RAG Musicレクリエーション
素敵なシニアライフ

【高齢者向け】4月の俳句。盛り上がる

【高齢者向け】4月の俳句。盛り上がる
最終更新:

4月は、桜の花が満開を迎え、新たな始まりを感じさせる季節ですよね。

外に出たくなるこの時期、俳句を通じてその美しさを表現してみませんか?

俳句は、五七五で季節の変化を感じながら、自分の思いを言葉にする日本の伝統的な文化です。

特に高齢者の方にとっては、昔懐かしい春の思い出を振り返りながら、新たな発見や会話が生まれる楽しい活動になります。

4月の風物詩を感じながら、みんなで盛り上がる俳句の時間を過ごしてみましょう。

【高齢者向け】4月の俳句。盛り上がる(1〜10)

雀の子 そこのけそこのけ 御馬が通る小林一茶

雀の子 そこのけそこのけ 御馬が通る小林一茶

季語である「雀の子」は春を表す言葉です。

またこの句は破調といって、俳句の定型である5、7、5を破った形になっています。

そうすることでインパクトを与え、口ずさみやすいリズムにしているのですね。

この句では雀に対して、早くそこからどかないと馬に踏みつぶされるよと言っています。

小さな雀の命を守りたいというやさしい人柄が伝わってくる作品です。

この俳句は、小林一茶が信濃で過ごした際の句をまとめた文集『おらが春』に収録されていますよ。

    0 / 100 文字

    空をゆく ひとかたまりの 花吹雪

    空をゆく ひとかたまりの 花吹雪

    高野素十は茨城県出身の俳人であり、高浜虚子に師事して俳句雑誌「ホトトギス」で活躍しました。

    また医師としても研究をおこなっています。

    この句は現代語に訳すると、風に舞い上がった花吹雪が、ひとかたまりになって空へと舞って行ったよ。

    という内容です。

    桜の時期、まるで桜が意志を持っているかのように空へ向かって行く。

    そんな桜の散り際や、風の吹いている様子が思い浮かびますね。

    また、散ってもそれで終わりではなく、空へ消えるその時さえも美しいと感じる気持ちが込められているのかもしれませんね。

    桜の季節には、風に舞う花びらの行方も気にしてみてはいかがでしょうか?

      0 / 100 文字

      長閑さや 早き月日を 忘れたる

      長閑さや 早き月日を 忘れたる

      長閑と書いて「のどか」と読みます。

      厳しい寒さが続いた冬が終わり、草の芽や花の芽がゆっくりと膨らみ始める、そんな暖かな時間を長閑に過ごす、まさに春ならではの感覚だと思います。

      一日一日は仕事や勉強に追われっぱなしで長く感じるのに、人生はあっという間に過ぎてゆく。

      そんな月日の早さの中に1日くらい春を楽しむ日があってもいいでしょう、と俳句が語り掛けてくるかのようです。

      作者の炭太衹さんは江戸時代中期の俳人です。

      あの蕪村さんとも交流があったとか。

        0 / 100 文字

        行く春や 鳥啼き魚の 目は泪

        行く春や 鳥啼き魚の 目は泪

        「行く春や 鳥啼き魚の 目は泪」は、松尾芭蕉の奥の細道に収録されている俳句です。

        春は、スタートの時期で新たな出会いが多いですよね。

        その反面、別れも多くある季節です。

        この俳句は松尾芭蕉が、東北と北陸を150日の日数をかけて旅に出ます。

        後に言われる、有名な奥の細道です。

        旅にでるときには、芭蕉の門弟や友人など多くの方が集まり別れを惜しんでいたそうですよ。

        鳥のなき声が悲しく聞こえ、魚も目に涙をためていると詠んでいることから、芭蕉はもちろん、その場にいたみんなが芭蕉との別れを悲しんでいることがわかりますね。

          0 / 100 文字

          葉ざくらの ひと木淋しや 堂の前

          炭太祇は江戸時代中期の俳人です。

          京都島原の遊郭内にて不夜庵を作り、遊女に俳諧や手習いの教授をおこない、花街の活性化に務めました。

          後に盟友であった与謝蕪村と三菓社結成に参加しています。

          この句で詠まれている葉桜は夏の季語であり、堂の前に咲いていた桜の木の花が散り、葉ざくらになってしまったという惜しむ思いが込められています。

          しかし、かれんな花びらが落ちた後は寂しく見えても、青々とした葉の爽やかさや力強さが感じられるという側面もあります。

          日本人の桜を思う気持ちはやはり特別なのかもしれませんね。

            0 / 100 文字

            うららかや 雀ひばりに 鳴き交じり

            うららかや 雀ひばりに 鳴き交じり

            大正から昭和にかけて活躍した日野草城の俳句をご紹介します。

            「うららかや 雀ひばりに 鳴き交じり」の俳句にある、ひばりは春を告げる鳥として知られています。

            いつも聞いている雀の声が、ひばりのさえずりに混ざって聞こえて春を感じている様子がわかりますね。

            さらに空は晴れ渡り、太陽の日差しも柔らかなことだったのでしょう。

            地域によっては、鳥の声も感じづらいところも現在はあるかもしれません。

            かつての日本では、自然の変化で季節の移り変わりを知れたのでしょうね。

              0 / 100 文字

              ほろほろと 山吹散るか 滝の音

              ほろほろと 山吹散るか 滝の音

              みなさんご存じ松尾芭蕉さんの句です。

              学生のときには『奥の細道』を勉強し、俳句のいくつかを暗唱させられましたよね。

              学校で国語や古典を習ったのが昨日のようです。

              山吹は春に見られる花で黄色がイメージされます。

              その花が散るというのですから春の終わりから夏が訪れる頃を思い浮かべられます。

              「季節の移ろいを感じられる日本に生れて良かった」とそんなことさえ思いますよね。

              滝の永遠と散る花の対比もまたこの俳句の鑑賞ポイントです。

                0 / 100 文字

                この記事はお役に立ちましたか?

                問題を報告する