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まず音源を聴き比べしよう
↓これを聴いてください。
↓それからこれ。
印象が全然違いますよね?
上のビートは8ビート、下は16ビートに聴こえませんか?
(ベースを意識して聴いてみましょう)
でもドラムのフレーズはまったく同じ。
8分音符にだけ音を配置した淡泊なフレーズです。
グルーブの支配者は誰だ?
ドラム経験者であれば理解も容易いのですが、グルーブを真に支配しているのはベーシストです。
ベースのフレーズによってどんなノリになるのかが決定します。
バンドアンサンブルでグルーブしないとき
- ドラマーが必要以上にビートを引っ張ろうとし過ぎている
- ベーシストがドラマーに依存し過ぎている
このどちらかが原因であることが多い。
ベースはドラムに乗るもの、という考えは捨てましょう。
ベースの音の配置・音価次第でグルーブはまるで変わってきますから、ベーシストが自立したグルーブを出すことができて初めてドラマーが叩くべき最適なフレーズが決定してくるわけです。
ドラムの打ち込みに必要な努力
上記のとおり、グルーヴの支配者はベーシストです。
ドラマーにできることはベースのグルーブを援護すること。
たとえば16ビート感を出すために必要な工夫はハイハットの16分音符を詰め込むことではありません。
音を増やさずに8分音符のベロシティを微妙にコントロールする方が近い表現ができたりするわけです。
ここで言う援護とは、音数を足すと言ったわかりやすい方法論ではなく、微妙なニュアンスでグルーブを強化することを意味します。
この微妙なニュアンスこそ難しい部分であります。
ゴーストノートやアクセントはもちろん、キックの位置や他の楽器(特にパーカッション)との兼ね合いも重要ですし、その微妙なニュアンスはジャンルによっても異なります。
というわけで!
次回以降はいよいよ具体的なニュアンスのつけ方を見ていきます。