RAG MusicBlues
素敵なブルース
search

海外の有名ブルースギタリストまとめ

日ごろロックやポップスを聴いていて「ブルージー」などといった表現でその楽曲、もしくは楽曲の一部分が表現されているのを目にしたことはありませんか?

ジャズやロックの起源とも言われる「ブルース」には多くの形式がありますし、そのスタイルは一口で語れるものではありませんが、ブルースが生まれた悲しい時代背景を思わせる哀愁のフレーズは「ブルージー」なものと感じますよね。

今回はそんなブルースを代表する伝説のギタリストたちをピックアップ、初心者にもまずは知ってほしいレジェンドたちや近年注目されているギタリストをご紹介します。

ブルースギタリストたちの魂のプレイは、あなたの人生観すら変えるかもしれません!

海外の有名ブルースギタリストまとめ(1〜20)

CrossroadRobert Johnson

悪魔との契約の伝説を持つブルースの巨匠が残した、魂の叫びともいえる一曲。

ロバート・ジョンソンさんの鋭いギターと哀愁漂うボーカルが、聴く者の心を震わせます。

交差点に立ち、救いを求める姿を描いた歌詞は、当時のアフリカ系アメリカ人が直面した厳しい現実を映し出しているとも言われています。

1936年に録音され、翌年にリリースされたこの曲は、後のブルースやロック界に多大な影響を与えました。

ブルースの真髄に触れたい方、音楽の原点を探る方にぜひ聴いていただきたい一曲です。

Didn’t It Rain?Sister Rosetta Tharpe

Sister Rosetta Tharpe- “Didn’t It Rain?” Live 1964 (Reelin’ In The Years Archive)
Didn't It Rain?Sister Rosetta Tharpe

スピリチュアル音楽の存在を広く知らしめたのが、シスター・ロゼッタ・サープさんです。

彼女は1919年頃から活動をスタートし、当時は数が少なかった女性のギタリストとしても注目を集めました。

また、エレクトリックギターを使用した、先駆け的存在としても知られています。

そんなロゼッタ・サープさんのギターテクニックは、後の大スター、エルヴィス・プレスリーさんや、エリック・クラプトンにも影響を与えたそうです。

それから彼女のパフォーマンスは、歌声にも注目ですよ。

I’ll Take Care of YouJoe Bonamassa

Joe Bonamassa & Beth Hart Official – “I’ll Take Care of You” – Beacon Theatre Live From New York
I'll Take Care of YouJoe Bonamassa

Joe Bonamassaさんのギタープレイは多くの音楽ファンを魅了しています。

青春時代には早くもB.B.キングさんの前座を務め、17歳で世界的デビューを飾った経歴を持つ彼は、ブルース界の異色の存在です。

所有ギター数が200本を超えるコレクターでもあるBonamassaさんのお気に入りは、1959年製のオリジナル・レス・ポールであり、「Skinnerburst」と名付けられたそのギターから奏でられる音色は、まさにソウルフル。

その指先から紡がれる哀愁を帯びた旋律は、聴く者にブルースの深い世界観を伝えるだけでなく、人生を豊かにする一筆とも言えるでしょう。

ブルースギタリストとしての深い洞察力と技巧を見せつけるBonamassaさんのプレイには、必聴の価値があります。

All Your Love & Magic Same’s BoogieMagic Sam

バディ・ガイやオーティス・ラッシュとともに、エレクトリック・シカゴ・ブルースの中心人物であったマジック・サム。

アンプだけで歪ませたサウンドが何とも心地よく響きます。

シカゴだけでなく、ブルース界全体を背負って立つと期待された彼ですが、惜しくも32歳という若さで亡くなってしまいました。

CrossroadsEric Clapton

Watch Eric Clapton perform “Crossroads” Live!
CrossroadsEric Clapton

ブルースギターの第一人者といえば、この人をおいて他にいないでしょう。

1960年代から現在まで常に第一線で活躍してきたエリック・クラプトン。

彼の代名詞といえるこの「クロスロード」は、毎年行われるロック・ブルースフェスティバルのタイトルにもなっています。