日ごろロックやポップスを聴いていて「ブルージー」などといった表現でその楽曲、もしくは楽曲の一部分が表現されているのを目にしたことはありませんか?
ジャズやロックの起源とも言われる「ブルース」には多くの形式がありますし、そのスタイルは一口で語れるものではありませんが、ブルースが生まれた悲しい時代背景を思わせる哀愁のフレーズは「ブルージー」なものと感じますよね。
今回はそんなブルースを代表する伝説のギタリストたちをピックアップ、初心者にもまずは知ってほしいレジェンドたちや近年注目されているギタリストをご紹介します。
ブルースギタリストたちの魂のプレイは、あなたの人生観すら変えるかもしれません!
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海外の有名ブルースギタリストまとめ(1〜20)
Scuttle Buttin’Stevie Ray Vaughan

ブルース・ギターの名手、スティーヴィー・レイ・ヴォーンさんの魂を揺さぶるインストゥルメンタル・ナンバー。
1984年5月にリリースされた名盤『Couldn’t Stand the Weather』に収録されています。
疾走感あふれる演奏の中に、深い哀しみと希望が共存する、まさにブルースの真髄といえる1曲。
アルバムはオーストラリアやカナダ、アメリカなど世界各国でチャートイン。
特にアメリカでは2×プラチナ認定を受けるなど、商業的にも大成功を収めました。
ブルースの魅力に触れたい方や、ギターの技巧を堪能したい方にぜひおすすめです。
Parisienne WalkwaysNEW!Gary Moore

炎のような情熱と哀愁をギターに込めた、北アイルランドの名手ゲイリー・ムーアさん。
ハードロックからブルース、ジャズ・フュージョンまで多彩な音楽性を持ち、キャリアを通じて進化を続けました。
1970年代初頭にスキッド・ロウで頭角を現し、ソロでは1978年制作のアルバム『Back on the Streets』収録の「Parisienne Walkways」がUKチャート8位を記録。
1990年の名盤『Still Got the Blues』でブルースに回帰し、世界的な成功を手にします。
ピーター・グリーンさん譲りの愛機「Greeny」から紡ぎ出される、感情豊かな泣きのギターは伝説的。
その音楽は、心を揺さぶるギターサウンドを求める人々や、ジャンルを超えた真の音楽表現に触れたい方々に深く響くでしょう。
Bright LightsGary Clark Jr.

魂を揺さぶるブルージーなサウンドと、都市の喧騒を描いた歌詞が印象的な一曲。
ゲイリー・クラーク・ジュニアさんの力強いギターと、ソウルフルな歌声が見事に調和しています。
2012年10月にリリースされたこの曲は、彼の音楽キャリアの転換点となりました。
ワーナー・ブラザース・レコードとの契約のきっかけにもなったんです。
ブラック・キーズを思わせるサウンドと、ジュニア・キンブローへのオマージュが感じられる仕上がりになっています。
夜のドライブや、静かに音楽に浸りたい時におすすめの一曲。
ブルースの伝統と現代的なエッセンスが融合した、新しい形のブルースを体験できますよ。
How Blue Can You GetB.B. King

B.B.キングさんはブルースギターの大御所として名を馳せ、そのプレイスタイルは多くのミュージシャンに影響を与え続けています。
特に『How Blue Can You Get』では、彼のギターから生み出される感情のこもったフレーズが聴き手の心に深く響きます。
ターンアラウンドやベンドを駆使したエクスプレッションは、ブルースそのものの魂を表現していると言えるでしょう。
彼のギターはシンプルながらも奥深く、その歌心あふれる音楽は単なるテクニックではなく、生きた伝統として受け継がれています。
幅広い世代に愛されるB.B.キングさんの演奏は、今聴いても色褪せることがありません。
Feels Like RainBuddy Guy

ブルースの世界には多くの伝説が存在しますが、その中でもBuddy Guyさんは特筆すべき一人です。
彼のギタープレイは哀愁を帯びたブルースの精神性を色濃く反映し、聴く人々の感情を揺さぶる力を持っています。
また、彼はFender製のストラトキャスターを使用しており、その水玉模様の特徴的なギターは彼のトレードマークと言えます。
彼の手によって生み出される音色は、シカゴブルースの枠に留まらず、ジャズやロックにも大きな影響を与えてきました。
2005年のロックの殿堂入りは、彼の幅広い影響力とギタリストとしての偉大な業績を物語っています。
初心者から熟練者まで、彼のプレイは多くの音楽愛好家にとって必聴の価値があるでしょう。