デルタブルースの名曲。おすすめの人気曲
世界を代表するデルタブルースの中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲のご紹介です。
デルタブルース入門としても最適なプレイリストです。
デルタブルースの名曲。おすすめの人気曲(21〜30)
Where Did You Sleep Last Night?Lead Belly

深い悲しみと裏切りの感情が込められた、魂を揺さぶるブルースの名曲です。
Lead Bellyさんの力強い歌声と12弦ギターの音色が、聴く人の心に深く染み入ります。
1959年5月にリリースされたこの曲は、その後も多くのアーティストにカバーされ、音楽シーンに大きな影響を与え続けています。
真夜中、静かな部屋でじっくりと聴くのがおすすめ。
人生の苦難や失恋の痛みを抱えた時、この曲を聴けば心が癒されるかもしれません。
ブルースの真髄に触れたい方にぜひ聴いていただきたい一曲です。
Death Letter BluesSon House

デルタ・ブルースの神髄を体現する一曲。
Son Houseさんの魂を揺さぶるような歌声と、スライドギターの絶妙な音色が心に染み入ります。
1965年4月、ニューヨークのコロンビアスタジオで録音されたこの曲は、アルバム『Father of Folk Blues』に収録。
愛する人を失った悲しみと絶望を、Son Houseさん独特の生々しい表現で描き出しています。
その後、The White StripesやCassandra Wilsonなど多くのアーティストにカバーされ、2019年にはHBOドラマ『True Detective』のテーマ曲にも。
人生の喜びや悲しみを深く味わいたい方におすすめの一曲です。
Saturday BluesIshman Bracey

1928年1月にリリースされたデルタブルースの名曲。
不実な愛や日常の複雑さを切なく歌い上げます。
スライド奏法を駆使したギターの音色が魅力的で、聴く人の心に深く染み入ります。
イシュマン・ブレイシーさんの鼻にかかった独特の歌声が、楽曲の魅力をさらに引き立てていますね。
本作は『The Famous 1928 Tommy Johnson–Ishman Bracey Session』など複数のアルバムに収録され、ブルースファンから高い評価を得ています。
デルタブルースの真髄を味わいたい方や、心に響く音楽を求めている方にぴったりの一曲です。
Lead Pencil Blues (It Just Won’t Write)Johnnie Temple

デルタブルースの隠れた名曲として知られるこの楽曲。
ジョニー・テンプルさんの独特なサウンドは、後のロバートジョンソンさんにも影響を与えたと言われています。
重厚なウォーキングベースが印象的で、ボーカルの抑揚や曲構成など、聴いてみるとその魅力に気づくことができますよ。
1935年5月14日にVocalionレーベルで録音されたこの曲は、ブルース音楽の歴史の中で重要な役割を果たしています。
デルタブルースの世界に触れる上で、テンプルさんの音楽は避けて通れない存在。
音楽ファンのみなさんに是非聴いていただきたい一曲です。
My Baby’s GoneTOMMY McCLENNAN

寂しさと後悔が滲み出る、デルタブルースの名曲です。
TOMMY McCLENNANさんの粗削りな声が、失恋の痛みを見事に表現していますね。
1939年2月にリリースされたこの曲は、彼の代表作の1つとして知られています。
恋人に去られた男性の複雑な心境が、ギターの音色と相まって胸に迫ります。
「いつかあなたが理解するだろう」という歌詞には、諦めと希望が同居しているようで、聴く人の心に深く響きます。
失恋の痛みを癒したい時や、人生の岐路に立たされた時に聴くと、不思議と勇気がわいてくるかもしれません。