【高齢者向け】秋の花の漢字クイズで盛り上がろう！読めそうで読めない漢字まとめ

われもこう

「吾亦紅（われもこう）」は、バラ科の多年草で日本をはじめアジア各地に自生しています。

この花は赤茶色の小さな花が球状にまとまって咲くのが特徴的です。

吾亦紅という名前には「私もまた紅い」という意味が込められており、周りと同じく紅く染まる、という少し控えめで物思いにふける秋の風情が漂います。

俳句や和歌に詠まれることが多い身近な秋の花のひとつです。

さざんか

「山茶花（さざんか）」は、ツバキ科の常緑低木で、秋から冬にかけて白やピンクなどの花を咲かせます。

椿とよく似ていますが、花が一枚ずつ散るのが特徴です。

庭木や生け垣としても親しまれています。

高齢者の方も「童謡・たきび」などで親しみがある花の名前ですね。

秋から冬の季節感を代表する花として、季語にもなっています。

さるすべり

「百日紅（さるすべり）」は夏から秋にかけて長い期間にわたって花を咲かせる木です。

漢字の「百日」はおよそ100日間花が咲き続けること、「紅」は紅色の花を表しています。

また「さるすべり」という名前は、その木の幹がとても滑らかで、猿も滑ってしまうという意味からきています。

庭木や公園などによく見られ、夏から秋にかけての代表的な花の一つです。

コスモス

「秋桜」は「コスモス」と読みます。

コスモスの原産地はメキシコですが、日本でも広く親しまれており、秋の代表的な花ですよね。

可愛らしい見た目と、花びらが桜に似ていることから「秋に咲く桜」という意味でこの漢字が使われるようになりました。

高齢者の方にもなじみ深い花ですね。

りんどう

「竜胆」（りんどう）は、秋の草花の中でも特に美しいとされる花で、日本各地の山野に自生しています。

青紫色の花が特徴で、鑑賞用としても人気があります。

また、根は古くから漢方薬として使われ、その苦味が効能のもととされています。

高齢者の方には、秋の季節感や昔の薬草の知識を思い出すきっかけとなるかもしれませんね。

サルビア

「緋衣草（サルビア）」は、秋に開花する代表的な花の一つです。

「緋」は鮮やかな赤色を、「衣」は服、「草」は草花を表しています。

サルビアは、赤い花が特徴的で、まるで緋色の衣をまとったように見えるためこの漢字が使われています。

学校や公園などで花壇によく植えられているため、高齢者の方にもなじみ深い花です。

はぎ

「萩（はぎ）」は日本の秋を代表する花で、秋の七草にも選ばれています。

小さな紅紫色や白色の花が特徴で、古くから和歌や俳句にもよく詠まれてきました。

漢字の「萩」は、草かんむりに「秋」と書くことでも覚えやすく、秋らしい趣のある植物として多くの高齢者にもなじみ深い花です。