はなむけの言葉に込めたい名言。心に響く偉人のメッセージ
大切な人への別れを前に、心からの「はなむけの言葉」を贈りたいと考えている方も多いのではないでしょうか？
歴史に名を残す偉人たちも、旅立ちの場面で心に響く言葉を残しています。
この記事では、別れを前にした大切な瞬間に贈りたい、心温まる名言の数々をご紹介します。
あなたの言葉と共に贈る、偉人たちが遺した珠玉のメッセージが、旅立つ人の背中を優しく押してくれることでしょう。
はなむけの言葉に込めたい名言。心に響く偉人のメッセージ（1〜10）
必要なのは、勇気ではなく、覚悟。決めてしまえば、すべては動き始める高橋歩
実業家でさまざまな民間非営利団体を立ち上げたりもしている高橋歩さん。
実際にやってきたからこその言葉ともいえるこちらの名言は、重みがあります。
勇気というと、ただ感情がおもむくままにむちゃをすることも含まれますが、覚悟というと腹をくくるというか、どんな結果になったとしても責任をとるぞ、なんとしても成功させるぞという決意が含まれている感じがします。
心の中で決めてしまうということが、結果にもつながっていくのでしょう。
かっこいいですね。
事を成し遂げる秘訣は、ただ一つの事に集中することにある。エイブラハム・リンカーン
「奴隷解放の父」「史上最高の大統領」など、アメリカ国内でも未だ人気の高い政治家、エイブラハム・リンカーン氏。
「事を成し遂げる秘訣は、ただ一つの事に集中することにある」という名言は、希望を抱いて新しい一歩を踏み出す人へのメッセージとしておすすめですよ。
人は夢や目標を持っていても別のことに気を取られてしまったり、本来頑張るべきところではないところで思い悩んでしまったりしがちです。
しかし、何かを成し遂げるには集中して取り組む時間が必要ですよね。
他の何もかもを犠牲にとまではいかなくても、脇目を振らない時期も必要だと教えてくれる名言なのではないでしょうか。
あなたにとっての最も大きな冒険は、あなたの夢に生きることオプラ・ウィンフリー
テレビ番組の司会者でプロデューサー、慈善家でもある彼女。
冒険というとかなりの時間やお金を費やしそうですが、彼女のこちらの名言は、冒険というのはそんなところでなくてもいつでも経験できるものなのだということを私たちに伝えています。
何も変わらないと思える毎日の生活の中にも、十分に冒険のできる余地はあるし、自分の夢を自覚することによって毎日が冒険になっていくともいえるのではないでしょうか。
そう思うと毎日が愛おしく感じてきますよね。
人生とは自分を見つけることではない。人生とは自分を創ることであるジョージ・バーナード・ショー
アイルランド出身の劇作家で、1925年にはノーベル文学賞を受賞したジョージ・バーナード・ショーさん。
彼は『ピグマリオン』などを書きました。
そんな彼のこちらの名言は、人生とはすでに完成された自分というものを探すのではなく、能動的に自分というものを作り上げていくものだ、といっています。
この名言を聞いただけで、自分の人生を自分で創造するということは楽しそうだと思えてきませんか。
そして自分のやり方によってどうにでもなるのだという自由さがすばらしいです。
じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め。ナポレオン・ボナパルト
革命期の英雄であり、フランス第一帝政の皇帝として軍事独裁政権を確立した軍人、ナポレオン・ボナパルト氏。
「じっくり考えろ しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め」という名言は、何かを成し遂げる時に必要なプロセスを教えてくれていますよね。
考えなしに進んでしまえば失敗は多く、考え過ぎて行動しなければ何も変わりません。
必要なことをしっかり考え、その上で全力で突き進めというメッセージは、新たな世界へ向かう人へのエールになるのではないでしょうか。
革命家ならではの説得力もある、はなむけの言葉にぴったりの名言です。
どんな人間も、自分が思っている以上のことができるヘンリー・フォード
フォード・モーターの創設者として知られ、自動車王とも称されているアメリカ出身の起業家、ヘンリー・フォード氏。
「どんな人間も、自分が思っている以上のことができる」という名言からは、勇気をもらえる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
多くの人は自分の経験などから限界を決めてしまい、夢や目標を諦めてしまいがちです。
しかし、自分の能力が自分の想像を超える可能性があるならば、頑張ってみようと思えますよね。
自分に自信が持てない人にこそ覚えておいてほしい、はなむけの言葉としておすすめの勇気をくれる名言です。
自分の生きる人生を愛せ。自分の愛する人生を生きろボブ・マーリー
ボブ・マーリーは、レゲエの神様のような存在であり、その曲には愛や平和、自由を歌ったものがたくさんあります。
その曲や、彼が残した名言は人々の心の支えになっているものが多く、彼の生き方や精神がまっすぐで濁りのないものだったことを物語っています。
そんな彼のこちらの名言は、自分の人生や置かれた環境を恨んだり嫌だと思ったりするひまがあれば、自分が愛せる環境や人生を自らの手で選べ、と伝えたいのではないでしょうか。
夢を追って、失敗してもいいじゃない。それでも何とかなるものよ。マヤ・アンジェロウ
詩人、歌手、俳優としても活躍し、1950年代から1960年代にかけて起こったアフリカ系アメリカ人公民権運動にも参加していた活動家、マヤ・アンジェロウ氏。
