【高齢者向け】楽しく脳トレ！金星にまつわる雑学クイズ＆豆知識問題

約460℃

金星の地表は温室効果により、とても高温。

昼夜関係なく約460℃まで達します。

460℃といえば、鉛が溶けるほどの温度です。

金星は太陽系のなかで最も高温の惑星として知られています。

太陽の光を強く反射するから

金星は分厚い大気と雲が太陽の光をよく反射するため、私たちからとても明るく見えます。

金星自体が光っているわけではなく、太陽の光を鏡のようにはね返しているのです。

ちなみに金星を覆う雲は硫黄を含んだ硫酸でできています。

姉妹惑星

金星は大きさや重さ、組成が地球にとてもよく似ていることから、「地球の姉妹惑星」と呼ばれています。

しかし金星と地球では大気の環境はまったく異なるため、地球のように人間が住むことはできません。

硫酸の雨が降っている

金星は暑い雲で覆われていますが、この雲の正体はなんと濃硫酸。

この濃硫酸の雲は金星の空全体を切れ目なく覆っており、その雲から硫酸のしずくが雨のように降っています。

しかしこの雨は、金星の高温により蒸発するため、地表まで到達することはありません。

スーパーローテーション

金星の大気で見られる強い風は「スーパーローテーション」と呼ばれています。

これは、金星の自転速度よりもはるかに速い速度で、大気が惑星を取り巻いて流れる現象のことです。

その風速は上空60キロメートル地点で時速400キロメートルにも上るそうですよ。

ほぼ同じ大きさ

金星の直径は約12,104km、地球の直径は約12,742kmです。

つまり、金星の直径は地球とほぼ同じで、約95％の大きさです。

重さも地球と似ており、内部構造も地球とほぼ同じとされています。

金星が地球より内側の軌道を公転しているから

金星は地球より太陽に近い内側の軌道を公転しています。

そのため金星の満ちた状態のときには地球から見て、金星は太陽の真後ろ側に位置し、太陽の光によって完全には観測できなくなります。

つまり金星は地球から見ると満ち欠けがあり、満月のようなまん丸の形の状態では観測できません。