【高齢者向け】5月の俳句紹介。楽しいレクリエーション
5月といえば、さわやかな新緑とやさしい風が心地よい季節ですよね。
自然の変化を感じるこの時期に、俳句を楽しむのはぴったりの過ごし方ですよね!
季節を詠む俳句は、高齢者の方にも心の豊かさやリフレッシュをもたらしてくれるはず。
でも「どんな俳句が5月に合うのかわからない」「季節感をうまく取り入れられない」と悩んでしまうこともあるかもしれません。
そこでこの記事では、5月にぴったりの俳句をご紹介します!
自然や季節を感じながら、俳句の世界を一緒に楽しんでみませんか?
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【高齢者向け】5月の俳句紹介。楽しいレクリエーション(11〜20)
葉ざくらや 奈良に二日の 泊り客
この俳句は、与謝蕪村が詠みました。
江戸時代中期の俳人で、高齢者の方も一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
花が散り始め緑の若葉が出てくる様子は、満開の桜とはまた違った美しさがあることでしょう。
桜の木の新緑からは、これからもっと大きな葉になるという生命力の強さや、趣も感じられます。
葉桜の時期は桜の花が見頃の時期とは違い、混雑もしていないのでいませんよね。
そのため、葉桜をゆっくりと楽しめます。
俳句から、季節に応じた美しい風景があることをあらためて感じられますね。
薄暑来ぬ 人美しく 装へば
昭和を代表する女性俳人の星野立子が詠んだ俳句です。
薄暑と書いてはくしょと読みますが、5月初旬の立夏を迎えてから下旬頃までの時期を指します。
ぽかぽかと暖かな春が過ぎ、暑さを感じられる頃のようです。
星野立子がパリに行ったときのことを詠んだもので、パリの街に1人だけ着物を着ている様子だそうですよ。
暑さを感じられる時期の着物姿からは、りんとした美しさを周りの方も感じていたことでしょうね。
さらに異国の地の風景に、着物が映えていた様子も感じ取れる俳句です。
門川に 流れ藻絶えぬ 五月かな
5月というとみなさんはどんなイメージがありますでしょうか?
新緑が美しく穏やかな気候など、爽やかさも感じる季節のイメージがある方もいることでしょう。
河東碧梧桐が詠んだ「門川に 流れ藻絶えぬ 五月かな」からも5月の雰囲気が感じられますよ。
河東碧梧桐は、明治から昭和にかけて活躍した俳人で、正岡子規のとくに優れた弟子として高浜虚子と並び称されています。
俳句からは、5月の太陽の光に反射して、キラキラと光る門川。
川の中にある藻も、さらに川の美しさを演出しているようですね。
雀らも 海かけて飛べ 吹き流し
こちらの俳句は、昭和に活躍した俳人、石田波郷が詠んだ俳句です。
俳句の中に吹き流しが出てくることから、こいのぼりが大空を泳いでいる頃を想像できますね。
石田波郷はこの俳句に、自分の子供の明るい未来への希望が込められています。
この俳句を詠んだ頃に、石田波郷に長男が生まれ太平洋戦争があり、戦争に招集されました。
もしかしたらもう会うことがない子供を思って俳句を作ったのでしょう。
石田波郷は雀を子供の姿に見立て、海を力強く健やかに飛んで行ってほしいといったエールを、俳句を通して伝えていますよ。
おわりに
5月の自然や季節の風景を題材にした俳句は、心にやさしい彩りを添えてくれます。
日々の暮らしの中で季節を感じることは、気持ちを明るく前向きにしてくれる大切な時間ですよね。
今回ご紹介した俳句をきっかけに、ぜひ身近な自然や日常の一コマに目を向け、自由に俳句を楽しんでみてください。
これからも、季節ごとの美しさを味わいながら、心豊かなひとときを過ごしていきましょう。