「夢を追って、失敗してもいいじゃない それでも何とかなるものよ」という名言は、頑張りすぎている人の肩の力を抜くきっかけをくれるのではないでしょうか。
完璧主義な人ほど夢に向かってストイックになるため、どうしても実現させたい、実現できなければ何もかも終わってしまうと自分を追い込みがちになってしまいます。
しかし、夢を追った経験は決して無駄にはならないですし、目標が達成できなくても人生には幸せがいくらでもあると教えてくれているメッセージです。
人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ。リチャード・ニクソン
連邦下院議員、連邦上院議員、副大統領を経て、第37代大統領に上り詰めたアメリカ出身の政治家、リチャード・ニクソン氏。
「人間は負けたら終わりなのではない 辞めたら終わりなのだ」という名言は、まさにリチャード・ニクソン氏の政治家人生とリンクする説得力がありますよね。
人生では誰かと戦って負ける場面もあるかもしれませんが、そこで辞めてしまわなければ夢は追い続けられるというメッセージは、はなむけの言葉としても伝えたいメッセージなのではないでしょうか。
新しい門出を迎える人だけでなく、今まさに負けて諦めそうな人にも贈りたい名言です。
後ろを振り向く必要はない。あなたの前には、いくらでも道があるのだから魯迅
小説家や翻訳家としても活動し、日本の国語教科書にもその作品が収録されている中国出身の思想家、魯迅氏。
「後ろを振り向く必要はない あなたの前には、いくらでも道があるのだから」という名言は、まさにこれから新しい門出を迎える人にぴったりのメッセージですよね。
すでに起こってしまった過去の出来事というものは心に鮮明に残ってしまい、それが心や行動を縛ってしまいがちです。
しかし、未来には無限の可能性が広がっているのだから、気持ちを新たに歩いて行けと背中を押してくれる名言です。
はなむけの言葉に込めたい名言。心に響く偉人のメッセージ（11〜20）
自分の道を進む人は、誰でも英雄です。ヘルマンヘッセ
穏やかな人間の生き方を描いた作品を数多く世に送り出し、ノーベル文学賞も受賞している作家、ヘルマン・ヘッセ氏。
「自分の道を進む人は、誰でも英雄です」という名言は、新しい門出をする人の背中を押すメッセージですよね。
何を目指し、どんな人生を歩もうが、自分で決めた道を進む人は誰もが英雄であると肯定してくれる言葉からは、勇気をもらえる人も多いのではないでしょうか。
はなむけの言葉としておすすめしたい、心が救われる名言です。
高い塔を建ててみなければ、新たな水平線は見えてこない。川口淳一郎
内閣官房の宇宙開発戦略本部事務局において局長を務めた経歴もある宇宙工学者、川口淳一郎さん。
「高い塔を建ててみなければ、新たな水平線は見えてこない」という名言は、成長を続ける重要性を説いていますよね。
人は現在の目線で見えるものにしか意識を向けられず、それ以上は想像できません。
しかし、何かを成し遂げることで新たな景色が広がり、夢や目標も更新されていくのではないでしょうか。
新しい門出を迎える人の背中を押し、大切な考え方を教えてくれているメッセージです。
志を立てるのに遅すぎるということはない。スタンリー・ボールドウィン
保守党の政治家として大臣職を歴任し、1923年は三度にわたって首相を務めたイギリス出身の実業家、スタンリー・ボールドウィン氏。
「志を立てるのに遅すぎるということはない」という名言は、年齢を重ねている人ほど心に響くのではないでしょうか。
世間では若い力を求める風潮が強く、一定の年齢を過ぎているだけで戦力外と言われてしまうことも少なくありませんよね。
しかし、人生においては志をいつ立てても良いと教えてくれています。
まだ若い世代の人にはピンとこないかもしれませんが、いつか分かる時のためにはなむけの言葉として贈りたいメッセージです。
人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ。岡本太郎
1970年の万国博覧会においてテーマ展示のプロデューサーに就任し、太陽の塔を製作したことでも知られている芸術家、岡本太郎氏。
「人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ」という名言からは、覚悟を決める重要性を感じられるのではないでしょうか。
人は多かれ少なかれ周りにいる人の言動や行動に左右されてしまいがちです。
しかし、本当に大切なことは自分で考えて行動しなければ、誰のための人生なのか分からなくなってしまいます。
はなむけの言葉として伝えてほしい、忘れてはいけないメッセージです。
あたらしい門出をする者には新しい道がひらける。相田みつを
平易な詩を独特の書体で書いた作品が時代を超えて愛されている詩人、相田みつを氏。
「あたらしい門出をする者には新しい道がひらける」という名言は、当たり前でありながら忘れがちなことを思い出させてくれますよね。
どんなことでも始めてみなければ進みませんし、変化も起こりません。
どんな一歩であれ踏み出したことが重要で、それこそが新しい世界だと教えてくれているのではないでしょうか。
言葉どおり、新しい門出をする人に贈ってほしいメッセージです。
おわりに
はなむけの言葉には、贈り手の願いと受け手への期待が込められています。
先人たちが残した名言の数々もまた、私たちへの大切なはなむけといえるでしょう。
この記事で紹介した心に響く言葉を、人生の転機やこれからの道しるべとして、ぜひ大切な方へ贈ってみてはいかがでしょうか。