏からは至るところにテクニカルな要素が感じられます。

日本ではポール・ギルバートさんの後任として加入したMR.BIGでの活動が知られていますね。

ベーシストのビリー・シーンさん、ドラマーのマイク・ポートノイさんと共に結成したバンドであるザ・ワイナリー・ドッグスや、自身のソロプロジェクトではボーカルとしての歌声も披露しています。

Roy Buchanan

ROY BUCHANAN – THE MESSIAH WILL COME AGAIN(LIVE 1976)
Roy Buchanan

テレキャスターサウンドのパイオニア的な存在、ロイ・ブキャナンさんです。

アメリカ出身でブルース・ミュージシャンとして活躍しました。

ギター・プレイヤー誌による「50 Greatest Tones of all Time」の1人にも選ばれています。

Albert Collins

テキサス出身のブルース・ギタリストでシンガーのアルバート・コリンズさん。

ニックネームは「アイスマン」。

オープンFマイナーという変則的なチューニングに指弾きでの演奏スタイルが有名です。

彼はもともとオルガン奏者を目指していましたが、オルガンを盗まれて断念し、ギタリストになったそうです。

人の運命って不思議ですよね。

Muddy Waters

Muddy Waters – Hoochie Coochie Man (Live)
Muddy Waters

「シカゴ・ブルースの父」と呼ばれるアメリカのブルースシンガー、Muddy Waters。

そのエッジーで大胆は演奏の裏には、テレキャスターの存在がありました。

ゴリゴリとしたサウンドと彼のパンチの効いた歌声が、心を揺さぶります。

「Hoochie Coochie Man」は、彼の名プレイが堪能できる一曲です。

Bruce Springsteen

Bruce Springsteen – Born in the U.S.A. (Official Video)
Bruce Springsteen

彼の曲の中でもっとも有名な曲のひとつがこちら、「Born in the U.S.A.」でしょう。

Gジャンを着て、テレキャスターを弾きながら熱く歌う彼の姿は本当に印象的で、これぞアメリカ、という感じがします。

Bruce Springsteenという、一つのブランドのようなイメージですね。