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【高齢者向け】5月の俳句紹介。楽しいレクリエーション

【高齢者向け】5月の俳句紹介。楽しいレクリエーション
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5月といえば、さわやかな新緑とやさしい風が心地よい季節ですよね。

自然の変化を感じるこの時期に、俳句を楽しむのはぴったりの過ごし方ですよね!

季節を詠む俳句は、高齢者の方にも心の豊かさやリフレッシュをもたらしてくれるはず。

でも「どんな俳句が5月に合うのかわからない」「季節感をうまく取り入れられない」と悩んでしまうこともあるかもしれません。

そこでこの記事では、5月にぴったりの俳句をご紹介します!

自然や季節を感じながら、俳句の世界を一緒に楽しんでみませんか?

【高齢者向け】5月の俳句紹介。楽しいレクリエーション(1〜10)

笋の うんぷてんぷの 出所かな小林一茶

笋の うんぷてんぷの 出所かな小林一茶

この句にある「うんぷてんぷ」は、漢字にすると「運否天賦」です。

運や不運は天命である、運を天に任せる、という意味ですね。

つまりこの句は、季語である笋の出所は天が決めると言っているのでしょう。

あえて運否天賦という言葉を使うのが、小林一茶らしいと言えるかもしれません。

三月ごろになると春の味覚である笋掘りに出かける方も多いですよね。

なかなか見つからないその姿に諦めそうになったとき、この句を思い出すかもしれません。

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    子供等よ 昼顔咲きぬ 瓜剥かん

    子供等よ 昼顔咲きぬ 瓜剥かん

    松尾芭蕉は世界的にも知られる日本史上、最高の俳諧師の一人です。

    松尾芭蕉が詠んだ「子供等よ 昼顔咲きぬ 瓜剥かん」からは、元気な子供達の姿も想像できる俳句です。

    昼顔が咲く頃は今いまかと待ちわびている子供達に向かって松尾芭蕉が声をかけたようですね。

    日常の様子の一コマから、自然や植物を通じて季節が感じられ、松尾芭蕉の優しさも伝わってきます。

    ウリを食べる子供達の嬉しい顔も、想像できそうですね。

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      田一枚 植えて立ち去る 柳かな

      田一枚 植えて立ち去る 柳かな

      松尾芭蕉は江戸時代前期に活躍した俳諧師であり、俳聖として世界的にも知られる、日本史上、最高の俳諧師の1人です。

      特に自分の旅の様子を記した紀行文「奥の細道」が有名です。

      この句では複数の解釈があるとされています。

      「農民たちが田を1枚植えて立ち去り、後に残されたのは柳のみであった」や、「農民たちが田を1枚植える間、私は柳を見ていたが、田植えも終わって農民たちが去ったので、私も立ち去ろうと思う。

      後に残るのは柳のみた」などです。

      ほんの小さな生活の一場面を切り抜き、その意味を考えされてくれるこの句は、松尾芭蕉ならではと言えるでしょう。

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        うすうすと 窓に日のさす 五月かな

        うすうすと 窓に日のさす 五月かな

        5月はすがすがしく、過ごしやすい季節ですよね。

        木々の枝からは新緑も出はじめ、生命力の強さも感じられます。

        冬や春とは違い、日差しも強くなる季節です。

        「うすうすと 窓に日のさす 五月かな」この俳句を詠んだ正岡子規も、5月を感じて詠んだそうです。

        キラキラとした太陽の日差しが、窓から差し込んできているようですね。

        ですが、勢いも感じる5月と反対に病気を患った正岡子規の様子も詠まれていますよ。

        爽やかな5月ですが、正岡子規にとっては、苦手な季節でもあったようです。

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          うつすらと からかみ青き 五月かな

          うつすらと からかみ青き 五月かな

          優しく澄んだ初夏の空気を感じさせる言葉です。

          山口誓子さんが詠んだこの一句は、ふすまの向こうに見える淡い新緑の景色を通して、5月の清々しい雰囲気を伝えています。

          高齢者向けのレクリエーションとしては、この俳句を鑑賞したあと実際に屋外へ出て新緑を楽しんだり、折り紙や水彩画で自分なりの5月の風景を表現する活動がぴったりです。

          自然に親しみながら想像力を広げる時間は、心身のリフレッシュにもつながります。

          制作した作品を並べて小さな作品展を開けば参加者同士の会話も弾み、季節の移ろいを共に感じる素敵な時間を過ごせるでしょう。

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            おもしろく ふくらむ風や 鯉幟

            おもしろく ふくらむ風や 鯉幟

            正岡子規は愛媛県出身の俳人、歌人、国語学研究科で、明治を代表する文学者の1人です。

            この句では、五月晴れの青空の中、風を受けて楽しそうに泳いでるように見える鯉のぼりを詠っており、そこに吹いている風や、鯉のぼりを喜んでみているであろう子供達の姿が目に浮かぶようです。

            端午の節句に我が子の健やかな成長を願って鯉のぼりを飾る、という風習は昨今の日本ではあまり見られなくなりました。

            こうした現代において、この句は古き良き時代にタイムスリップし、当時を思い出させてくれるようです。

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              みかん山 海見下ろして 五月尽

              みかん山 海見下ろして 五月尽

              この俳句を詠んだのは、大正から昭和にかけて活躍した女性の俳人細見綾子です。

              大正時代には、女性の俳人も増え、女性ならではの生活に密着した俳句が詠まれました。

              細見綾子は、季節感を重視した俳句を多く詠んでいますよ。

              「みかん山 海見下ろして 五月尽」も、5月の日常を詠んでいるようですね。

              五月尽とは五月の末日という意味ですよ。

              新緑が美しいみかん畑ですが、明日からは6月となりジメジメとした季節がやってきます。

              爽やかな季節から、雨が降り続く梅雨になり盛夏になる。

              五月尽からは、そんな自然に向き合って生きていく様子も伺えますね。

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