【高齢者向け】5月を楽しもう!オススメレクリエーションやゲーム
5月はイベントがたくさんありますよね。
「こどもの日」や「母の日」のほか、「メイクの日」や「百人一首の日」があるのは知っていましたか?
この記事では、高齢者の方向けの5月にちなんだレクリエーションやゲームをご紹介します。
「5月のレクは何をしようかな?」と考えている方にオススメですよ。
暖かい気候なので、屋内だけでなく屋外でレクリエーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
高齢者の方の心身が豊かになりますよ。
こちらのレクリエーションを通して、5月の季節感を味わいましょう。
【高齢者向け】5月を楽しもう!オススメレクリエーションやゲーム(1〜5)
介護体操「茶摘み」

八十八夜とは、立春から数えて88日目にあたる日の事で、古くから茶摘みや田植えなどの農作業を始める目安とされてきました。
今回はその「茶摘み」の音楽に合わせた体操をご紹介します。
まずは準備運動を兼ねて、体の動きを確認しましょう。
歌詞に沿った動きとなっているため、覚えやすいですよ。
音楽に合わせておこなう場合は節目の手拍子も忘れないようにしましょう。
最初は動きに気を取られることが多いかもと思いますが、慣れてきたら速度を変えたり、歌いながらおこなうなど、さまざまなバリエーションでも楽しめますよ。
考えながら体を動かし、歌う、といった複数の活動を同時におこなう事は脳トレとしての効果も期待できるため、高齢者施設のレクリエーションとしてもオススメです。
ちまき作り

端午の節句でおなじみのちまき。
本来の意味である無病息災を祈念して、作り方をご紹介します。
上新粉、もち粉、上白糖、水を用意し、だまにならないよう、数回に分け入れて混ぜますまとまりが出たら、様子を見ながら電子レンジで加熱し、透明でつやのある状態を目指します。
濡らして固く絞った布巾の上に乗せ、コシが出るまでこねたら、一度冷水につけて粗熱を取りましょう。
もちを細長く切り、円すい形を整えます。
笹の葉は艶のある面を上にし、2枚ずらして置いたらもちをのせて包みます。
井草を通し、葉に巻き付けたら完成です。
食べる前には子供の頃を思い出し、昔話にも花が咲きそうですね。
母の日イベント

母の日。
あらためて伝えるのは照れくさいものですが、良い機会ですのでお母さんに感謝の意を伝えてみませんか。
テーブルにはフラワーアレンジメントで華やか演出し、優雅にケーキを召し上がっていただきましょう。
夕食も普段とは違うハイカラなお料理をご用意。
非日常を感じることは、認知機能の低下予防のための良い刺激になることはもちろん、良い思い出になることでしょう。
もちろん忘れてはならないのがカーネーションのお花。
プレゼントの際には一緒に記念写真も撮りましょう。
きっと喜んでいただけますよ。
田植えゲーム

5月頃になると、田植えが多くなる時期ですよね。
水田が近くにある環境にお住まいの方なら、稲が植えられた一面が緑色の景色を見られることでしょう。
そんな風景を、高齢者の方向けの田植えゲームで楽しんでみましょう。
現在は、田植えといえば機械でおこなうことが多いかと思います。
ですがこの田植えゲームでは、手で稲のかわりのフェルトを植えていきますよ。
稲を植える田んぼには、段ボールに丸く穴を開けたものを用意してくださいね。
段ボールの穴に、より多くフェルトの稲を植えた方が勝ちです。
田植えゲームで、かつて田植えをした思い出を思いだす高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
茶摘みゲーム

「夏も近づく八十八夜」のフレーズでおなじみの茶摘み。
今回はその八十八夜にちなんだゲームをご紹介します。
緑と黄緑色の折り紙を用意し、円すい型に丸めます。
大きさも大小用意すると良いでしょう。
緑の葉と、黄緑の若葉と、それぞれ収穫できるよう、使い捨ての容器を2つ用意します。
ダンボールの箱には新聞紙を緑色に染めたものを置いておきましょう。
折り紙をその中に入れたら準備万端。
合図とともに、葉と若葉を選びながら収穫します。
速さを競ったり、時間内の収穫数を競ったり、ピンセットでおこなうなど、やり方もさまざまです。
指先の訓練や、理解・判断力の向上にも効果が期待できます。
ぜひおこなってみてくださいね。